A:事実関係

「このままでは日本はアメリカの“技術属国”になる。元駐中国大使・丹羽宇一郎氏の警告」

Bussiness Insider

対中貿易摩擦が再燃する中、トランプ米大統領が中国の通信機器大手、ファーウェイ(華為技術)の排除を目指した制裁措置を発動、米中対立は新たなステージ。

―― トランプ大統領はファーウェイを世界市場から排除する「カード」を切りました。貿易摩擦という「取引可能」な舞台からいきなり「本丸」に迫ろうとしているように見えます。

丹羽宇一郎(以下、丹羽):アメリカは排除の理由に、情報の窃取など安全保障上の理由を挙げていますが、証拠の要望に答えを出していない。トランプさんの言っていることは「どこまで本当なのか」と疑ってしまう。

移動通信システムの新世代をとってしまった。だから焦っているのではないかと、懸念する人も多い。

―― 5Gをめぐる