A- 1事実関係1
(CNN) 英次期首相を決める与党・保守党の党首選で欧州連合(EU)離脱強硬派のボリス・ジョンソン前外相(55)が選出されたことを受け、トランプ米大統領は同氏が素晴らしい首相になるとツイートして祝意を表した。
ジョンソン氏はロンドン市長を経て2016年に外相となり、EU離脱の是非を問う同年の国民投票で離脱派を主導した人物。23日の党首選では得票率66%で対立候補のハント外相を破った。
A-2 ニューヨーク・タイムズ紙掲載論評「ボリス・ジョンソンは英国(Britain)がいかに終わるか」を掲載。
筆者はJames Butler、左翼系メディアNovara Mediaの共同創設者。ガーディアン紙などに寄稿。
・ボリス・ジョンソンにとって、嘘は息を吸う如く自然に出る。彼は1945年以降、英国に影響を与える最も複雑で御しにくい政治的危機に直面する。英国の政治システムは
コメント
コメントを書く>ジョンソンは政府の統治より、自己の勝利を優先する。
民主主義の国の政治家ってほとんどがそうですよ。
自分の利益のためには巨大な国益の喪失がともなうことでも
割合平気でやります。
彼らが考える最長の未来は次の選挙までです。
「中国の政治家」はその点大きいアドバンテージを持っています。
数十年先を俯瞰して政治ができる。
ロシアのプーチンの西欧諸国への警告(NATOのロシア攻撃は西欧諸国が戦場になる)が効き目を発揮し、NATOの意義がうすれつつある。加えて英国のEU離脱の問題が起き、EUのタガが緩み始めた。ドイツ経済頼みのユーロ通貨はフランス、スペイン、イタリアの財政を圧迫し、EU崩壊に向かって徐々に西欧は動いて行こう。それにつれて、米国の西欧諸国へのグリップも緩んで行く。
ロシアにとってはロシア産の天然ガスのはけ口として近接の西欧諸国は重要だ。その供給が成れば、米国の横暴も抑制され、世界平和にとっては良い傾向を生みだそう。東アジア諸国は今西欧で起こっていることを良く注視し、良い傾向だけを学び取り採用することが肝要だ。