米国大統領選でバイデンの優位が継続している。バイデンが大統領に選出された時に、菅首相首相との関係はどの様なものになると予想されるか。
バイデン政権の基本は、金融資本と軍産複合体の意向を実施することにある。何よりも一致した政策は「反トランプ」である。
ただ、今次予備選では、サンダースやエリザベス・ウォーレンが台頭した様に急進左派勢力の発言力の拡大がある。彼らは高額所得者や大資産保有者への課税拡大を主張したが、その実現はない。ただし、急進左派の主張を全面的に排除する訳にも行かない。気候変動への対応が最も受け入れられやすい政策となる。ここでは、気候変動に関する学術的見解を排斥してきたトランプの姿勢への攻撃が含まれる。
こうした基本姿勢を前提に、バイデン大統領と菅首相の関係がどうなるかを見てみたい。
菅首相の基本は安倍路線の継承にある。それは外交政策に反映され、菅首相は就任後、先ず、トランプ大統
孫崎享のつぶやき
英国代表誌「ネイチャー」が学問の自由を侵す例としてトランプと並び、菅首相の日本学術会議圧力を紹介。米国誌『サイエンス』も紹介。バイデンは大統領時気候変動重視の人々を受け入れざるを得ない。彼らは学問軽視のトランプ批判。菅首相へ批判へ。
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コメント
コメントを書く日本学術会議は日本国民の為にその専門知識を使い提言を行うので国の組織かもしれないけれど断じて政府の機関では無いと思う。
政府に忖度するような専門家なんて信用できないし忖度専門家集団の「専門家のご意見」なんて真っ平ごめんではないですか。
国民としては血税を国民の幸福の為に使って欲しいので、政治から独立性の高い学術会議が税金で運営されることに大いに賛成です。
そもそも日本がこれほど凋落したのは「反知性主義」の横行と学問へのリスペクトの低下が原因ではないかと思っています。
中曾根首相は専門家集団に大いに議論してもらって提言を出してもらい、政治的判断は政府が責任を持って行うという姿勢を崩さなかったそうです。
個人的には中曾根という人は好きになれませんが政治家として菅よりよっぽどましだと思います。
菅首相は日本を戦争に持って行きたいのでしょうか。
第二次安倍内閣は科学無視です。この基本精神は神道ですから、そうなります。
東条さんも科学無視でしたから、共通してます。安倍さんとトランプは兄弟分みたいに仲良くなった。トランプも旧約聖書を信奉してますから、科学無視です。今も尚、コロナをCHINA FLUと言っていた。今の学説ではイタリアとスペインと武漢はほぼ同じ時期に発生し、その前に既にカリフォルニアではコロナによる肺炎が発生していたと言う科学者もいるのです。トランプはそれらを全部無視して「鬼畜中国」といわんばかりに喚いてます。感染症に対処するには科学しかありません。
安倍氏も科学を無視する点ではひどかった。そう言えば可哀想だけど、科学無視の専門家の言い分を信じてコロナに対応したのです。
現在、毎日、何百人もの感染者が報告され、日本の感染者は明日、明後日には中国の感染者累計を凌駕します。死者も確実に増えているのです。なのに、菅さん、何もやってない。口下手だから、猶更不気味で、経済はシュリンクするばかりです。科学者軽視は安倍氏と同じ。いや、トランプと似ている。
昨日、ポンペオという乱暴者と握手して菅さんは笑みを浮かべた。
それは米コロニーの総督そのものの笑みだった。主権者のそれではなかった。
水戸黄門の「印籠」、戦前の天皇陛下の「御意」と、英国科学誌「ネイチュア」が重なり合い、一瞬めまいがした。
学問の自律は現代の学術研究を支える基盤でこれが損なわれれば「人々の健康・環境・社会の健全性を危機にさらす」と警告した。
納得できる点は
①トランプ大統領コロナパンデミック無視とか気候温暖化変動無視の非科学的言動である。
②ブラジル ボルソナロ大統領のアマゾン森林破壊に関する国立宇宙研究所長解任である。
科学の問題と異なり、一国の組織に対する行政府の任命拒否のような内政問題に干渉を行うが、中国政府香港自治問題に何ら異論を唱えない英国誌に対して世界的権威があるといっても、だれも納得しないでしょう。
>>3
科学専門雑誌が科学者に対する政治の、道理を欠き、
法に反する可能性も指摘される事柄を批判する時、
それなら中国の香港自治勢力に対する弾圧も批判しろって、
そうでなければお前の権威なんか認めないぞって
それ相当おかしいですね。
あなたの話はいつも香港やらウイグルやらに行ってしまう。
>>4
「法に反する可能性も指摘される」
実質的には現在の委員が次の後継者を指名し推薦することになっており、学術会議として105名の候補者の任命を首相に要請することになっている。
一方、首相は自分の政府では「前例を踏襲せず」、総合的・俯瞰的に鑑み、6名は任命しない判断をした、と答えている。
どこに法的問題があるかわからない。法的に問題があるのであれば、即訴訟に移ればよいのでないか。また、任命しない個別の理由を明確化しろというのであれば、裁判の中で要求していけば済むこと。争いごとがあれば、裁判で決着させるのが立憲民主主義のルールです。
>>3
やっぱり、貴殿は病的に可笑しい。
学問の自由を冒す菅氏については、NATURE誌にとっては無視出来ない。科学研究、学問の自由は一国の内政の問題では無くユニバーサル・マターです。
香港自治問題、は私がゴロツキと呼んでいる米国の情報機関が香港を根城にして香港の若者を扇動したから、主権者たる中国政府としては許せなかったのです。一国二制度の枠組みを壊したのは米国情報部と一部の若者です。
このNATURE誌は真実を追求する雑誌です。世界支配を夢見てニューヨークやワシントンにアジトを置くアングロ・サクソンのプロパガンダ誌ではありません。貴殿の期待に応えるような程度の低い雑誌ではありません。
>>5
あなたってまあ物の見事に時の権力者に盲従するタイプの
メンタリティーなのですね。
全権委任の独裁者待望気質。
自民党は支持するけど、この点についてはなあ、というところが
ない。
まあ、体制支持の徹底ぶりがスガスガしい。
共産党の中国にでも生まれていればしあわせになれたのに。
>>7
幸せかどうかは、その人が判断するものであり、あなたは、何故、私が幸せでないといえるのですか。人のことを一方的に勝手に判断すると多くの人に嫌われますよ。
自民党を支持を支持しているわけでなく、本件は、削除したコメントで105名の推薦名簿を見ていないなどと言っている菅首相の馬鹿さ加減を指摘しました。「前例を踏襲しない。総合的、俯瞰的に判断した」という」言葉と矛盾が出てきます。明日以降だれが推薦文書を偽造したか大騒ぎになるのでしょう。野党の追及にどのように答えるのか。犠牲者が出るのではないかと心配しているのです。
> 菅首相首相との関係はどの様なものになると予想されるか。
現実はご説明通りの展開になるのだろうが、それにしてもである。
一体何時まで日本は米国に いちいち振り回され続けるのか。未来永劫なのか。
「戦争で負けたから仕方がない」━70年経ってもそのザマなのか。ドイツはそうでない。
「同じ白人だからだよ」━今や東洋人の国が米国を脅かす大国となっている。
「国力を考えても 米国>日本 は歴然だから、振り回されて当然」━だからこその東アジア共同体だろう。
本来なら、「誰が米国大統領になろうと日本の立場は変わらない。米国の対日政策には、アジアの一員として常に是々非々で応じる」━このように毅然と自立してこそだろう。無い物ねだりとは言え、日本がその方向で努力した形跡も大して無い。努力の余地はまだまだ大いにあるということだ。
強きにヘーコラ、弱きに足蹴の奴隷根性丸出しが首相になった今、これをV字の底として、コロナ禍の被害も相対的には軽度に収まっている日本は今こそ自立の道へ大きく舵を切るべきでないのか。
だが、国のことなど余り考えない方がいいのかもしれない。小澤征爾氏の言葉-
「国のことなんてあまり考えない。今そこにいる一人一人が大切。自分の父親が誰で、どんな友達がいて、どんなものを食べてきたか?ルーツを知っておくことが必要。
それなしにインターナショナルであろうとすると変なことになるのではないか?
機械を通さない空気だけを媒介とした音楽は本当に大切だ。それから受ける幸福感は聴衆の何人かには伝わる。音楽家にとってこれは大事で、たとえ彼等が音楽家に ならないにしても人生の喜びが新たに増えたと実感してくれることへの満足感は大きい」