ホセ・オルテガ・イ・ガセット(1883年- 1955年)は、スペインの哲学者。代表先に『大衆の反逆』。佐伯啓思著『近代の虚妄: 現代文明論序説』からの引用。
一切の歴史的経験や自らの経験を超えた偉大なものから学ぶという精神を失った人々は、もはや自分自身でものを考えるすべも持たない。
ところが高度な民主主義の政治は、こうした人々を政治の主役にしようとする。
かくて、実際には、ほとんど気分に左右され、社会の大勢に同調するだけの凡庸な人々が、その凡庸さをひとつの権利として、あるいは、政治的意見として主張するのである。
{今日の大衆は、彼等が喫茶店から得た結論を実社会に強制し、それを法の力を与える権利を持っていると信じているのである}と彼はいう。「法とは本来、過去の経験から積み上げられるものであり、法の中に暗示された経験は、間違いなく、喫茶店でのでまかせな政治主張よりは深いものを持っているであろう
孫崎享のつぶやき
政治思想:大衆・政治家と政治(オルテガの思想の紹介)「一切の歴史的経験や自らの経験を超えた偉大なものから学ぶという精神を失った人々は、もはや自分自身でものを考えるすべも持たない。ところが高度な民主主義の政治は、こうした人々を政治の主役にしようとする」
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コメント
コメントを書くわたしはちょっと前に中国は日本にとっては決して民主化しない
ほうが良い、もしも民主化すれば必ず選挙の候補者たちは
反日を競い、日本に対する共産党の弱腰をなじる。
それによって当選する議員も相当数いるはず、と書いた。
中国共産党という冷静な交渉相手を失う損失は日本にとって
いかばかりかと。
民衆などという存在が気分で超大国の進路を決めるのは
独裁者より危険。
田岡俊次による戦争好きな順位
1民衆
2マスコミ
3政治家
4軍人
>>6
確かにそうですよね。
>>3
ところで、貴殿は菅氏の対中国戦闘精神の旺盛な部分をどう評価しますか?折角ですから答えて下さいな。
>>8
日本人であれば、対中国戦闘精神まで強くなくとも好ましく思っていない人は90%を超えるのでしょう。あなたのような親中派は極めて珍しい。日本人であれば極めて当たり前の気持ちです。
ウイン ウインといって商売をしながら中国人を評価しない日本人。「狸とキツネの化かし合い」というより、日本人の方が上手なのでしょう。
>>9
なるほど、そういうお気持ちですか。
大衆と戦闘ということで考えさせられる本が一つあります。藤木久志氏の「雑兵たちの戦場」です。戦国大名たちは自国領の水呑み百姓をも扇動して隣りの敵の領地に侵入させ強姦略奪奴隷確保を自由にさせたというのです。確保した奴隷を伴天連に売却したのは当時の慣行だということです。
天下を平定した秀吉は奴隷売買はさすが気が引けて禁じている。問題は、平定後、失業者があふれ、ならずものが無数にたむろしたので、それらを半島に送り込み強姦略奪奴隷確保をさせたということです。それがいわゆる朝鮮征伐なんです。
私は思うんです。山縣有朋の日本軍が中国大陸で何をやったか、東条たちの兵が日中戦争で何をやったか、秀吉の朝鮮出兵軍の振る舞い、戦国大名の百姓たちの振る舞いと同質ではないかとね。
人民解放軍が一時も油断ならないのはCHANGEさんと同じセンチメントを有した大衆が90%以上もいるからでしょうね。菅さんが「突っ込め」と命令すれば、あっという間に国防婦人が続々生まれ、日本列島は戦時体制に突入するのは間違い無い。
本音を吐露していただいてありがとうございます。
>>5
まあ要するに昔の自民党議員は少なくとも今ほどは
バカではなかったし、自分よりはるかに優秀な官僚に
多くを丸投げしていたので今ほどの不都合はなかった。
それが世襲議員が増えてどんどん自民党議員がバカに
なってきた。
みぞゆうなどと聞き慣れない日本語を発しても悪びれず
むしろ民衆から面白がられる。
政治が身近になったとでも思ったのかな。
そしてそれに変わった政治家がなんと、せご(背後)とやる。
それでも民衆は、いくらなんでもこれはまずくないかなとは
考えない。
そしてなんとその政治家は自分のバカを自覚せず官邸主導だなど
といいつのり自分よりはるかに頭がよく知識もある官僚に対して
トップダウンの接触を基本とするようになった。
バカが自分のバカを軸しなくなるとほんとうに怖い。
菅が学術会員のメンバーが国立大学や中でも旧帝大に偏っている
ことを問題にした時は驚いた。
彼の頭の中ではそれらは平等にすべきものらしい。
私立大学出身者が一つも獲得していないノーベル賞などは
偏向がすぎるからノーベル委員会に文句でも言うのだろうか。
>>11
全くそうですね。
>>12
幕末の長州藩毛利公は殆ど痴呆症みたいに見えたとアーネストサトウは日記に書いています。安倍さんも長州出身。国会答弁を聞いているとそんな感じを受けます。勿論、現代ですから、こずるいそれに聞こえてきますが。
>ほとんど気分に左右され、社会の大勢に同調するだけの
凡庸な人々が、その凡庸さを一つの権利として、あるいは、
政治的意見として主張するのである。
好ましく思っていない人は90%を超えるのでしょうとか
日本人であれば極めて当たり前の気持ちとか
自分の主張にには別段論理も根拠も必要でなくふわふわした
意思と凡庸であろうが多数の同類がいればそれで安心。
本当は自分の意見などないのだが、主張はしたい、
やれやれ。
>>14
勉強しないというより、自分に都合の悪い情報はシャットアウトしているのでしょう。
「自分の主張には別段論理も根拠も必要でなくふわふわした意志と凡庸であろうが多数の同類がいればそれで安心。」
こんなことを言っていては、仲間が増えることがないのでしょう。データを基にして反論したら。せめてデータの根拠はと問うべきでしょうし、その反論を期待していた。)
言論NPO(日本)と中国国際出版との共同世論調査が実施されたが、朝日などの報道機関が結果を11月19日に発表している。
調査数は日本1,000人、中国1571人である。
中国 ①良い印象45.2% ②悪い印象52.9%(前年と同水準)
日本 ①良い印象10% ②悪い印象89.7%(前年より5%悪化、13年は92.8%))
悪化の原因
①尖閣問題
②コロナウイルスに対する中国の対応
③政治体制の違い(言論の自由:香港問題)
④軍事力の増強
⑤中国の国際社会での行動
⑥米中経済戦争