ブリンケン米国務長官は17日、時事通信などとオンラインで会見し、中国の海洋進出などに対し「無責任な行動は容認できない」と明言した。その上で、中国海警局の船舶による領海侵入が日常化している沖縄県・尖閣諸島について「日本と共にある」と、米国の防衛義務に言及した。
1:軍事的に米中が尖閣諸島周辺で戦争すれば、今や、米軍が負ける状態が到来している(その1)。
ランド研究所は、カリフォルニア州サンタモニカに本部を持つ米国屈指の軍事研究所である。ラムズフェルド元国防長官、ライス元国務長官、カールッチ元国防長官、ブラウン元国防長官、モンデール元副大統領等がランド研究所に関連している。米国で最高の軍事研究所と言っていい。
このランド研究所が二〇一五年、「アジアにおける米軍基地に対する中国の攻撃(Chinese Attacks on U.S. Air Bases in Asia、An Assessment o
孫崎享のつぶやき
ブリンケン米国務長官、尖閣に「日本と共にある」。だが米国は尖閣諸島で中国の攻撃から日本を守れない)。アリソン「台湾海峡の有事の軍事シナリオで中国が軍事的に先んじている可能性。「台湾海峡有事を想定した18のウォーゲームの全てで米国は破れている」
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コメント
コメントを書く> ブリンケン米国務長官、尖閣に「日本と共にある」。
既視感アリアリだ。かつてDS子飼いの前原外相が国務長官ヒラリーに会いに行き、同様の言質を取ったと報じられた。あれと同じだ。バイデンを傀儡に据えた米国・戦争屋/強欲金融資本屋 勢力が、「また日本からブン獲れる絶好のチャンス!」とばかり調子づいてきたのだろう。
>「台湾海峡有事を想定した18のウォーゲームの全てで米国は破れている」
だから、対中国 軍事行動など愚の骨頂だ━そう孫崎さんが説くのは尤もだとして、係る想定結果はDSにとっても好材料でないか。日本人上級ドレイらが「勝ち目がないからって、『座して死を待つ』でいいのか?!」等々、雑極まりない論でまたギャーギャー。DSの上得意、ニッポンは更に鉄屑、もとい、兵器を爆買いさせられる。そうして「中国との戦争も辞さず」と威勢がいいのは結構だが、いざ開戦となった場合、それがどんなプロセスを経て、どんな結末を迎えるのか、彼ら「親米右翼」連中は何一つ具体的に語った試しがない。
それは、そんなシミュレーションの精度を高めれば高めるほど、特に日本にとっては悲惨な結末しかあり得ないのが あからさまになるからだ。連中もそれくらい先刻承知の上で、ジャパン・ハンドラー(DS)の振り付け通り踊らされているだけだ。
日本の親米右翼の尖閣奪取プロジェクトを考える場合、それをそそのかす主体は誰か?その理由?を私は考えたい。
主体は疑いなくウオール街にアジトを置く国境なき巨大資本だ。理由はその限りない野心と強欲を満たす為だ。ブリンケンが日本に来て興奮して種々発言して、日本のメデイアが有難がって記事を書いたりテレビで放映してる。恥を知れ!と私は言いたい。
この国境なき巨大資本の手代を務めた初代が泣く子も黙るジョン・フォスター・ダレスなんだが、これに比べるとブリンケンははるかに見劣りする。私には駆け出しの丁稚にしか見えない。大国中国の王氏に比べれば、王氏が虎だとすれば、歯を剥き出しにする狂犬にしか見えない。
バイデンがファシストであることは、去年の夏から、我々、米国ウオッチャーには自明だった。でも、無知で蒙昧な日本のメデイアは女神だと崇めていた。
バイデンも小者、ブリンケンも小者、こういう人材しか選べないのは国境なき巨大資本が既に追い込まれているということだろう。加えて、大半の米国人が描いていたパックスアメリカーナが既に崩壊しているからだと私は観測している。
続く
続き
ブッシュから始まった米国の戦争政策は行き詰まっている。それに伴って、米国の威信も暴落し、この10年で米国の世界への指導力はゼロになるであろう。待望のアジアの時代がやってくる。
その決定的な要因となるのがコロナだろう。国境なき巨大資本はコロナが中国を混乱に落とし込み米国と台湾が共に手を取り合って大陸へ侵攻できるチャンスが到来する筈だと算段した。その証拠の一つに台湾の蔡総統が武漢のコロナ蔓延の本質と実態を北京よりはるかに早く見抜いていたことが挙げられよう。
一方、北京は国境なき巨大資本と親密だった責任者を武漢蔓延二か月後に解任し、愛国の専門家を登用に、諸策を実践させ、見事にコロナを駆逐し、ワクチンまで世界に無償配布するに至っている。
ファイザーを買い占めて、自分らだけが助かろうとする列強は世界から笑いものにされているし、ドイツの有力な感染症の研究者がファイザーの危険性を主張し始めている。米国の立場はこれから益々弱まって行こう。
更にもう一つ。中国海を巡っての日米VS中国で、アフリカ、南米、アジアで日米を支持する国は皆無なのだ。
バイデンはネオナチを動員して、クリミヤ奪取を試みたが、完敗した。彼はその心痛を癒すために、ネオナチに代えて、日本の軍国主義者を動員して、尖閣奪取を試みたいに違いない。老いの一徹というじゃないか。でも、それも不調に終わろう。
だって、日本はこれから東京コロナが猛威を振るい、一方、米ドルが大暴落して世界経済が混乱し、尖閣どころではなくなる傾向にあると見えて仕方無い。
キューバ危機の時にこの島に米国向けのミサイル配備で核戦争寸前まで行き、これを撤去することで人類の危機は回避せれました。
中国に勝てないからと琉球諸島など東シナ海・南シナ海の周辺諸島にミサイル配備は、済州島ミサイル配備による中国の反発で韓国のサムスンのスマホ、現代自動車、ロッテホテルが苦境に追い込まれて、韓国内の観光客も劇減で韓国の経済に大打撃をあたえたようになるのは必然です。
勝てないからと自分たちが核戦争を決断寸前まで行った事を他国に行うのは理解できません。
ここは先生の本にあるようにドイツとフランスとの関係、複合的相互依存な関係に米中の経済関係を進めないと一番近い首都圏含めて米軍基地を多く置かれている日本は滅亡の危機さえあります。
やはり韓国の朴槿恵前大統領のバランサー仲介路線しか経済の安全保障と軍事の安全保障を保つ術はないかと思います。
何とか日本・韓国・東南アジア諸国・その他の同盟諸国が連携して米中をドイツとフランスとの間の関係にまで持って行けないかと思います。