素晴らしい絵を見ても、絵の素晴らしさを言葉で伝えることは難しい。だが、デジタル時代に入って、この絵が素晴らしいと述べると人々は自分でその絵を探しに行けます。
最近私がいいなと思った絵はイサーク・レヴィタン(1860年- 1900年)のものです。「永遠の静寂の上に」( 1894)、「春の水」( 1897)、{静かな住処} 1890等があります。さらに調べていくと、「Isaac Levitan: A collection of 437 paintings (HD)」制作者 LearnFromMastersがあります。癒しの曲にのって、レヴィタンの絵が紹介されていきます。
この動画で気づいたのは、癒しの曲に乗って紹介される絵画でレヴィタンの絵位、癒される絵はないのでないでしょうか。それはレヴィタンの絵の特色によるものです。
①主題は、森、川、草原、湖。人間や動物はほとんど出てこない。静寂である。
孫崎享のつぶやき
随想㊸ 絵画 「癒し」の画家イサーク・レヴィタン「春の水」({静かな住処}等。癒しを求め,ロシアの森や川に入っていった人間が、それを描き、人に癒しを与える
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コメント
コメントを書くネットは確かに指定されたシチュエーションにクリックすればたどり着く。13分ぐらいの画集を見た。
連想で出てきたのが、今度携帯ソフトバンクの社長になった宮川氏のことが頭に浮かんだ。同氏は花園大学仏教学科卒業であり宗派的には臨済系であり、活発発地な働きを重視していることである。寂静性は曹洞系の働き(座禅)が脳裏に浮かぶ。
大国では、インドは寂静瞑想が重視され、中国は大地に根差した働きが重視される。
このように考えていくと、米国と中國が似た者同士であり、ロシアとインドが似た者同士ではないかと思ってしまう。中国とロシアの同盟は難しい面があるが、インドとロシアは可能性が強いのではないか。現実的に最近インドが露の最新鋭防空システムの購入を決めたようだ。
国際関係は極めて複雑な関係をもたらしていくと想定できるが、米国より中国の硬直化した姿勢がきになってい方ない。関係各国と協調した姿勢を示すには構造改革が欠かせないが、必要不可欠になっているように見えて仕方ない。
元々はレヴィタンの絵には関心がなかった孫崎さんが、パウストフスキーのレヴィタン評に触発され、新たな視点を得てレヴィタン作品の深さに感受されるようになった...そこには作者の人生への ある種の共感もあると察します。
一方、件のユダヤ人迫害は「謂れなき民族差別」と簡単に済ませられるものでない。例えば、岡井 敏著「平和憲法だけで国は守れる」に次の件があった-
“ユダヤ人40万人の入植を聞くと、まさに本質的な問題が何ら片付いていないと思わせられる。80年ほど前のドイツでの「えげつない家賃取り立て」がいまそのまま続いているではないか。40万人もが不法入植をやって侵略者となっても、イスラエル国民は何とも思わない。不法入植を指揮するネタニヤフ首相自身が汚職で起訴されている人間であっても、イスラエル国民は意に介さない...”
最近、コロナのせいもあるかも知れませんが、私、冬の群生するケヤキ、さくら、コブシ、ハナミズキが好きになってます。関東の厳寒のからからに乾いた大気を通して天空から降り注ぐ光子に作用して銀色に反射する幹〃に美を感じるのです。
落ち葉になる秋が好きなイサーク・レヴィタンの芸術を今の私なら鑑賞できそうです。
>>1
折角の芸術の時間です。忙中閑とは嫌中の貴殿にはいきませんか。ご愁傷様というしかございませんね。