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> こうした社会が、国際競争で勝てるわけがない。
天然資源が乏しい日本が栄えるための唯一の方法、創り出す価値あるモノで貿易すること━米国(DS)に そう仕向けられたフシもあるが、国を挙げた この方向での努力が実って日本が豊かになったのは紛れもない事実である。だが、それは成金の如く中身がない薄っぺらな豊かさだったということだ。大体、日本の大衆が元来 物事を深く洞察する思慮深い人間であったなら、カネ、地位と引き換えの滅私奉公(奴隷労働)など、バカらしくて拒絶したのでないか。それを頑迷に受け入れ、中身がない薄っぺらな頭にお誂え向きの豊かさを手に入れるも、そんな軽薄な豊かさは泡と消え、中身カラッポの頭にお誂え向きのビンボーに転落していくのである。この国の大衆は権力者によって常に無条件に振り回されてきたということだ。「常に無条件に振り回される」ようでは真に豊かになれるわけがない。だからこそ、日本の大衆も自主自立がマスト条件なのである。大衆が自主自立するには、日本の権力者達が自主自立することも当然 必須事項だが、DS日本支部の統一教会に隷従しているのが現下バレバレである。よって、良質な書籍/雑誌の需要が復活することもなく、日本は国際社会の底辺に沈んでいく。
このような問題が提起されると、何故かと考える人はいるが、深さが一番大切なのでしょう。大変だ、大変だでは解決しない。
書物と言っても、いわゆる雑誌類か書籍かが問われる。雑誌が大きく落ち込んでいるのは分かるが、書籍が大きく落ち込んでいるか。雑誌の落ち込みより、書籍の落ち込みの方が率的には低いのではないか。
一番大きな原因は販売店にあるのではないかと考えている。
①販売量の多い雑誌類に経営の基盤を置いていたのではないか。雑誌の動向に大きく経営が左右されることになる。
②売れ残り雑誌、書物の引き取りが大きく、出版社に経営依存してきたのではないか。販売店の経営努力が薄いといえる。
③雑誌は雑誌の採算性、書籍は書籍の採算性と区別せず、どんぶり経営ではなかったか。
第一に、かなり書籍で経営できる書店にすることが不可欠です。第二に、出版社も販売店も、著者も、一体的に経営にかかわり、販売店からの返品はなくして経営できる体質に変えていくことが重要ではないか。アマゾンとの取引は、返品しない代わり、出版社からの卸値を低く設定しているようである。
>日本社会の「紙文化離れ」が急速に進んでいる。
理由は、大衆娯楽の多様化やスマホ、インターネットの普及等様々なのでしょうが、私が気になるのは、大新聞等、主流権威筋メディアの論調の画一化です。
新聞は特に読む気がしなくなります。ロシアウクライナ戦争に関する報道ぶりは「大本営発表」と、断じざるを得ず、戦争を煽るだけの論陣に目眩を覚えます。
その昔、朝日ジャーナルという雑誌があり、私は学生時代に愛読していました。左翼系偏向雑誌といったレッテル貼りは当時からありましたが、私の青い知的欲求を満たしてくれる雑誌でありました。廃刊に寂しさを覚えたものでした。
また、思い出されるのは、「噂の真相」です。下世話な芸能ネタから、権力批判まで何でもありの異型の左翼雑誌でした。これも随分前に廃刊になりました。
両雑誌とも、反戦平和の思想は貫かれていたと思います。もっとも、最近、私は反戦平和とは、思想というより「技術」の問題だと考えています。戦争の勝敗、どっちが勝つかより、終わらせるための妥協と外交交渉術、即ち「技術」。
ロシアウクライナ戦争が始まってから、岩波の「世界」の論調もチェックしましたが、ロシア糾弾だけの印象です。それで、戦争が終わるなら良いのでしょうが、そんなわけがない。
ネトウヨという人達がいます。ここの「場」にも現れています。そうした人の本質や実体は、①戦争を煽ること(戦争に反対しないこと)②感情的嫌中嫌ロのような人種主義だと考えています。ただ、論理的に中露が危険だ、という人には論理的に説明、説得すれば良いので、問題ないでしょう。
問題は①②です。今や、主流権威筋メディアは、私が懸念する①②に大きくブレているようにしか見えません。
何れにせよ。その意味で、ウヨクとかサヨクに拘ること自体無意味になったということでしょう。朝日や毎日が左派系かと、今問うなら、一笑に付されるだけ。
実際、私は最近は、右派系のメディアから様々な情報や論調を入手ています。自分なりの切り口(①と②)さえあれば、もはやウヨクもサヨクもどうでもよくなりました。
昭和世代の私でさえ、主流権威筋メディアとしての大新聞にはあまり期待していませんから、大新聞の衰退は免れないのではないかな、と思います。
しかし、主流権威筋メディアに抗うゲリラ的出版社が衰退することには、ホントに危機感を覚えます。
スマホは紙媒体が衰退する要因かも知れませんが、スマホの翻訳機能により、タス通信とか、RT、環球時報を直接読めるようになりました。技術の進歩は、痛し痒し、というところでしょうか?
最近、日本の有名人で「趣味は読書だ」と言う人が少なったという気がします。先日、将棋のA級順位戦で解説者が藤井聡太氏の趣味の一つが「読書」だと紹介してました。私の趣味も読書ですから、益々、藤井氏への応援に気合が入ります。
そもそも、哲学、体系、ロジックは書き言葉或いは文章或いは数式でしか厳格な表現は出来ません。前から推測しているんですが、10代でタイトルホールダーになった藤井氏はきっと彼独特の将棋哲学を既に身に付けているに違いないのです。そういう藤井氏だから趣味が読書だと言うことがうなづけるのです。
日本人は安倍体制になってそれ以降著しく思考停止の傾向を強めてきました。更に社会のデジタル化が進み、SNS,スマホ、漫画アニメ動画が蔓延し、系統だった思考を巡らすことが苦手になってきてます。日本の代表的な集団たる自民党とその取り巻きの思考は分裂に次ぐ分裂をしています。それらを無批判に支える日本のメデイアも負けずに分裂してます。系統有意の革命が日本には必須ですが、その気配が見えません。
>>2
書店の経営ですか。貴殿は実に面白い。
自民党の諸君の頭の中もそうなんでしょうね。
何といっても日本の主流派だから。
日本の新聞はいつまで縦書きを続けるのだろう。
今日ではコンピュータは横書きが当たり前。
多くのひとがそれに親しんでいる。
なのに新聞をふくめて日本の出版物はみんな縦書き。
むかし、韓国ではハンギョレ新聞がはじめて横書きを始めた。
保守系紙の朝鮮日報はそれを冷笑した。
やがて韓国はすべての新聞が横書きになった。
朝鮮日報をふくめて。
そんなことで日本の紙媒体の衰退が止まることを防げない
だろうが、やれることはすべてやるべき。
もっとじたばたしろ、日本の新聞社、出版社。
座して死を待つのか。
>>5
問題の切り口は色々あるのでます。
会社に勤めていれば様々な研修がありますが、問題解決能力の研修などの経験がなかったようですね。
研修は過酷で自己自身を見つめないと解決できず、多くの人が苦しんだことを覚えています。
多分あなたはそのような研修を経ていないのでしょう。
社会的思潮、社会制度、競争から絶対教育に変更など切り口は様々ありっます。
自民党とかの問題でなく、さまざまな思考ができるかどうかが重要なのです。
若いときの勉強不足と高齢化による思考の硬直化が相まって益々頑固になり、若い人との会話ができなくなっていくのでしょう。
>>7
色々。ですから、貴殿は面白い。
日本社会の傾向を理解する意味で貴殿は参考になってます。