• このエントリーをはてなブックマークに追加
随想⑩ロストロポーヴィチ、サハロフ、トヴァルドフスキー:1968年1月私はチェコにいた。チェコでは「人間の顔をした社会主義」と呼ばれる「プラハの春」の真最中だった。そして1968年8月20日ソ連戦車がチェコ侵入。ソ連式「社会主義の正当性」の死である。
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

随想⑩ロストロポーヴィチ、サハロフ、トヴァルドフスキー:1968年1月私はチェコにいた。チェコでは「人間の顔をした社会主義」と呼ばれる「プラハの春」の真最中だった。そして1968年8月20日ソ連戦車がチェコ侵入。ソ連式「社会主義の正当性」の死である。

2024-02-11 06:31
  • 15

1968年1月私はチェコにいた。この時期チェコでは「人間の顔をした社会主義」と呼ばれる「プラハの春」の真最中だった。経済における地方分権化と民主化を実施し言論の自由を認めた。私はロシア語を学び始めて1年半、ロシア語で何となく会話が出来る時である。プラハの市民は興奮し、自由に過去の政府批判やソ連批判を行っていた。1968820日ソ連が指揮し50万人規模のワルシャワ条約機構軍軍と戦車がチェコに侵入した。同年9月私はモスクワ大学に入学した。社会主義を推進し、守るに言葉でなく戦車しかないことにロシア知識人は驚愕した。ソ連式「社会主義の正当性」の死である。
 ソ連国内で知識階級を先頭に「反体制運動」が展開された。この中にチェリスト・ロストロポーヴィチがいた。1951年スターリン賞を受賞、世界のチェロ演奏の第一人者である。ロストロポーヴィチはソ連軍がプラハに侵攻したその日、ソ連国立交響楽団と共にロン

この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く
他5件のコメントを表示

フレデイさんは、さすがに言わないけど(だから恥は知ってると思う)、この場にも、「ウクライナがロシアに殴らせるのが悪いんだ(意訳)」というヒトがいるね。

No.7 7ヶ月前

<反体制派の正義>は、
チェコで「プラハの春」の一環として「人間の顔をした社会主義」と呼ばれる自由化と民主主義が推進された。具体的には経済の自由化であり、報道の自由、移動の自由、宗教の自由、複数政党制の導入である。

<ソ連体制派>は
そのチェコにソ連が主導しワルシャワ機構軍50万人と戦車を送り込んだ。ソ連社会主義政党制の死。チェコは戦闘に介入することなく、ソ連はチェコを占領した。

このように理解するとき、孫崎さんの正義は、体制派とか反体制派というのではなく、経済の自由化、報道の自由、移動の自由、宗教の自由、複数の政党制が認められた民主主義体制の価値観を信条としていると判断したい。

No.8 7ヶ月前

>>6
ケント・ギルバートという日本語使いの弁護士がいるが、この男はネオコンだと私は考えてます。プロパガンダに長けた人物で、きっとあなたはこの人物にも惚れ込んでいることでしょう。

ナザレンコはギルバートと同じ人種(傾向)だと思います。この男は百田と脈を通じているのです。そういう傾向の男たちは信用しません。

世界が米帝の作用と国民国家の反作用でダイナミックに動いている実像を認識しない限り、あなたはB層を卒業することは出来ません。

最近、ロバート・ケネデイ・ジュニアが素敵な本を出しました。タイトルはWUHAN COVER-UPです。まだ若いんだから、是非目を通して下さい。米帝の実の顔を描き切ってます。

No.9 7ヶ月前

>>8
何をあなたは言いたいんですか?孫崎先生ははっきりおっしゃっている。つまり、集団的自衛権に反対、ということですよ。

No.10 7ヶ月前

>>10
日本の民主憲法すべてに反対とは言っておられない。集団的自衛権には「反体制」と一部に対していっておられると解釈しています。

No.11 7ヶ月前

>>9
プーチンが言っていることを、ナザレンコが(たぶんほぼ正確に)日本語訳した、と申し上げているのです。

なお、百田もナザレンコも、もちろん知っていますが、youtube番組などはほとんど見たことがなく、主張の細かい点までは知りません。
ケント・ギルバートは名前と顔は知っていますが、やはりどういう主張のひとか知りません。日本語が上手で、日本の保守の一部に受ける主張をしているということは知っているけど。

No.13 7ヶ月前

>>13
ナザレンコは100%ネオナチだなと私は確信しました。そんな男の日本語訳は信用できません。

元フォックスニュースのタッカーカールソンが英語で米国にどう伝えるかが全てです。ウクライナ戦争は米国が全面的にリスクテイキングしているわけですから、米国のメインメデイアのプロパガンダとどう違うのかこれが全てです。

No.14 7ヶ月前

>>14
これが全てと言うのは、タッカーカールソン自身が米国の体制を批判している、COVID-19,mRNAワクチンの生物兵器脊性、ウクライナ戦争への米国の介入を批判して来た人物が、プーチンの生の声をどう米語で伝えるか、に米民のみならず世界が関心を示している、ということです。

恐らく米国はゼレンスキ―を切るでしょう。勿論、このことは私のスペキュレーションです。タッカーみたいな大物になると暗殺するのは非常に難しく、バイデン政権にとっては大きな痛手でしょう。

No.15 7ヶ月前

プラハの春にはアメリカがからんでいて、かなり卑怯なことをしていた。ラジオでプラハ市民をさんざん煽って、蜂起すればアメリカが味方になって助けに来てくれるようなニュアンスのことをさんざん言っておいて、いざ蜂起したら全く見殺しにした。

No.16 7ヶ月前

>>13
プーチンのインタビューをタッカーカールソンのサイトで見れますよ。是非見て下さい。全部で2時間です。

No.17 7ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。