日本製鉄は昨年12月米鉄鋼大手USスチールを買収に合意した。買収額は141億ドル(約2兆円)である。USスチールは本社を東部ペンシルベニア州におき、122年の歴史を誇り、かつて世界最大の企業であった。近年ニューコアが米国内でも鉄鋼最大手の地位をに譲っていた。
今大統領選は勝者総取り方式 が採用されており、共和党 ・ 民主党 の支持率が拮抗し選挙の度に勝利政党が変動する州をスイング州と呼称する。この中にペンシルベニア州等がある。
トランプ前大統領は1月「とても恐ろしいことだ。日本製鉄がUSスチールを買収したら、私なら即座に、絶対に阻止する」と述べた。
更にバイデン大統領も3月14日、「国内で所有、運営される米企業であり続けることが不可欠だ」の述べた。
日本製のUSスチール買収は大統領選の争点となった。日本製鉄は3月15日、「強い決意でプロセスを完遂し、買収を完了させる」と声明を行っているが、
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なお、斎藤がロシアの搾取体質について論じているかどうかは、斎藤の搾取論を持ち出すなら、きわめて重要でしょ。斎藤はまさに、ひとがひとに対する搾取を問題にしているんだからね。
わたしは、斎藤なんかまともな学者ですらないとおもってるから、気にしませんけどね。
なんつうか、反論するにしても、すげえ頭が悪いんだよね、こいつは。
あ、ロシアの搾取体質ってのは、再掲すると、
「モスクワから50キロ程先まで行けば、ロシアの本当の姿が分かる」と話すのは「ブリヤート」と名乗る戦闘員だ。「(地方の)暮らしは酷いものだ。何もかもボロボロで、誰もが補助金頼みで生活している。われわれの共和国は本来はとても豊かなんだ......金鉱もありヒスイも採れるし、森林資源もある。だが資源は全てモスクワのもの。われわれは彼らから施しを受けるしかない!」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/03/post-103989.php
今までも、サンクトペテルブルク出身者は露宇戦争での死亡率が極めて(たとえばアルタイ共和国などと比べて)少ない、などを問題にしてきたのは、ほぼわたしだけだったとおもうけど。
まあ、NATOがどうのというのなら、まだしもだが、ロシアを応援しているような馬鹿が搾取がどうのと言い出すのは、非論理というよりも、ほとんど非倫理だろうね。
馬鹿だから理解できないだろうけども。
>>2
日鉄のUSSTEEL買収で思い出されるのは三菱地所のロッカフェラーセンターの1/3買収事件です。あの時は確かクリントンの時でしたかはっきり覚えてませんが手数料の欲しい証券会社と金余りに悩んで来た銀行の誘惑に乗って経営陣が手を出したのですがはっきり言えることは経営戦略なんて無かった。ゼロファイターを作った三菱が米国の象徴を買収したと米民主党議員から批判されました。
今回も金余りに悩む金融筋から誘われて買収に乗り出したのではないかと私は勘ぐってます。
わたしは、低学力氏をさして、論評として「低学力」とか「馬鹿」ということはある。しかし、一般論として「低学力」とか「馬鹿」をこれから多々使用しようとおもう。「低学力」とか「馬鹿」は日本人にはあんまりいないとおもうけど、低学力氏だけに限ったことじゃないことはたしかだろうね。だから、低学力氏は、「低学力」とか「馬鹿」とわたしが言っていても、自分のことが言われたとおもう必要はない。もしそう思ったのなら、それは、低学力氏が年寄りなのに思春期で自意識過剰なせいなのですよ 笑
>>33
>「低学力」とか「馬鹿」とわたしが言っていても、自分のことが言われたとおもう必要はない。
ま、小学生レベルの意趣返しだろ。せいぜい非論理かつ、悪質な品性を晒すことだな。
だが、忠告しておくが、ここは小学生が便所の落書きをする場所じゃないぞ。もう、書き込みやめたら?ハハハのハ。
>>31
「日本製鉄は、はめられている」論ですね。まあ、わたしもその可能性はゼロと言い切ることはできません。内情なんか知りませんから。ただ、米国ときたら「はめられる」という条件反射はやめて、少し考えたらどうかとはおもいます。
日本製鉄がわの動機はなにか
買収はどのくらいの額ならペイするのか
ペイするとしても、どのくらいの期間を見込むのか
といったあたりでしょうか。そういう情報なら教えていただければとおもいます。
なお、孫崎さんは「政治家、政府がこの買収を阻止すると述べてきた時点でそれは単に個別企業の次元を超える」と書いており、米国への批難をあおるような感じですが、わたしはあまり賛同できません。第一に、日鉄単独の案件とはとてもおもえない。根拠はまったくありませんが、経産省とか、そっち方面に強い官僚・政治家の関与がないとはとてもおもえない。そういう意味で、最初から政治案件だとおもいます(もちろん新冷戦がらみです)。林官房長官の言い草はとぼけているだけだとおもいますよ。第二に、トランプにしろバイデンにしろ、この問題がいま浮上した以上、なんらかの答えをしなければ許されない立場だということです。
まあ、どうなるかよく見てみようとおもいます。
>>34
ここは年寄りが便所の落書きをする場所じゃありませんよ。もう、書き込みやめたら?ハハハのハ。
昨夜の生放送-
<今、経済安保という形で日本はマイナスを被る方向に行っているにも拘わらず、経済安保―経済上の安全を確保する―という虚偽的な説明で(中国との科学研究上の交流を)止めようとしている。そうすると、「これは日米一体化なのだ。だから必要なのだ」と言うわけだが、そこまで米国が日本と一体の気持ちを持っているかといえば、全く違うことが、今般、日本製鉄のUSスチール買収案件で判明した。先ず、トランプが反対した。これはもう、トランプの過去の発言から十分にあり得ることだ。日本における米軍基地等も要らないと言っているわけだから。ところが、「日米は同じ価値観を持っている」とあれだけ強調しているバイデンも、USスチールは米国側にある方が望ましいと言った。日本政府はこれについて全く反応せずに、「民間の問題に介入するつもりはない」とした。そう言ったところで、向こうは大統領候補二人が介入しているのだ。そして...国家安全保障会議(NSC)の広報担当者は「このUSスチールの問題で、日米同盟に何ら揺らぎはない」と言った...日本の企業が利益があると思って行動していることに対して、大統領候補二人がストップをかけているのに、日米関係に何ら影響はない―ということはないだろう。それが今日の状況だと思う...
敵基地攻撃といった、日本の安全を犠牲にして、米国本土にプラスになる戦略をやろうとしているわけだから、日本の一番大きな問題は、対米従属というものが綿々と続いて、益々酷くなっていることにある。USスチールの問題でも、日本政府は「これは民間企業の問題だから、民間の企業同士に任せる」「政府が介入するのは望ましいことではない」と言えばいいではないか。そういうことすら言えない状況だろう>
天木直人氏メルマガ(2024/3/15)-
<米国は買収に際して様々な条件を科して最終的には認める。
スイング・ステートの鉄鋼労働者の票が勝敗を決するため、バイデンは、買収を阻止するよりもUSスティールの労働者の利益を最大限確保して票を稼ぐつもりだろう。
おそらくバイデンは、日本製鉄が到底飲めないようなとんでもない注文をつけているに違いない。
日本製鉄側はUSスティールのためにも買収はいいことだと楽観的なことを言っているようだが甘い。そもそもUSスティールは斜陽会社だ。その負債を助けるためのあらゆる譲歩を日本製鉄は飲まされるだろう。
そして、改善した後のうまみは皆、米国の労働者に与えることになる。
そういう、条件付き承認に終わるのだ。
いや、これは条件付き買収、見せかけの買収であり、買収したという名をとり、その実はすべて米国と米国労働者の物になるに違いない。
いっそのこと、トランプのように阻止してくれたほうが損をしなくて済むのだ。
そういう買収劇に終わらないことを切に望むばかりである>
>>35
日鉄は141億ドル投資する。新宿あたりの水商売だとペイオフ期間は6か月が目途だと言われてますが、製鉄ですから10年くらいでペイオフしないと危なくてしょうがないということになるでしょう。つまり、年に14億ドルのネットキャッシュフローが日鉄内部では計算が出来ているのでしょう。
問題はドル円の為替リスクです。さらにもう一つ、米国人の持つ東洋人差別意識です。これらを考慮に入れるとこの取引はバクチですよ。