.ロイター・独占:トランプチームは新たな外交推進として北朝鮮の金氏との直接対話を検討していると情報筋が語る。11 月 27 日Exclusive: Trump team weighs direct talks with North Korea's Kim in new diplomatic push,
まとめ
・米政府は北朝鮮リスクの高まりを認識
・トランプ大統領と金委員長の1期目の会談では具体的な変化は見られなかった
・金氏はバイデン氏の会談提案を無視した
関係者2人によると、トランプ次期大統領のチームは、新たな外交的推進によって武力紛争のリスクを軽減できることを期待し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との直接対話の推進について協議している。
トランプ氏のチームの何人かは、トランプ氏の直接的なアプローチが金氏との関係を築く可能性が最も高いと見ている。
係筋によると、政策は流動的で、次期大統領による最終
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トランプ政権における北朝鮮外交政策は次の言葉がすべてを物語っている。
「中近東、ウクライナにおけるより差し迫った外交政策上の懸案より後回しになる可能性が大きい」
1.北朝鮮と米国の関係
バイデン政権 中国政府の北朝鮮を巻き込む影響力行使を期待している
トランプ政権 過去三度の会談があり、直接的に関係打開を目指す。
2.北朝鮮とロシア、中国の関係
今回のロシアとの軍事面(兵力、兵器)両面での関係強化は、中国としては内心面白く
見ていないが、表立った発言をしていない。
上記からわかってくることは、
①米国バイデンと中国の関係は良好であった。対ロ、北の意図が明らかである。
②米国トランプと中国の関係は経済面からみると対立する。軍事面は微妙である。一方、ロシア、北を敵国化してみているようには見えない。現在続いている戦争は早晩解決するとみている。
アジアの戦争脅威は、すべて中国の台湾統一にかかっているのでしょう。現状維持を超えて、すべての面で相互依存が強いのに、中国が米国と台湾一国の帰趨で争うことは愚かなことでしかない。避ける知恵を見出すべきでしょう。
>米当局者らは、こうした要因により、米国とその同盟国(韓国や日本など)を含む欧州やアジアの複数の核武装国の間で紛争が起きるリスクが高まっていると述べた。
生存を止めるために地域全体に米軍が配備されており、トランプ大統領は、米国の同盟国がその運用にかかる費用のより多くを負担しているよう主張している。
これはアメリカ帝国の典型的な論法であろう。根拠なく、“紛争リスク“を煽り、米軍基地の存在を正当化しつつ、基地運営費用をふんだくり、ガラクタ兵器を買わせるための。
“北朝鮮の脅威“というが、人口では日本の五分の一、韓国の二分の一の北朝鮮が、仮に“侵略“してきたとして、どうやって日本や韓国を統治するのか?日本と韓国と北朝鮮の経済格差からいっても、統治コストは莫大になるだろう。どこの世界にそんな意味不明な“植民地経営“を試みたい国があるのか?あるわけない。
北朝鮮はICBMを持っているが、これは明らかにアメリカ帝国を標的にしている。その意味で日本は関係ない。要するに、北朝鮮にとっての脅威はアメリカ帝国なのであり、アメリカ帝国と北朝鮮が和解すれば、東アジアは安定する。
韓国と北朝鮮がどのようになるのかは、両国で話し合えば良い。基本的には日本には関与する権利はない。ただ、両国と友好関係を築く権利だけがある。
北朝鮮との関係については、私はこのようにシンプルに考えている。
戦後約80年も経つのに、未だに“北朝鮮の脅威“みたいな、冷戦論法は日本のB層の間では根強く定着している。心底ウンザリする。“北朝鮮の脅威“という幻影を見ながら、アメリカ帝国にすがる冷戦思考から日本はいい加減脱却するべきだ。
トランプと金正恩の対話が実現することに、大いに期待している。