オバマ大統領はシリアへの軍事攻撃を考えている。

 オバマ大統領は、彼の周辺のアドバイザー、ケリー国務長官、スーザン・ライス安全保障担当補佐官等がすぐ攻撃すべしとしていたのに対して、議会の承認をへたからという態度を示した。

 しかし、態度を一変し、「議会承認がなくても攻撃する権利がある」との発言を行っている。それは米国議会、特に下院が軍事行動を支持するかわからない状況になったことを踏まえての発言である。

 下院の状況は米国世論が軍事行動を支援していないことに起因する。

 過去の軍事行動に比し、支持率が圧倒的に低い。

 最新のGallup調査では「攻撃支持36%、反対51%、内、共和党支持者賛成31%、反対58%」となっている。

 これは過去の戦争と比べて以上に支持率が低い。

最も不人気な軍事介入に。シリア賛成36%、反対51%、イラク戦争:賛成59%、反対37%、アフガン戦争賛成82%対