我々年配層からすると、原発、TPP等は若者の世代に一番影響を与えるはずなのに、若者が積極的に発言しないことは不思議であった。

しかし、秘密保護法を契機に、変化の兆しが出た。

少なくとも3つの出来事に遭遇した。
第一は永田町の国会周辺の動きである。秘密法案阻止に多くの人が集まった。かつて、原発再稼働反対は年齢層はまちまちであったが、それでも年齢の高い層が多かった。しかし、今回、20代の参加が目立った。

第一は、秘密法案可決後、代々木公園ケヤキ並木通りでの集会を起点としてのTPP反対大デモである。東京都渋谷区の代々木公園から渋谷・原宿を巡った。

8日付朝日新聞「東京・西武・都心」コーナーでは「反対する約5500名が集まった」「集会はインターネットなどを通じて輪が広がり、子供連れや若いカップルも多数参加した」と報じた。反TPPの呼びかけであったが、秘密法案を掲げるプラカードも目