日本のメディアは尖閣問題について「安保条約の適用になる」とのみ報道しているが、4つの点を発言している。うち3つについてほとんど関心を払っていない。
4つのポイントは次の通り。
① 尖閣諸島は安保条約の対象になる。
② 領有権問題については日中のどちら側の立場も取らない。
③ 事態をエスカレーションする措置は取るべきでない(日中双方に適用)
④ (米国が武力行使するかどうかの)レッドラインは引かれていない。
安保条約の対象にする=参戦を意味しないことは幾度となく述べてきた。
この関係で④「(米国が武力行使するかどうかの)レッドラインは引かれていない。」と述べたことは意義がある。
オバマ大統領は例えばシリア情勢に関して、この一線を越えたら軍事行動する(red line)を示してきている。
23日付WASHINGTON TIMES紙は「Obama avoids ‘red
コメント
コメントを書く米国特にオバマ大統領にとっては、何も成果のない日本訪問になってしまったようである。
世界の情勢もわからず、米国、米国民が、日本より中国に親しみを持ち、重要視しているのもわからず、ただ同盟関係があるといっても過去の産物にしがみついて、安保を絶対視する安倍総理の幼稚性にあきれてしまったというのが、オバマ大統領の本音ではないか。今回の日米共同声明を見て、世界がどのような反応をするのであろうか。
ヤルタ会談でルーズベルト大統領が蒋介石総統に尖閣を含む諸島を中国の領土としたほうがよいと提案したが
蒋介石がそんなものいらないと語った。それでやむなくアメリカの管理下にした。というのは本当か。「サ」条約で取り決められたことか。
沖縄返還の際アメリカは日本にも返さずアメリカの管理下においた。それがなぜ日本の施政権があるが領土ではないという言う。
施政権があっても領土でじゃないという言うが、国際法というものはそんなわけわからぬものか。教えてください。