13日朝日は次のように報じている。
「自民党は13日、集団的自衛権を使えるようにするため、自衛権発動の新しい前提条件(新3要件)を公明党に示した。これまで自衛権は、憲法9条のもと日本が直接攻撃を受けた時にだけ反撃できる「個別的自衛権」に限られ、その発動の3要件の一つが「我が国に対する急迫不正の侵害がある」ことだった。
だが、自民党の高村正彦副総裁が13日に与党協議で示した「新3要件」では、「他国に対する武力攻撃が発生し」た時も自衛権を発動できるとし、集団的自衛権の行使容認を明確にした。」
そして新たな新条件をとぎのものとした。
(1)我が国に対する武力攻撃が発生したこと、または他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるおそれがあること
(2)これを排除し、国民の権利を守るために他に適当な手
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自民党の集団的自衛権の進め方はその乱暴さに於いて最近起こったウクライナのクーデタと同じだ。両国とも米国が強く後押ししている。
第二次大戦後、米国が起こした戦争には悉く大義がなかった。現在、世界支配に必要な膨大な軍事費と戦意高揚を維持するために米国は常に戦争を再生産している。だが米国民はバカではない。徐々に権力の醜さがばれてきて厭戦気分が蔓延し始めた。その結果、私兵を戦場に派遣し始めた。戦争のビジネス化だ。更には無人殺人機を飛ばし戦争を行っている。これは犯罪だ。そういった国と同盟を結ぶことが何か説明は不要だろう。
戦争に大義があるとすれば専守防衛しかない。ロシアも中国も北朝鮮も専守防衛だ。国連憲章も専守防衛が基本だ。日本の国会議員たちが今進めている集団的自衛権は世界の潮流に逆行している。米国が作る戦場で無人殺人機の下で私立の傭兵会社の雇用兵と肩を並べて命をかけることに大義はない。
それに加えて、疑義ある手続きで作られた命令が専守防衛精神を叩きこまれた自衛隊員を米国の大義なき戦争で果して有効に動かせるのか大いに疑問なのだ。
一般論だが、外国派兵は大義(cause)が不可欠だ。皇軍にはそれがあった。欧米列強の植民地からアジアを解放する。
だから国民はそれに従った。
フレディさんのコメントを読んでいると複雑ですね。基本戦争に大義なんてないし、大義のために従ってもどこに連れて行かれるかなんかわかったもんじゃない。だからどんな大きな大義(のように見えるもの)でも、だから従うという風には考えない方がいいと思う。子供のように遊びたければ遊ぶ。遊びに加わりたい人がいれば一緒に遊ぶ。それでいい気がする。無理はしない方がいい、お互いに。
ただどこかで思ってしまいますね。今生きるのが辛い人々が、なんとか生き延びる場所ができないかとか、バラバラになって行く人の心をつなげて行く共同体ができないかとか。でもそれができる準備が整っていないなら無理なんでしょう。難しい問題ですね。
>>2
こういう反論があると思っていました。疑義ある手続き、反憲法の行動を起こす背景を国民に語れということなんですけどね。フィクションでもいい作文でもよい物語でもよい。紙芝居みたいなものでなく哲学を語れということなんです。お笑い番組に魅せられている国民の背後でこそこそやるなということなんです。それがエリートと呼ばれる国会議員が最低やるべきことだろうということなんです。
日刊ゲンダイによると、“公明党が慌てて集団的自衛権容認に方針転換したのは、安倍首相のブレーン飯島勲参与がわざわざアメリカで「政教一致」について「法制局の答弁が変われば『政教一致』が出てもおかしくない」とし、集団的自衛権を禁じてきた従来の憲法解釈を変える様に、政教一致についても変えるぞという脅し”と、“米国政府による創価学会の「カルト認定」(噂?)”らしいと。連立離脱で自民と別れたら、自民が一転して石原新党等と猛烈な口汚い『政教一致』バッシングを展開するのは目に見えており、維新やみんな、松下政経塾系の民主議員等も同調し野党共闘も厳しく、結局、自民党の「下駄の雪」と揶揄されるこの党は意地悪をされても自民と組むしか道はない。果たして一転して仇敵共産党や衰退した社民等と組めるだろうか?政府自民の権力側はこの様な政党の弱みに付込み、集票マシンとして彼等の背後組織をとことん利用し、自身の利益とアメリカの要望とあれば国民感情も悪用するするアメリカ属国根性丸出しの悪知恵の塊に見える。
フレディさん
別に反論してないですよ。大義はないよりあった方がいいに決まっている。自分の書き込みなんて何の大義もないのはわかっている。でも楽しいからやっている。法が禁止している訳でもなし構うもんですか。僕は大義だけしかないのはおかしいといっているだけ。フレディさん、こういうのはうまくいく時しかいかないんですよ。そういう風になっているんです。小細工が聞くようにはなっていない。でも段階はあるでしょうね。まだ蚊のなく声くらいと思っていたのがいきなり鼓膜を破ったりしてね。気長にいきましょう。
>>4
同感です。「アメリカ属国根性丸出しの悪知恵の塊」に私の目にも見えます。
更に私には精神が腐ってるという意味で現在の先生方と大臣は昭和初期の国会議員と内閣に酷似しているように見える。あの時、戦場に命を賭ける軍部の若手が内閣と国会に憤った。更に私はそこから飛躍するんです。戦前の国体は明らかに天皇陛下だった。国体の護持は天皇陛下をお守りするということだった。戦後の国体は何か?それは間違いなく平和憲法とその憲法の象徴たる天皇陛下である。自衛隊のDUTYは国民とその国体の護持だと考えたい。その最も中核の憲法を勝手に解釈するわけだから、秩序そのものを解体させるのと同じ。米国も米国だ。米国は自由と民主主義なんてほざいとるけど、ヒットラーやスターリンと同じ事を世界でやっている。
米国は自由と民主主義、なんてヨタを信じているかたに。
米国が建国以来わずか200余年のあいだにいったい何度
外国を武力攻撃しているかちょっとググって調べてみて
ください。
空恐ろしい数字にわが目を疑いますから。
ヒトラーはともかくスターリンのしたことくらいは
まるで天使のくちづけのようなものです。
解釈改憲による集団的自衛権の行使で、海外に出向いて他国と戦争をさせられる自衛隊員の皆さん。こんなことでむざむざ死ぬのは嫌ですよね。怖いですよね。どうか思い切ってどんどん除隊してください。
残った自衛隊員が数少なくなれば、政権側は仕方なく国民に対し「徴兵制」を呼びかけ始めますよね。
その時初めて、愚かな国民たちも気づきますよ。今まで黙って従っていたけれど、自民党の政策はどんでもない間違いだったと。どうかその時まで、この国が無傷で残っていることを願うのみです。