「元駐タイ大使で安倍晋三首相の外交・安全保障政策のブレーンとして知られる岡崎久彦氏が26日、東京都内の病院で死去した。外務省が27日発表した。84歳だった。中国・大連生まれ。通夜、葬儀は近親者のみで行う。喪主は妻昭子さん。後日、しのぶ会を開く予定。
東大法中退。1952年に外務省に入り、情報調査局長、駐サウジアラビア大使、駐タイ大使などを歴任、92年に退官した。
首相の私的諮問機関で、集団的自衛権の行使容認を求める報告書を提出した有識者懇談会のメンバーだった。」(時事)」
全くの私的な気持ちを下記につづっておきたい。全く私的なことを書く。
私が外務省時代、最も影響をうけた人物が岡崎久彦氏である。
考え方は、岡崎久彦氏の保守、対米関係の重視と私のリベラル、対米依存脱却と全く逆である。
しかし、氏から多くの影響を受けた。
私が氏に最も感謝するのは、氏が国際情報局長で私が分
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お二方が同じ外務省におられた。しかし「考え方は違っていた」というような低次元で、お話をとらえるべきではないのでしょう。
民主党が挫折してしまったが、本来は、体制側米国従属から、国民本位の共生社会を目指し、民主党は団結すべきであったが、執行部が自民党と手を組み始めて、分裂瓦解してしまった。二大政党が紆余曲折しながらでも続いていれば、官僚もどちらかの政党の政策作成に取り組むことになり、日本にも民主主義社会が訪れたのであるが、利権に目がくらんだ民主党執行部が自民党と手を組んだことによって、今の閉塞社会をもたらしている。自民党的政治に辟易しながら、代わり得る政党を選択しえない国民は、右往左往しているといえる。
岡崎さんについてはわりと最近(?)TVでお見かけしたばかりでしたので、大変びっくりしました。
今、時代はほぼ2色しか存在しない世間ですが、昔というかつい先日までは本当にいろいろ+様々なカラーで社会が構成されていたんだな、とその豊かさを思い起こされるお話でした。
個人的な付き合いが長ければそのひとのさまざまな面を
知ることになるのでしょう。
人間が多面的な存在なのはそのとおりです。
東条英機だってヒトラーだって近しくあれば魅力的な
一面をみつけることは難しくないでしょう。
わたしが岡崎久彦を知ってからのちの数十年間というものの
彼に対する評価は当然ながらまったくぶれがありません。
最低の官僚、最低の言論人ということで。
人間がなぜ対立してしまうのか、よく分からない部分はありますね。宗教やイデオロギーの違いが目立つので、究極的には生き方の違いと言う誰かの指摘は的を射ているのかもしれません。でもよく吠える犬は負け犬ですが、自分の生き方を反省するということは最も辛いことなのかもしれません。問題なのはむしろ黙ってカーテンの後ろでほくそ笑んでいる人間ですが、そういう人間を吠えさせるほど追い込んでいくにはどうすればいいんでしょうね。今は人を信じている訳ではありませんが、人を疑うことも少なくなりました。多くの人間であり、一人の人間なのかもしれませんが、本質的に悪人ではないと思っているからです。完全に悪人に徹することができるのなら、良心の呵責など遠い昔に捨て去っていますよね。
外務省内で親米派が一気に勢力を失った時期があったんですね。
1972年1980年代半ば、角福戦争で爆弾が飛び交い、私の勤める会社が福側にあったので、ファンド作りをさせられました。
10年以上前だったか、岡崎さんのテレビでの発言を視聴しました。「日本は英米についていれば、問題ない」と一方的に相手の論客を翻弄されていました。はっきりと分かり易く話す元外務官僚を目にするのは初めてでした。
合掌
元駐タイ大使で安倍晋三首相の外交・安全保障政策のブレーンとして知られる岡崎久彦氏か、テレビの討論番組か何かで「アングロサクソンには絶対かなわない、逆らわない方が良いのです」といった趣旨の発言をしておられたと思う。当時何か卑屈で「いやーな感じ」がしたのを思い出しました。ご冥福を、
>>7
全くの門外漢の私が国際問題に興味を持ったのは、岡崎氏の「戦略的思考とは何か」を読んだからだった。彼がアングロサクソンには絶対かなわない、逆らわない方が良いのです」と言ったとすれば、それは彼の現実直視のたちばから出たものだろう。『卑屈で「いやーな感じ」がした』のは、たぶん、のぶたろうの現実直視の程度が低いからだろう。孫崎は、実現の可能性のないことをできると強弁しているにすぎない情緒的な人間であり、demagogueである。岡崎氏が死んだことはもちろん別に大事件でもなく、日本にとって大損失でもない。彼も一介の自由な思考人であったに過ぎない。人は皆、次々と生まれ、次々と死んでいく。ただ、それだけのこと。アングロサクソンなんてものも、例外ではなく、今の時代にたまたま勢力が強いというだけのこと。ローマが強かった頃、今のイギリスはローマの支配下にある僻地に過ぎず、アメリカ、カナダ、オーストラリアは原住民が住む、未開地でしかなかった。
>>7
全くの門外漢の私が国際問題に興味を持ったのは、岡崎氏の「戦略的思考とは何か」を読んだからだった。彼がアングロサクソンには絶対かなわない、逆らわない方が良いのです」と言ったとすれば、それは彼の現実直視のたちばから出たものだろう。『卑屈で「いやーな感じ」がした』のは、たぶん、のぶたろうの現実直視の程度が低いからだろう。孫崎は、実現の可能性のないことをできると強弁しているにすぎない情緒的な人間であり、demagogueである。岡崎氏が死んだことはもちろん別に大事件でもなく、日本にとって大損失でもない。彼も一介の自由な思考人であったに過ぎない。人は皆、次々と生まれ、次々と死んでいく。ただ、それだけのこと。アングロサクソンなんてものも、例外ではなく、今の時代にたまたま勢力が強いというだけのこと。ローマが強かった頃、今のイギリスはローマの支配下にある僻地に過ぎず、アメリカ、カナダ、オーストラリアは原住民が住む、未開地でしかなかった。
でも、岡崎久彦はあちこちでアングロサクソン礼賛。
そしてアングロサクソンへの隷従の慫慂をいいまわっていたけど
まったく説得力のある論拠をしめさなかった。
なぜアングロサクソンは無敵なのか。
それは彼の「信仰」にすぎないように思われる。
最近は佐藤優がその信仰を引き継いだようだが。
第二次大戦のことをいうなら、それは独ソ戦である。
ドイツをうちやぶったのはソ連だ。
欧米はソ連から戦勝の最大の功績を盗んだ。
当時もっとも近代的な戦争マシーンであったドイツ軍を
辺境の田舎軍隊であるソ連軍が破るなど誰も考えなかったのだが。
アングロサクソンは強い。
アングロサクソンは怖い。
だからけっしてさからうな。
つねにしたがえ。
そうすれば日本は間違えない。
彼が長く言い続けて来たことです。
アホです。
歴史を俯瞰することもできない。
掬い出して徹底した分析もできない。
アングロサクソンへのコンプレックスが
礼賛へとかわりそして信仰へと昇華した。
かれの人間性は情けない男のひとつの典型。
外務官僚としても最低。
アングロサクソンが落日の日を迎えるときは
日本も運命をともにすべきと言ったも同様なのだから。
こういう男に投げつけたい言葉があるのだが、やめとく。