ニュースを見て、「何で?」と悲しくなることがある。

 それが、鹿児島県薩摩川内市議会の再稼働賛成決議である。市議26人中、19人が再稼動を求める陳情の採択に賛成した。岩切市長は「市民の代表である市議会が、慎重かつ丁寧な審議をしたことを高く評価」と述べた。九州電は同日、「市議会、市長の判断に感謝する」と述べた。

 事故があれば間違いなく、その地を捨てなければならない。それを福島原発は示した。

 でも原発の再稼働を認めるという。

 何故、その判断をしたか。

 それは分っている。

 でもするのは止めよう。

 あまりに淋しいから。

事実関係(28日ロイター)

「川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市の市議会と岩切秀雄市長は28日、同原発の再稼動にそれぞれ同意した。再稼動に向けた地元同意の手続きは、鹿児島県議会と伊藤祐一郎知事の判断に焦点が移るが、県議会・知事とも再稼動に賛成