1:私は、人質事件の起こる前、19日に、ツイッターで、『「テロ:「テロはいかなる理由があれ許されず断固非難」とのたまう安倍首相は「中東等のテロ行為前に、西側諸国が空爆や無人機殺害や軍事行動でどれだけ多くの一般市民を殺してきたか」を知っているだろうか。まあ知らないでしょうね。そして中東を訪問し得意げに話しする。そして金をばらまいてくる。』と記述した。
2:安倍首相が中東訪問し、「テロはいかなる理由があれ許されず断固非難」と述べたのは最悪の時期に行った。
イスラム誹謗に端を発し、出版社にテロリストが襲い、殺害を行った。
これに対してフランス側は
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連帯のデモ
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フランス大統領が空母を送り、イスラム国空爆を実施すると発表した
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出版社は更なる誹謗漫画を掲載した
という動きを示し、これにイスラム社会が激しい反発を示した。
その意味ではここ数年でイスラム社会と西側の関係が最も緊迫
コメント
コメントを書く安倍首相の中東訪問と言っても、極めて微妙な問題を抱えるイスラエルで、日本国国旗とイスラエルの国旗を背にして「テロとの戦い」を明確化し、2億ドルの支援を約束しているのです。
米国の要請でのこのこ出かけて行って、米国の筋書き通りの言動と高額の支援を約束したと考えるべきでしょう。早速、安倍政権は防御線を張って、後藤氏は個人の意思でISISに出かけたのであり、あくまでの個人の行動というイメージをNHKほかのマスコミに報道させています。今まで国会などで、魚雷除去など後方支援のため、集団的自衛権が欠かせないといっていたのが、イスラエル支援であることが明確になった。安倍政権は、中東のテロ脅威に対応する集団的自衛権は重要だと訴えてくるが、矛盾も露出しており、国会は大荒れになるのではないか。
孫崎先生のおっしゃる通りです。賛同します。
日本は野田政権から本格的に好戦的になったと私は見て居ます。その好戦性を安倍政権は引き継ぎ強化を図っている。昨年は尖閣領有をめぐって中国を挑発したが、中国はそれをうまくいなした。今年はなんと正月早々から世界の大問題であるイスラエルまでわざわざ出かけてイスラム国を挑発した。イスラム国はその挑発を受けて立って投げ返して来た。これは日本政府にもイスラム国にも全く想定内の事件でしょう。日本政府に国内を纏めて中東派兵につなげたい意思を感じます。メデイアが全面的に後押しする国だから国内取りまとめはなんとかなるにしても、想像を絶する凄まじさの中東では日本のどんな動きも通用しない。何世紀にもわたって世界を蹂躙してきた米国と英国が手こずっている地域ですから。
やはり日本はどこかおかしい。2億ドル払って人質を取り戻し平和憲法を順守する路線に戻るのが正解だと思いますね。
安倍首相は莫大な支援金を出す理由として、「イスラム国の脅威を少しでも防ぐため」と言い、「イスラム国と戦う諸国に支払う」と言明していた。しかも、そのビデオはイスラム国の身代金要求のビデオにも挿入されていた。
ところが身代金を要求された後の安倍首相は、「支援金は難民救済の費用」だと変えてしまった。こんな言い訳が通用するはずがない。さらに、「人命を盾にする卑劣なテロ」と批難している。同胞が人質になっている時に、相手を激しく非難したら、人質の命が危ないとは考えないのだろうか。自身は人命を軽視しながら、相手にだけ人命尊重を求めている。
そもそも、フランスの風刺画騒動でイスラム圏が緊張している時に、わざわざ中東に出かけて行き、世界一の借金大国が莫大な支援金をばらまく必要があったのだろうか。後藤さんや湯川さんがイスラム国に拘束されているとの情報は、政府は掴んでいたはずである。
最悪のタイミングで最悪の場面で最悪の発言をした安倍首相、
賢い官僚や取り巻きが居れば、こんなシナリオは避けるはずなのに、
「僕ちゃん、こんなに頑張ったもんね」とでも言う幼児のような安倍首相
こんな首相に後藤さんの命を押しつぶす権利は無いと思う。
万が一、人質が犠牲になったら、安倍政権とお役人の責任重大ですね。
無事解放されることを、心からお祈りしています。
元内閣官房副長官補・柳澤協二氏は、「進むことも退くこともできない状況下で、唯一、人質の命を救う手段があるとしたら、イスラム国に対する対決姿勢を表明した安倍首相自身が辞任することで、人質の命と引き換えにすることだ」と提案した。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/226466