A:最近の状況
ウクライナに関して、ロシア・ウクライナ、フランス、ドイツの4か国で協議した。
そして、今、新たな展開が起こっている。
「ウクライナのポロシェンコ大統領は18日、東部ドネツク州の主要都市デバリツェボで親ロシア派の武装集団に包囲されていた政府軍兵士に全面撤退を命じた。
これを受けデバリツェボは武装集団が占拠する見通しとなった。欧州などからは12日の停戦合意に違反するとの批判が出ている。
デバリツェボは政府軍の管理下にあったが、1月下旬頃に武装集団に包囲され、5000人以上の政府軍兵士が脱出できなくなった。デバリツェボでは武装集団の攻撃が激しくなった17日、兵士の間で投降する動きが広がる一方、多くの死者が出たとの情報がある。ウクライナ政府は、兵士や市民の犠牲を抑えるために撤退を決断したとみられる。
ウクライナ東部では15日に停戦が発効した
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米国関与のテロは、中国ウイグル地区テロ騒乱、ウクライナ東部地区武力衝突、シリア問題から派生したISIS空爆テロ騒乱が大きなものとして挙げられる。今のところ、中国には米国のかく乱が不発に終わっているし、ウクライナ問題は、孫崎さんのご指摘通り、東部地区の大幅自治承認か、ロシア併合しか解決余地が残されていないのでしょう。問題は中東ISIS問題であり、生きながら地獄絵図を見せつけられている感じがする。米国の関与は、中途半端無責任で、罪深い憎悪の世界を繰り広げさせている。この世界に、安倍総理は、何故、乗り込んでいくのか、理解に苦しむとしか言いようがない。
孫崎さんの主張は、ウクライナ東部の自治政府樹立の容認につながる指摘ですね。ポロシェンコ政権や米は、これを認めない立場からウクライナ政府への武器援助をしているということでしょうか。①民族自決権を認める立場からすれば、ロシア系住民の「住民投票」の結果(?)を認めるべきだと思います。②ウクライナ政府側は、自治政府樹立は憲法上認められないといっていたような気がしますが、どうでしたでしょうか?③国家の法制上の制約よりも「民族自決権」の方が優位に立つのでしょうか。
私も孫崎先生が仰る通りウクライナ政府の失政だと思います。
今の日本の政府と政治家もそうですけど、米国の政治家にも歴史音痴ばかりです。オバマやヒラリーやケリーやバイデンたちはスラブの歴史を全く知らない。ヨーロッパの歴史上の人物で彼らが知っているのはヒトラーぐらいだとヨーロッパのインテリゲンチャがぼやいています。そのヒトラー認識もあやふやでプーチンをヒトラーだと言って悦状態に入っていました。しかも、彼らが真剣に擁立している集団がネオナチだということをも知っていない。米国はイスラエルと一緒になってウクライナネオナチを応援しオデッサのユダヤ人を含めたロシア系ウクライナ人を虐殺した報告が一年前にありました。それも彼らにはOKなんです。ネタニヤフにおいては、ホロコーストを知らないみたいな行動が目立ちます。
米国はそういうウクライナ右翼を使って国盗りに走ったのですが、失敗に終わりそうですね。良識ある純血ウクライナ人が右翼政権に嫌気がさし、どんどんポーランドや北欧に逃げ出し始めて居るとの報告があります。ウクライナ問題の全ては米国の歴史音痴と裏機関のいかがわしい情報に基づく破壊工作に帰せられると思います。
ただ、日本人は他国のことだと思って、対岸の火事と済ましてはおれません。安倍政権を構成する人間を見渡してみて、東アジアの歴史を勉強している人はいませんね。安倍首相はおろか、他の追随者もとんちんかんな話ばかりしているから、オバマやヒラリーと同じレベルなんでしょう。安倍首相らに東アジア外交を任せているとオバマやバイデンみたいな浮薄な連中が調子に乗って、日本をウクライナ化させるんじゃないかととても怖いです。早く首を挿げ替えないと本当に危ないと感じます。
そうですね。ダメなら諦めます。もうそういうモードに入っていますね。
もともとアメリカが政権の転覆に成功しているのだから、方針を変えさせるというのは無理です。東部が独立するといってもウクライナという国が変わるわけでもなく、分裂はいいことなのか、少なくともそれですべてが解決するとは思えません。CIAの工作は、結局国民を不幸にします。でも支配層にとってはそれで満足なのでしょうね。結局人間です。マスコミには期待していないけれどフェアーな精神は忘れて欲しくないですね。
ようするに欧米は冷戦の「敗戦国」が敗戦国として従順に
振る舞うはずとたかをくくったのですね。
ロシア連邦の本気を完全に見誤った。
オバマはメキシコがもしもこうなったらとの想像力を働かせる
だけでいいのに。
とんでもらー油さん。
国家の法制上の制約も民族自決権も大した意味はありません。
力で決まります。
現実は。
米国のなりたちはイギリスの法より民族自決が勝ったわけではありません。
独立軍が力で勝ちました。フランスなどの助力もふくめて。
政権側か反政権側かも無意味です。
米国はシリアでは後者、ウクライナでは前者の味方のようです。
米国の取り巻き国家とそのマスコミも。
欧米はじぶんたちがコソボでやったことを思い出せば、どのつらで
ロシアを非難できるのかとおもいます。
NATOはベオグラードを爆撃したがロシア連邦軍はキエフを爆撃など
していない。
はるかに抑制的です。