従米・戦争国家へ──。日本はもう後戻りできないのか!? 集団的自衛権の行使、原発再稼働、特定秘密保護法の施行、格差社会の推進……。日本の大きな進路変更を目論む安倍政権の暴走で、まさに「崖っぷち」に立たされた日本。元外務省国際情報局長の孫崎享とニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラーが、真実を伝えない日本のメディア、安倍外交の脅威、沖縄独立からジャパン・ハンドラーズまで、国民が知らない不都合な真実を明かす。安倍政権の正体、対米従属の秘密、日本と世界の今がわかる! 20万部超のベストセラー『戦後史の正体』の著者、孫崎享と、2012年、ピュリッツアー賞最終候補の世界的ジャーナリスト、マーティン・ファクラーによる渾身の大型対論。
担当者コメント
歴史家、半藤一利氏は、太平洋戦争に至った戦前の様子を踏まえ、歴史には、状況が引き返せなくなる「ノー・リターン・ポイント」が
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米・英・イスラエルの三国同盟は日独伊三国同盟と実に共通しています。前者は国連から実質的に脱退しています。後者は国際連盟を脱退しました。ブッシュ坊やは悪の枢軸という言葉で北朝鮮、イラン、イラクを興奮して品性を欠く罵詈雑言を吐きましたが、その言葉はそっくり冒頭の同盟に捧げたい。それはともかく、そういう邪悪な同盟に日本はうまく取り込まれたと見て居るので、後戻りは出来ないと思います。言うじゃないですか、闇社会から足を洗うのは大変だ、と。そういう視点で孫崎先生とファクラーさんの対論を読みます。楽しみです。
米国も日本と同じくマスコミに対してネオコンやイスラエルロビーの締め付けが厳しいと聞いていますが、ニューヨークタイムス紙でリベラルで正統派のファクラーさんが活躍できるのは同紙のふところの大きさを示しているのでしょうね。
> 日本の民主主義が、活気に満ち、正しく機能するためには、国の将来について健全で活発な議論が行なわれなくてはなりません。
Our lives begin to end the day we decide to become silent about things that matter.
(問題になっていることに沈黙するようになったとき、我々の命は終わりに向かい始める)
-Rev. Dr. Martin Luther King, Jr.(キング牧師)-
まさしく この通りの状況にあると思います。
>>2
拙者はoldjapの言葉こそ扇動的だと思う。
oldjapの項目について拙者は次のように思う。
従米:これまでの従米はプラスが多かった。が、これからはマイナスばかりだと思う。一つだけ例を言えば、健康保険制度だ。これが無くなる。因みに、隣国では米国式になって多くの人が医者にかかれなくなっている。これは民衆にとって大打撃だ。
戦争国家:安倍が追及する集団的自衛権は米国が勝手に行う先制攻撃でも米国とともに戦わざるを得なくなる。そういう状況にある国家を戦争国家と言わずして何と言うのか?
続く
「崖っぷち」を前にして、われわれは本質をしっかり議論し、それでも原発を再稼働するか、集団的自衛権を行使するか否か、という道を選ばなければならないのです。(「はじめに」より)/孫崎 享・・・・・
「崖っぷち」に、たとえ国民が原発再稼働に反対して、集団自衛権の行使に反対しても自民党系の暴走は止まらないでしょう。なぜかと言えば、国民に本当の危機感がないからです。しかし自民党系政治の前に国民は、なすすべがないかと言えばそうではないと思います。
国民は国の主人公です。この事を考えて、故市川房枝さんの活動を参考にしたらどうでしょうか。為政者、官僚、経済界などは悪人ではなくてそのような締め付け、弾圧が有るから従わざるを得ないのです。これは日本全国が、金縛り社会が蔓延しているのが原因です。
それを打破するには、市川房枝さんがされたように悪行を働いた者の自宅まで行き、その行為を追及することです。責任を取らせることです。そのグループの責任者自身に会う事です。いままでは逆に一人一人が、団体、企業に対して抗議していたから手におえなかったのです。又、企業に対しての批判なら、その企業の商品をなるべく買わないように運動すれば、即日状況は逆転するでしょう。
国民は主人公、お客様は神様であるという格言を思い出してみることが、今の政治を劇的に変える最後の手段で、最も効果的な方法であると断言します。
>>7
続き
「彼らは今でも日本人、日本軍に対して不気味なものを感じているはず。。」とoldjapは言うが、oldjapみたいな言辞を吐く日本人にこそ不気味なものを感じると思う。oldjapの言う「亡霊」は意味不明だが、「恐怖」を煽りたてているのは安倍政権じゃないか?回教の原理主義者やイスラム国を刺激して恐怖を創りだしたのは明らかに安倍首相だ。
原発再開:全く不必要だ。それだけでなく暴走だ。理由は次の4つ。
1.日本は世界最大の地震国。原発に馴染まない。ノーテンキな米国でさえ原発は東海岸方面に集まっている。
2.発電コストが比較にならないほど高い。勿論、危険対策、廃炉、万一の場合の補償費を入れる。
3.安全保障上全くナンセンス。世界中のテロと戦うことを安倍首相は世界に約束した。当然テロは原発を狙う。全部廃炉にしてからテロと戦うのが国民の安全を第一に考えなければならない首相の義務だ。その義務を放棄するのは倒錯以外の何物でも無い。
4.福一の事故調査が曖昧模糊。日本は爆発の物理学的解明もしない未開国だ。事故を起こした犯人は津波と電源喪失と水素爆発で統一している。日本はそういう無知蒙昧な国だ。尚、「使者はゼロ」とは何だ?死者のことだろうが、爆発時の衝撃で死者がないと言って良いとする論法は言語道断。
特定秘密、格差社会:先進国もそうだからいいという事大主義が気に食わない。先進国が何を指すか不明だが、恐らく米国のことだろうけど、その悪いところに合わせるというのは間違っている。日本は自由と民主主義と博愛と福祉を充実、推進させていくことで世界をリードすべきだ。それが人の道でもあり、真実だ。
Martin Fackler:oldjapは人を知名度とか影響力で判断するが、拙者はジャーナリストならその書く記事の内容で判断する。そして、拙者の反だ基準が正しいと思っている。
2月12日に神田三省堂に行った時、「崖っぷち国家日本の決断」を偶然見つけて即買いました。
小生は政治には関係ない無能な一般人ですが、少しおかしいと思うようになったのは小沢一郎バッシングの時からでした。友人も、あれはやり過ぎと言っていました。孫崎先生の本やいろいろな本を読むようになって、日本には総理大臣より上の国家権力があるのだと思うようになりました。邪魔者になれば総理大臣でも逮捕できる、国民の知らない真の国家権力です。いままで一般日本人の感覚として、警察・裁判所とかは絶対的に信頼していましたが、最近は不信感を感じるようになってしまいました。
しかし安倍政権に何から何まで反対というわけではありません。アベノミクスはひょっとしたらうまくいっている可能性もなくはないと思いますし、何より円高是正した貢献は大きいと思います。(素人の考えですが。)ただ、消費税増税には絶対反対です。
また、ジャパンハンドラーがアメリカを代表しているわけではないという話は目からうろこでした。
孫埼さんに提案ですが、鳩山さんを担いでリベラル新党を、今すぐ発足してもらいたいと思います。国民の多数は原発再稼働、集団自衛権の行使、TPP、消費税、秘密保護法に反対されていると思います。そんな状態で、なぜ今自民党が政権を維持していられるのか、理解に苦しみます。この不自然な状態が続くのは、自民党に代わり得る政党がないからです。
原発再稼働、集団自衛権の行使、TPP、消費税、秘密保護法に反対されている、作家、大学教授、弁護士、タレント、評論家、政治家、市民運動家等大勢おられます。今すぐこの政策を掲げて賛同する国民による、国民のための政党を発足してもらいたいと思います。国民は今、嘘のない政党を待ち望んでいます。
なぜこれができないか本当に不思議です。やる気が有れば即刻できると思います。ただ皆さんはやる気がないだけのことだと痛感します。
ジャパンハンドラーがアメリカを代表しているわけではないという話は本当かもしれませんね。同時にジャパンハンドラーの力から日本が自由になれないというのも本当でしょう。結局何もかも曖昧な状態が許されるからハンドラーみたいなものが付け入る隙を与えるのし、あるいは国民の意思が表に出ることを許しているとも言えます。どちらが本体か?現時点では何とも言えません。誰かが既に戦争状態だと言っていたけれど、それが本当だとすれば白黒がつくのも遠い未来ではないのかもしれないと思います。でもそれを見ている側の心理はだいぶ変化しましたね。少しずつ温度が下がっていくのを感じます。これでいいのかとは思いますが、そうでしかないのでしょうね。
不思議なのはマスコミですね。ハンドラーの味方と思っていましたが、必ずしもそうじゃない。でも完全に国民側にもいない。あんたもはっきりしろといいたい。
ISがイラク西部アンバル県バグダディで拘束した45人を焼き殺したと伝えている。
正常な戦争とかテロという世界でなく、憎悪、畜生の世界であり、何ともやりきれない気持ちだ。
日本から遠く離れ、今まで大きな実害もないのに、テロとの戦いなどと言って、日本が前面に出る必要性などないのに、安倍政権の危うさが、後代まで引きずりかねない。尋常な世界ではなく、戦いに加担することなく、平和も求める姿勢を出せないものか。人類が生きるか死ぬかの残酷性の世界のただなかにあるような気がしてならない。
この本はぜひ読みたい。
メディアの萎縮、安倍政権の横暴,沖縄の抵抗、イスラム国の今後など気になることばかりですから。
ネットの炎上やヘイトスピーチの横行もあって私たちの口は重くなりがちです。しかし、疑問や不満をを表に出していかなければ、ないものと思われてしまう。戦争はばかばかしいものでそんなことは起こりっこないと、私も今は思っているが、ほんの少しづつ世の中が変化していることは感じています。あるときはっと気がつくと、風景が変わっていて、戦争を受け入れるしかなくなっている。「しかたないよね」とか言って。その時、過去を振り返って、ターニングポイントはあの時だったと言っても遅いということです。
「健全で活発な議論」というのがどこでどれだけできるか、それが一番問題です。