ウクライナで2015年2月20日、親ロシア的なヤヌコーヴィチ前政権が崩壊し、現在の親欧米政権が誕生するきっかけになった治安部隊と反前政権派との武力衝突事件(犠牲者100人以上)にのぼった事件のを悼んだ。から1年を迎えた。
独立広場(ウクライナ語: Майдан Незалежностіマイダーン・ネザレージュノスチ、Maidan)
鵜用曲折はあったが、結果として、ウクライナはクリミアと多分東部ウクライナを失った。
なぜこんなことが起こったか。
マイダーン広場事件は2014年2月7日から23日の間のソチ・オリンピックの最中に起こった。2013年11月にヤヌコーヴィチ政権が欧州連合との政治・貿易協定の調印を見送ったことで、親欧米派や民族主義政党全ウクライナ連合「自由」などの野党勢力などによる反政府運動が勃発し、これがマイダーン広場事件に結びついた。
この背景に米国がいた。
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ウクライナ(東部は除く)を日本本土に置き換え、クリミアを沖縄に置き換え、ロシア軍基地を米軍基地に置き換えて、考えると様々なことが構想される。本土の我々は安全と考えているが、沖縄は米軍が守っており安全であり、本土のほうが危ないことになる。
孫崎先生のウクライナ状況分析に賛同します。
失礼乍ら、一つだけ付け加えさせて下さい。
ウクライナ金融大臣にあの世界的に有名な金融市場投機家のジョージ・ソロスが採用されました。又、バイデン副大統領の息子がウクライナ地下資源公社の社長に就任しています。その他、イスラエルのパスポートをも持つ複数パスポート保持者が何人か重要な政府職に就きました。米国はプライバタイゼイションとか称して恰好を付けていますが、ウクライナの資産を私物化しているのです。この本質は強奪です。英語には略奪、強奪に類する単語が無数にあります。新約聖書にはそのような行為を正当化する文章がいろんなところに載っています。英・米・イスラエルが何を考え長い長い過去の歴史を紡いできたか単語の多さで分かります。因みに日本語には天候に関する単語が多いとのことです。
日本は地下資源がないから保険市場とか農産品市場として魅力があるのでしょう。安倍首相は靖国とか戦前回帰とか恰好つけて右傾の若者に「安倍ちゃん」とか言われて悦状態にありますが、米国はしたたかに計算して強奪を考えているのでしょう。勿論、強奪の対象に我々が世界に誇る専守防衛の自衛隊をあのグルカ兵みたいに使いたいことは明らか。グルカに対する恩給は英国民が支払ったが米国はただで使うのです。これではふんだりけったりではないでしょうか。
ロイアの怒りがよくわかります。日本のマスゴミではなにもわかりません。真実をドシドシ発信して早く安倍を引退に追い込まないと日本も大変なことになりませんか。沖縄、TPPでなにが見えてくるか、鳥肌が立ちます。
オバマがロシアに威丈高にふるまうのはあまりに筋書きとは異なる進行に
たいするやり切れなさの現れでしょう。
こんな男がノーベル平和賞ですからね。
ただ孫崎さん。いま内戦中のウクライナ東部はクリミアとはおおきく異なる
歴史的沿革です。
そこはクリミアとちがってずっとウクライナでした。
おそらくこのさきもずっとロシア連邦編入はありません。
売るほど領土があるロシア連邦にとって編入のうまみがありません。
それよりも独立国かウクライナ政府の統治権が事実上およばない高度な自治で
あることがロシア連邦の最大の利益です。
東部住民はロシア連邦入りを切望するでしょうが。
かれらをロシアと同様の生活水準に引き上げるための大金をモスクワは
出したくないでしょう。
それにロシアがウクライナ東部に期待するのは自国に敵対的な国との
緩衝地帯です。
クリミアは軍港として死活的な意味がモスクワにとってはあります。
モスクワはソ連崩壊、ウクライナ独立のなかで息も絶え絶えの状態
のときでもウクライナに大金を払って借り続けました。
なんでも、モスクワがクリミアを取り戻す決意の重大なインセンティブ
となったのがウクライナ側からの、ロシア連邦とのクリミア軍港賃貸の
契約を破棄してNATOに使わせるとの脅迫だったと聞きます。
沿ドニエストル、南オセチア、アブハジア、いずれも住民の
多数意志がロシア連邦加入を望んでいますがモスクワは
認めません。
そんなことしたって得がないから。
いまのままが一番だから。
ウクライナ東部もそうだと思います。
南オセチアについては国際情勢をにらんで南北オセチア統一の
機運がいつか出ないとも限りませんが。