A 上杉隆
・ジャーナリズムを育てるのはメディア側の人間ではなく、最終的には情報の受け手である。まずはメディアへの「厳しい目」を持つことである。
・情報の扱いについて認識の低い日本の政治家にあって、安倍首相は第2次政権以降、メディアコントロールが非常に長けているとされる。連日のように大手マスコミの幹部と食事を共にしたり、休日には一緒にゴルフに言ったりとメディアとの付き合いに余念がない。
・第一次政権時に週刊誌を筆頭にしたスキャンダル報道で、大臣のドミノ辞任が起こり、結果、政権が崩壊した反省を踏まえ、スピンコントロールも徹底している。
スピンコントロールとは欧米では一般的に行われている政治手法であり、政権にとって都合のいい成果などを強調する一方で、不都合な事実は希釈して流すという情報操作のやり方である。
・政府の発表することは危険だという前提のもとでメディアの情報を受け取るリテラシーの
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>>3
闘わなければ勝ち取ることはできない。闘うのを忘れてしまえば、権利は失われて行くのです。天与の贈り物のように、降ってくるわけではないのです>>とても刺激的な文章を見させていただきました。これを読んで市川房枝先生のことを思い出しました。先生は、右翼団体からの脅迫的な拡声器からの声にに対して、まだすることが有るからもう少し生かせておいてくれと、応答したと言われています。
権力者側としては、市川先生の存在はとてもうるさく、面倒だと考えていました。腐った政治家などには自宅まで行き、責任を追及されていました。その反面、いかにも質素で庶民的な政治家でした。小生の知人が国会を尋ねた時、カレーライスをごちそうになったと喜んでいました。選挙でもポスターも張らず、車での街宣はされていませんでした。
そんな政治家は二度と現れないでしょうか?そんなことなないと思います。必ずおられると期待します。ただ勇気がないだけです。その勇気は、障子紙に唾をつけて指で押す程度のエネルギーだと存じます。出でよ第二の市川房枝!と叫びたくなりました。
市川房枝先生は「権利の上に眠るな」と言う名言も残しておられます。「87歳の青春」という映画も自身で出演されています。この映画は最高に感激ものです。何回見ても身震いがします。(所蔵されている白黒8ミリ映画)。DVDは感激が薄れています。
「権利の上に眠るな」は、政治家よ昼寝をするなと言うような事では有りません。国民に叫んだものです。言論の自由、憲法九条などの素晴らしい憲法(権利)が有るのに、それを行使しない国民よ、眠らず目覚めよ、使えと教えたものです。今、この時代に最も必要な事なのです。政治家よ憲法九条をまもれ!原発を廃棄して国民の命を守れと叫ばなければなりません。
>>4 フレデイ タン様
まず我々は、憲法九条を死守することです。やがて来るであろう、国民投票が国民の命の最後の砦となります。九条を守る意識が国民に高まっても現状のマスコミでは、世論調査も工作されるでしょう。鬼より怖い「ムサシ」(これは私の感想です)の存在が、とてつもなく大きく、重く国民の前に立ちはだかります。
だから、できるだけ早くリベラル新党を立ち上げて、その中で上記の2点を調査、追求せねばなりません。もし不正がなければ勝つ見込みは十分にあります。しかしこれが出来なければ、話になりません。そのときも、SNSは重要な役目を果たすでしょう。随所で行う不買運動もボディに効きます。
いずれにしても、こちらの土俵で相撲を取ることです。原発反対デモの様に相手の懐まで出かけて行けば、それだけエネルギーが消耗しますし、幹部が狙われます。ネットワークを最大限に利用することだと痛感します。
もし、不正が発覚すれば世の中がパニックになるでしょう。戦国時代に突入するかもしれません。経済も破綻する可能性もあります。そうなれば治安もなくなります。しかし現代の日本は腐りきっています。ここで膿を出して出直さねば立ち直りません。近代歴史で第三の出来事になるかもしれません。(明治の開国、第二次世界大戦のおわり)丁度70年間隔になります。
>>8
sizennouさん
おっしゃる通りです。今年は節目です。
ムサシは脅威です。米国のネットスパイの不正を世界に暴いて見せたスノーデンみたいな義侠の人間がこの大和民族の中から出てきても不思議ではないと考えるのですが。これだけ沢山のノーベル賞を獲得したアジアでは稀な民族です。政治の世界でそろそろ内部告発者が出現しても可笑しくない頃だと思います。
SNSはバカにできません。独裁者ムバラクの追放はSNSを媒介にした民衆のデモでした。
懲りずに抵抗をしていくしかありませんね。
>>9
問題の一つは誰がやるかです。これも、孫埼先生が過去の講演にすこし話されましたが、老年がやるしかないと思われます。若い人に期待はかかりますが、現状は無理です。と、言いますのは、若い人は会社でも大黒柱で働かざるを得ません。家庭でも一家の大黒柱です。世間を、敵に回すような改革の活動などする時間もないし、弾圧で仕事を失う危険性が大です。ですから、一線から身を引いた老年で、時間の余裕がある者しかできません。
老年は経験もあります、知識も豊富です、まだまだやる気のある人は大勢います。この様な人々が、自分の得意とする分野で活動すればよいと思います。ある人は指導者になり、ある人はネットワークの研究、ある人は組織の戦略、ある人は政策、ある人は寄付を、ある人は知恵を、ある人は人を紹介、ある人はアイデアを、ある人は励ましを、ある人は事務を、ある人は演説を、ある人は運転を、ある人は企画を、ある人はデザインを、ある人は情報をというようにほんの少しずつ分け合い、助け合えばよいと思います。
>>10
全くもって異論はございません。”老年は荒野をめざす”です。頑張りましょう。
数か月前、人気が有り有名なSブログで突然小生のコメントが消されて、以後のコメントがブロックされて入力ができなくなりました。河村たかし氏が九条改憲論者だとか、小沢一郎氏が核保有論者とのことを書いたら、それが気に入らなかったようです。このブログは、孫埼先生だからそのようなことはされないと思います。
管理者に都合が悪い記事であったり、管理者に批判的なコメントは見たくない気持ちは分かります。しかし、コメント欄を開設している限りは、あえて甘んじて受けるべきです。反論から、学ぶべき事項も見つかるかもしれません。間違った記述が有れば、丁寧に説明すれば済むことです。又、総理の安倍晋三や、名古屋市長の河村たかしなどの様に口にあわをふいて、叫ぶなど最低の行為だと思います。
是非このブログでは、穏やかな討論であってほしいと思います。そして読者同士が研鑽し合い、レベルの高いものになることを願っています。そこから日本を変える意見や、グループが出来上がるかもしれません。
>>12
中国の軍事力増強に対し、けん制する意味で、小沢氏が、自由党の時代でしょうか、日本は技術上能力があると言ったことがあるのは覚えていますが、「日本が核保有すべし」と発言したことを知りません。河村たかし氏も小沢氏も憲法改正論者であることは知っていますが、9条の改正を主張したことを知りません。本音はわかりませんが、表面的には、オブラートに包んでいます。外交戦術の一つをとって、軍国主義者と断定されると、小沢氏を支持するものとしては、市川ふさえ氏に破門された菅元総理が浮かんでくる。
主義主張に正義などなく、国会で十分審議し、多くの国民が支持すれば、その方向に進むしかありません。
私など高齢者は、戦後の悲惨な物不足の時代を皆で助け合って、共存的社会主義の高度成長時代を生きてきたが、平和が進み生活が豊かになると、人との差別化を求め、戦争の悲惨さが消えて、戦う本能が頭を擡げてきます。「知足から能力あるものが富を独占して何が悪いのだ」という競争的資本主義が闊歩するようになるのは必然的流れであり、お話は十分理解できるが、この流れを変えるのは容易ではない。
>>13 younghopeさん
コメントありがとうございます。小生は市川房枝先生の事を少し勉強しましたが、管直人氏を破門したとは知りませんでした。先生が、市民運動当時管直人氏を信用できず、遠ざかっておられたという事は知っていました。もし、破門されたという経緯をご存じなら詳しくお教えください。市川房枝の大ファンの一人として、市川房枝の歴史を知りたいと思います。
>>14
一時、菅直人氏のことがネットで話題になりました。あなたのお話のように遠ざけられたということは、一般的に流布していました。そのほか、女癖が悪いとか、花束を市川さんが投げ捨てたとかの話もみたような気がします。破門の件は、私は確認していませんが、当時、市川ふさえ全集に収められているといわれた方がいたのを記憶しています。