A:事実関係
原発事故は「バベルの塔」 ローマ法王「人間の思い上がり、文明壊す」と警鐘
1:ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は20日、バチカン(ローマ法王庁)で日本カトリック司教団と会談し、東日本大震災で起きた福島第一原発事故などを旧約聖書の「バベルの塔」になぞらえ、人間の思い上がりが文明の破壊を招くと警鐘を鳴らした。(25日朝日)
2;戦後70年司教団メッセージ
「平和を実現する人は幸い~今こそ武力によらない平和を」
主要点
・ 日本カトリック司教団はこれまで、1995年に『平和への決意 戦後五十年にあたって』、また2005年には『「非暴力による平和への道」~今こそ預言者としての役割を』というメッセージを発表してきました。戦後70年を迎える今年、ここに改めて平和への決意を表明することにいたします。
1. 教会は人間のいのちと尊厳に関する問題
コメント
コメントを書く沖縄の問題、集団的自衛権は、日本が民主主義国であるかどうかを問う重要な問題ではないか。
沖縄の混乱は、民意が混乱しているのでなく、行政府の長の変質変心であり、その変質変心を根拠に辺野古移転を強行しようとしている。沖縄県民は、選挙権はあっても県民の意思が尊重されないという憲法適用外従属国民扱いをされています。集団的自衛権は、米国の横暴が繰り返され、世界に紛争が絶えず米国の仲間が逃げている時、「わが軍」軍国主義者の安倍首相の登場で米国の立場が補強され、悪者役汚れ役を日本に転嫁する体制が整ったということでしょうか。米国ネオコンの誘いをいいことに、国会議員はマヒしているが、日本独自の軍国化を進めようとしているのがみえみえであり、米国政府、世界の各国は気を許しているとは思えない。米国に従属化して、世界各国が日本の行動を注視し、肝心の米国にも身構えられる、安倍政権は、独りよがり孤独な政権に思えてならない。
私は日本カトリック司教団のメッセージを安倍ファッショ体制に打ち込むクサビとして高く評価したい。先日の大江健三郎/鎌田慧の記者会見に次ぐ第六号クサビとして私のノートに早速記帳しました。東本願寺、西本願寺、創価学会、他教団も日本カトリック司教団に追随することを切に望みたい。
ドイツの思想家テオドル・アドルノの言葉「アウシュビッツの後で芸術・宗教を行うのは野蛮だ」を想起し、その関連性の中で日本の芸術、宗教関係者が2011・3.11は日本のアウシュビッツだということをしっかり認識し、政治に参加することを民衆の一人として私は切に期待したい。
多くの方々に読んで頂きたいメッセージ・・。拡散される事を祈ります。
原発で使用した核燃料は、数10万年以上も安全に保管しなくてはなりませんが、今でも世界中に1ヶ所も処分場は稼働どころか、完成もしていません。核燃料だけでなく、圧力容器なども高い放射能を持っていますから、寿命が来た原発も、同じ場所に新たな原発を造ることはできないのです。このため、原発を続けるためには、40から50年ごとに新たな原発を建設しなくてはならず、限りなく広大な土地が必要なのです。そのため、砂漠などがない日本で原発を続けるには、数百年後には人の住む場所がなくなってしまいます。再稼動に熱心な安倍首相は、国民のいなくなった日本に、世界の放射性廃棄物を集めて、処分場にしようと考えているのかも知れません。
日本カトリック司教団は宗教者として当然のことを声明されたと思います。もっと強く他の宗教団体とも連携して活動して欲しいと思っています。私達もあらゆる機会をとらえて活動して参りますので。
『政治の問題としてでは無く、人間の問題として…』 と発言した教会さんに痛く感動しました。宗教家としては訝しい「政権欲ボケ」政党の公明党や創価学会の、真面目な方に聞いて頂きたいですね。