1:偕行社とは、公益財団法人偕行社)は、大日本帝国陸軍の元将校・将校生徒・軍属高等官および、陸上自衛隊の元幹部の親睦組織。
帝国陸軍の創建まもない1877年(明治10年)、陸軍将校の集会所・社交場(将校倶楽部)や一種の迎賓館として東京府九段に集会所(九段偕行社/東京偕行社])が設立されたことに始まる。
2006年4月には陸上幕僚長から各陸自部隊宛に「会の活動を支援せよ」との通達が発され、翌2007年(平成19年)からの1年間で400人もの幹部自衛官OBが新入会した。2010年3月末における会員数は10,000人(内:幹部自衛官OB 1,000人)。
2:講演会「
日時 :平成27年3月24日 13:00~17:00
テーマ :「転換期における安全保障政策の新しい方向ー日米同盟の将来」
場所 :東洋学園大学本郷キャンパス フェニッ
コメント
コメントを書くアメリカの国力の優位性は間違いではないが、どのようにして優位性を確保しているかが大きな問題ではないか。米国式金融市場競争主義と米国社会正義に反する国々に対する一方的攻撃戦争である。すなわち、米国の世界における立ち位置の保持維持を目指した過剰な投資行動などの経済的戦争であり、近代兵器のテストを兼ねた他国に対する武器消耗を目指した戦争である。この結果、富める者と貧しい者との格差が天文学的レベルまで拡大してしまった。社会から見捨てられた人たちの生きるためのテロ行為が、米国並びに協力する国々に対する様々な反撃行為が多発しています。このような時は、やはり孫崎さんのような冷静な目が必要であり、軍事力だけでは解決できないことを認めざるを得ないのではないか。また、集団的自衛権を行使するにしても、前線で兵力として戦うのでなく、後方で様々な補修整備などの支援行為をするということも議論の対象になると思う。集団的自衛権を前提とした議論であり異論はあるが、極めて抑制的理性的なシンポジュウムであることは評価したい。
フランクリン・ルーズベルト大統領はファシズムについて「個人、グループ等の、権力をコントロールしている私的な何かによって政府が所有されていることがファシズムだ」と言ってますが、今の米国、今の日本は、この定義に従えば、ファシズム化していることは間違いありません。そういう両国が中国を仮想敵国としていることを公言しているわけですから、本当に尋常じゃない事態なんです。
取りあえず、中東が自衛隊の働き場所として最適地だと安倍氏なんかが考えているようですが、中東の抗争にはコーランと旧約聖書が激しくぶつかりあっている側面が濃厚にあって、概ね仏教国の日本の自衛隊が働けるところではないですよ。実のところ、日本と米国の好戦派が目指しているのは中国との戦いでしょう。さもなければ、沖縄に米海兵隊駐留をしつこく求める理由がないじゃないですか。でも、中国には日中戦争のルサンチマンが大いにあるわけですから、中国は日本にとって相手が悪すぎる。更に米国は基本のところがずるい。事が起こったら、日米同盟なんて吹き飛んでしまう。日本は中国に壊滅的に粉砕される。一体、何を為政者は考えているのかさっぱり分からん。
日本にとっての正解は東アジア共同体しかないんですよ。本当に。