真珠湾攻撃と「原発、TPP消費税、集団的自衛権」とを比較してみますと、驚くべき共通性
それは。
① 本質論が論議されない事、
② 詭弁、嘘で重要政策がどんどん進められること、
③ 本質論を説き、邪魔な人間とみなされる人はどんどん排除していくこと。
どのような理由で日米開戦に日本は進んだか。
『日米開戦の正体』(5月13日発売)より
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集団的自衛権やTPP,原発などで安倍政権が行おうとしている方針は次の図式がなりたっています。
① 指導者が嘘や詭弁の説明をする、
② この嘘や詭弁で、本来は国民が望まない方向に政策を誘導する、
③ マスコミが調べれば嘘や詭弁であることが解るのにそれを検証せず、嘘、詭弁の拡散に努める
④
コメント
コメントを書く集団的自衛権、TPP,消費税だけであれば、それぞれが問題であることが早晩判明し、無頓着な民衆が立ち上がり安倍、ネトウヨ、マスコミをコーナーに追いつめ国の方向を変えることが出来ると思う。しかし、原発で事故が起これば、日本は二度と立ち上がることは出来ない。
そしてもっと恐るべきことは日本が中国との戦争の引き金を引き、世界が第三次世界大戦に突入することである。孫崎先生のご説明だと昭和天皇は内乱を心配され東条を起用し米国と戦争させ結果米国に敗北し内乱を避け日本が共産化するのを阻止された。東条と当時の好戦的な青年将校の関係は今の安倍と好戦的なネトウヨに実に似て居る。日本主導の集団的自衛権の積極的行使のリスクは多大だ。今民衆は無頓着を捨てリスク排除の行動を起こさねばとんでもないことになってしまう。
> それが今日の日本で強烈に復活しているのです。
戦後日本も元々その傾向にあったのではないでしょうか。
孫崎さんのように本質論をぶつと「そりゃ君、正論だよ。しかし組織というものは正論ばかりで成り立つわけじゃない」と利いた風な返答が関の山です。
孫崎さんに対する岡本行夫氏の如く、絶対に折れることなく嘘と詭弁で平行線のまま。
何故それほど頑なに本質論を避けたがるのか。仮に岡本氏が孫崎さんの論を認めるとどうなりますか。今更手遅れで、氏はもうお終いでしょう。拠り所がなくなり、明日から生きていく術がない。さながら教祖を失ったカルト信者の如くになりましょう。となれば、嘘と詭弁で孫崎さんを全否定する他ありません。自分のボスは誰か、更にそのボスのボスは誰か、それを見定め、そのラインの意思を忖度はすれども、間違った方向に舵が切られないための提言等は一切しない。これが大方の日本人の在り様と思います。
そして今、そのタイプが強烈に増え、上に対して余りにもフィードバックが掛からなくなっているのは本当にその通りでしょう。そんなつまらない生き方をしないよう、孫崎さんが特に若い人をもっともっと刺激されることを望んでいます。
今日の漫画、是非日本の子供たちに見せて、先生たちは ちゃんと解説してあげないといけませんね。
自分は漫画は読まないし、描いたこともない。電話はすることはあるし、時々は会話する。ネオコンなどと呼ばれる好戦派とも無縁で、至って穏やかに会話する。それで口がきけなくなると主張する人間がいれば見てみたい。