国民は今、圧倒的多数で、集団的自衛権の関連法案を今国会で通すことに反対している。
その中、①何故安倍首相がかたくなに集団的自衛権関連法案を通そうとしているのか、②この安倍首相にどのような形で阻止したらいいのかに関心がある。
この問いにどれだけ日本のメディアが応じているか。
残念ながらほとんどない。
この中、8月7日号FRYDAYは「平成の岸信介になる、安倍さんは官邸で自己陶酔中」「小林節教授、憲法を無力化していく手法はナチスと同じだ。安保法制はこれで潰せる」
を掲載した。主要点次のとおり。
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「小林節教授、憲法を無力化していく手法はナチスと同じだ。安保法制はこれで潰せる」
・安倍首相が官房副長官の頃、飛行機で偶然乗り合わせた。その時「憲法を改正しないで海外派兵は不可能」とレクチャーをした、
・安保法案が成立した直
コメント
コメントを書く安倍政権に対する対応として自民党議員に対する次回選挙での落選運動を起こすことは手段としてどうなのでしょう。
国民主権に従い、さまざまな問題を含みながらも、官僚機構は、学者、民間有識者の意見を各種委員会で聞きながら、法律案を成文化し、国会で議決し、公布執行している。
今回安倍政権は、戦後70年積み上げてきた自衛権の解釈を、一方的に変更しようとしている。しかし、国民の大多数は、変更を是認しないのであり、当然のことながら、日本の学者有識者も是認しないのです。日本国の国家システム上では、安倍政権は完全に丸裸になっているのに、その丸裸状態を自覚できない異常な状況にあるといえます。
かって、アベのような軽佻浮薄な首相などみたことありません。それだけ現在の日本の政治風土・社会状況が混乱・劣化している証拠かも知れません。
そして、とうとう「戦後自民」の賞味期限も切れてきたのかもしれませんね。また、アメリカの「遠隔操作」も効かなくなって来た。
「文春」「新潮」は毎度のことと半ば諦めています。 「週刊朝日」の7月31日号ですが、「「壊憲」自公 政権瓦解の道」と題し、「驕る安倍は久しからず」「米軍とともに戦うと新幹線テロが起こる」などとする鳥越俊太郎氏らの談話を載せています。もっとも、「編集後記」に「安保法制に反対でも公に政治的発言はしにくいと断る著名人が多く、意外に苦戦しました」とあるのが気になりました。どうして皆こうなのでしょうね。真に国の行く末を憂う国士はいないのか。
それと、朝日新聞がせめて「週刊朝日」並みに毅然たる姿勢を見せてくれたらと思うのですが、それを望むのはやはり無理いうとものでしょうか。
他方、ここへ来て女性週刊誌が頑張っていますね。「女性自身」8月4日号。瀬戸内寂聴氏「美しい憲法を汚した安倍首相は世界の恥です」。内田 樹「強行採決で安倍首相は独裁者の快感に酔った」など、激しい記事をしっかり載せています。
今朝の中日新聞に、安保法案を廃案にするために今からできる方策について、1頁大の記事が出ています。
その一つとして、「自公国会議員あてに次の選挙での不支持を仄めかして「造反」を促すファックスを打つ」方法が紹介されています。偶々、個人的にはすでに先週からこの方法を実行しており、及ばずながらもう80通位は打ちました。
多少の効果でもあってくれると良いのですが、どんなものでしょうか。
YOU.TUBEでは「ヒゲの隊長に教えてあげてみたhttps://www.youtube.com/watch?v=L9WjGyo9AU8」という自民党が制作した安保法制の宣伝動画のパロディがアップされております。今見てみましたが、大変よくできており、自民党政策の本編よりこちらのパロディの方が視聴回数が多い事がうなずけました。このような動画が広まる事も重要ですね。
日本で自公連合に対して野党と国民が安保法制の是非で抗争していると同時に世界では米国のネオコン・シオニストの暴虐に対してロシアと中国とイランが国家主権を賭けて抵抗しています。
米国のネオコン・シオニストは日本を手先に使うことが出来ればロシア、中国、イランに対する三日月形の包囲網(大英帝国時代に作られた略奪の野望)が完成することになるのです。彼らは安倍氏たちへの支援で手を抜くことは考えられません。野田から安倍へのシフトは彼らにとって千載一遇のチャンスなんです。
このネオコン・シオニストは「憲法なんか糞くらえ!」と考える連中です。その手先志願の安倍氏たちも間違いなく「憲法なんか糞くらえ!」考えているでしょう。でも、腐っているとしても、まだまだ我が国は民主主義国家です。ウクライナやイスラエルとは違います。
私は小林節教授の「法廷で徹底抗戦を行う」という戦術に最も大きい望みを託したいです。何故なら、ネオコン・シオニストが牛耳る米国ではレーガン時代から「憲法をないがしろにする」工作が組織的に進められ、ファッショ体制が確立しているのですが、日本は幸いかなまだ裁判制度は米国ほど腐っていないのです。
だからと言って、私はデモを軽視しません。率先してデモに参加していきたい。破廉恥な国会議員を改心させるのは難しいかもしれませんが、東京の大メデイアがひょっとして劇的に変わるかもしれない。地方紙の大半は既に反安倍ですからね、大メデイアの孤立感が強まってくるのではないでしょうか。