A:事実関係:

朝日新聞:TPP首席交渉官会合、初日協議が終了 12項目で対立

環太平洋経済連携協定(TPP)の参加12カ国による首席交渉官会合が24日(米国時間)、米ハワイ州マウイ島で初日の協議を終えた。交渉対象の31項目のうち知的財産など12項目で対立が続いている。28日に始まる閣僚会合までに、政治決着が必要な項目の絞り込みを進める見通しだ。

 現地の日本政府関係者によると、12カ国の首席交渉官による全体会合が午後2時(日本時間25日午前9時)から約3時間半ほど開かれ、TPPの運用ルールを定める「法的・制度的事項」などが話し合われた。鶴岡公二首席交渉官らは全体会合の前後、複数国と二国間交渉も開いたという。

 12カ国の全体交渉では、「知的財産」の新薬のデータ保護期間が最大の焦点となっている。新薬メーカーを抱える米国がバイオ医薬品について12年、日本は8年への統一を求め、安価な後発薬