米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画をめぐり、翁長知事は14日にも辺野古の埋め立て承認の取り消しを表明することを決めた。11日午後7時すぎ、県庁で記者団に「私の腹は固まった。今、細部の調整をしている。週明けに報告したい」と明言した。近く取り消しに向けた手続きに着手する。また政府の工事再開とは関係なく、取り消し表明に踏み切る意向も示した。表明後、沖縄防衛局の反論を聞く手続きを経て、約1カ月後に取り消す見通し。一方、防衛局は停止していた辺野古新基地建設作業を12日に再開する。

こうして辺野古問題は新たな緊迫を迎える。

私は、今月7,8.9日済州島に行ってきた。観光ではない。江汀村で行われた平和コンファランスで講演するためだ。主催はイエズス会で日韓の関係者が参加した。韓国側が私を呼んだ。

江汀村では実に沖縄の辺野古に類似した現象が起こっている。

冷戦終了後の1993年に済州島に海軍基地