A:事実関係

安倍晋三首相は10日、オランダのルッテ首相と官邸で会談し、中国による南シナ海での人工島造成を念頭に、公海での航行の自由を含む「法の支配」を重視する姿勢で一致した。東シナ海と南シナ海での現状変更や、緊張を高める一方的行為に懸念を共有すると確認。こうした内容を盛り込んだ共同声明を発表した。安倍首相は共同記者発表で「国際法分野で世界をリードするオランダと『法の支配』の重要性について認識を共有でき、心強い」と強調した。

B評価

・戦後の歴代首相で、安倍首相位「法の支配」を無視している政治家はいない。

・安保法制に関しては、次の人々が違憲との判断をおこなっている。

・①大森、宮崎、坂田(少なくとも一時期)、角田元内閣法制局長官が違憲ないし疑問の発言

②山口繁・元最高裁長官「集団的自衛権の行使を認める立法は、違憲」

③憲法学者の約95%が違憲。

・臨時国会