A:事実関係
11日朝日新聞:
ミャンマー、政権交代濃厚に 大統領「民意尊重し移譲」
ミャンマーのテインセイン大統領は11日、総選挙でアウンサンスーチー氏が率いる野党・国民民主連盟(NLD)が大勝する情勢を受けて、「民意を尊重し、平穏かつ着実に政権移譲する」との声明を出した。軍政がNLD勝利の結果を無視した1990年総選挙のようなことをしないと明確にした発言で、政権交代が現実的になった。
テインセイン氏は声明で「NLDの勝利を祝福する」とも述べ、自身が党首を務める与党・連邦団結発展党(USDP)の敗北も認めた。
8日に投開票された総選挙は、国会上下院(定数計664)のうち25%の軍人枠を除く民選枠(同498)で争われた。NLDが3分の2超(333議席以上)を獲得する勢いで、国会全体で過半数を制するとの見方が強まっている。
B:評価
・ミャンマーは長く軍の独裁体制が続い
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朝日新聞のスーチーさん勝利の報道は常軌を逸している。朝日は民意を無視する安倍政権に肩入れする報道姿勢を貫く一方で民意に従う政権交代実現だとスーチーさんの勝利を礼賛する。これは朝日のダブルスタンダードの典型だと私は思う。
もし、これまでのミャンマー軍政が徹底的な反中国姿勢を貫いていたらどうなっていただろう。西側にとってそういう軍政は味方ということになるから100%スーチーさんの出る幕はなかったと私は思う。
スーチーさんの勝利を民主主義の勝利として有難がっているのは何だか滑稽でこれほど騒ぐのは日本のマスコミ界だけではないかな。世界の人々の大半は普通選挙による民主主義に冷やかな目を向けているのが昨今の風潮なんだから。
アウンサンスーチーさんとミャンマー国民の苦悩の歴史があって、今回の勝利があり、民主主義は改めて勝ち取るものだということを教えられる。
日本では、天皇メッセージと沖縄県民の意思表示をどのように乗り越えるかという問題があり、日本人自身が乗り越えなければならないが、乗り越えるのが難しく、戦後日本の悲劇が続いているとも考えることができる。
海外移転を拒否したのは米国でなく日本政府であり、辺野古移転も米国が決めたわけでなく日本政府が決めたのであり、現在の混乱をもたらしたのも日本政府であり、政府の沖縄に対する差別感が起因しているとみることができる。
自分は大統領より上だと言ってのける怪物を
生んでしまったのに民主化ですか。
日本にも憲法よりも選挙で選ばれた自分が上と
思っているらしい総理大臣がいますけど。
ヒトラーですらそんな無茶は言いませんでした。
独裁者になるべく法整備をするまでは。
大人気のスーチーですが、わたしはあの女が
欧米に自国の制裁を呼びかけた時から嫌いに
なりました。
制裁が直撃するのはかならず最初に庶民なのです。
自国の民の暮らしと国益を害せよと外国に要求する
などどこが愛国者なのか。
ほら、ブッシュジュニアにイラク戦争をけしかけた
米国在住のイラク人がいましたね。
同胞の血で自分の野望をあがなった男。
あの男と同類です。スーチーは。
ビルマの新大統領になる人は、国を愛するならまず
スーチーの排除から始めなくてはなりません。
スーチーが何を言おうとビルマの法は大統領に最高の
権限を与えているのですから。