米大統領選、民主党サンダーズ候補は何を主張しているか
1: 多くの人は、 米大統領選での民主党候補はヒラリー・クリントンで確定だと思ってきた。ヒラリー・クリントンの優位は現在でも揺るがない。ただ、サンダーズ候補はかなり追い上げ、序盤戦のニューハンプシャー州では優位、アイオワ州では接近の状況が続いている。
2:世論調査動向は次のとおりである。
(1)全体(RCPの1/4 - 1/13平均)
ヒラリー 51.0%
サンダース 38.3%
(2)アイオワ州 (RCPの平均 1/2 - 1/12)
ヒラリー 46.8%
サンダース 42.8%
(3)ニューハンプシャー州(RCPの平均1/2 - 1/10)
ヒラリー 42.6%
サンダース 48.8%
3:ヒラリー・クリントンの政策は概してオバマ政権の延長とみていい。
サンダースの政策を見てみたい。出典:
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米民主党がリベラルの看板を掲げているのであれば、ヒラリーは失格です。何故なら、彼女はネオコン・シオニズムを信奉しているし、ロシア人嫌い症候群です。プーチンをヒットラーと呼んで失笑を買いましたが、何故、彼女が笑われたかまだ彼女自身分かっていない歴史音痴なのです。彼女はリビアのカダフィ虐殺で狂気の笑みを頬に浮かべました。そういう諸々の政治家としては超危険な人物なのですから。
私はサンダース氏に民主党の大統領候補になってもらいたい。ただ、政策が人民寄りの真面目なリベラルのものだから、米国のエスタブリッシュメントから彼は徹底して足を引っ張られ、更には利益追求第一の米国主流メデイアから叩かれるでしょう。しかし、彼の選挙期間中の演説は米国の人民に響き渡るでしょう。
でも、中国が一党独裁の国であれば、米国も同様に怖いウオール街独裁の国です。従って、サンダース氏が大統領になるのはとても難しいでしょうが、ジョン・F・ケネデイが当選したみたいなこともあり得るわけですから、期待したいです。