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やり逃げを許さない!妊娠、中絶、後遺症の基礎知識
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やり逃げを許さない!妊娠、中絶、後遺症の基礎知識

2017-02-13 13:18
    遅ればせながら一昨日、「君の名は」を見てきました。
    露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。

    レイトショーで寒かった(*^_^*)最後の場面でたった1度会うだけなのに、
    とんでもなく大変。


    2人が会うまでに、紆余曲折ありすぎたので、
    出会うきっかけやタイミング、そして場所・・・
    すべてが運命的に思えてくるのは不思議。



    映画の世界だけでなく、現実の世界でも一期一会は
    大事にしないといけませんね。

    まぁ、入れ替わると面倒なので、そこは省いて欲しいですが・・・



    パッと思い出したのは「袖振り合うも他生の縁」ということわざ。
    人と人がすれ違うとき、服の袖が触れるのも何かの縁という意味。



    まぁ、映画では触れるどころか完全に入れ替わっていますが
    そもそも直接会うのは最後の最後なので、袖が触れるまでが前途多難すぎ。



    そして「他生」は「多少」ではなく・・・前世という意味なので、
    ことわざも運命的でロマンティックですね。
    そういえば映画の主題歌も「前前前世」ですし。




    「思いがけず妊娠してしまった(させてしまった)。
    どうしよう…」


    そんなふうに私のところに相談しに来る男女は、
    年がら年中、存在するのですが、
    では1年のなかで一番多いのは何月でしょうか?


    相談者の大半は「ヤッたとき」ではなく
    「デキたと分かったとき」にやってくるというのがヒント。
    そう、正解は9,10月です。



    例えば、暑さの厳しい7,8月。男女ともに心も体も開放的になり、
    ちょっとハメを外し、体の関係を結んでしまった…


    そんな夏休みのアバンチュール、若気の至りの夜遊び、
    そして一夜限りの関係などは『夏の風物詩』。



    一方、「まぁ大丈夫だろう」と甘く考えたり、
    「もっと気持ち良くなりたい」と安易に思ったり、
    久々すぎてタイミングを逸したりして、
    避妊しないまま射精して(射精させ)、
    9,10月に孕んだ(孕ませた)ことに気付くのは『秋の季節もの』。


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    まるで種を植えてから花が咲くまでと同じように「時間差」が生じるのですが、
    子どもを産むのかあきらめるのか…

    どちらを選ぶのかは時間との勝負です。


    原則として妊娠3ヶ月以内に決断しなければなりませんが、
    今回の相談者は妊娠中の女性ではなく、その父親。


    例えば、未成年の娘の妊娠が発覚したけれど、
    相手の男に結婚する気がない、
    お金を払おうとしない、逃げようとしている。



    そんなふうに娘が「やり逃げ」のような形で被害に遭った場合、
    父親の立場で何ができるでしょうか?





    今回紹介する高野信吾さん(仮名。46歳)も娘さんから妊娠の事実を
    何の前触れもなく告げられ、弱ってしまった父親の1人です。



    「許せません!娘は今でも中絶の後遺症に悩まされているのに!!」



    そんなふうに信吾さんが激怒していたのですが、無理もないことです。
    娘さんが中絶の手術を受けてから2週間。



    胎児を失った喪失感や罪悪感のせいでしょうか。



    術後の経過は芳しくなく、夜も眠れない、食事も喉を通らず、
    不眠症、摂食障害などの症状は日増しに悪化するばかりだったからです。



    娘さんの症状はどこまで悪化するのか、いつまで続くのかも
    分からない絶望的な毎日を送ることを強いられているのですが、



    信吾さんが「中絶のせいで娘がボロボロになった」と
    手術と後遺症との間に因果関係があると決め付けても不思議ではないでしょう。



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    信吾さんには19歳の娘さん(大学生)がいるのですが、
    妊娠を知らされたのは中絶手術日の前夜。


    娘さんいわく、両親(信吾さんと妻)に知られたくないので
    今まで自分で何とかしようとしたそう。



    例えば、大学の同級生に泣く泣く相談し、中絶手術をできる
    病院を探したり、診察に付き添ってもらったり、
    費用の工面をお願いしたり…



    しかし、どうしても手術費用(妊娠3ヶ月目までの中絶手術の予算は
    約20万円)を揃えることができず仕舞いで。



    これ以上、手術日を先延ばしにすると、より大がかりな手術
    (中期中絶手術。予算は約80万円)をせざるを得ず、
    さらに費用がかさめば、ますますお金を工面できなくなるという堂々巡りで、
    最終的には初期と中期の境目というタイミングで、
    信吾さんに泣き付いてきたというわけ。



    一方、相手の彼(子の父親)はどのような素性なのでしょうか?




    今回は過去の相談事例をもとに、
    中絶の慰謝料を請求する場合の「Q&A」を作成しました。

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    特にお金がなく、依頼も相談もできない方はご活用いただければと思います。

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    (次回に続く)

    現在私が執筆しているダイヤモンドオンラインの連載
    『実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」』ですが
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    今回は『父危篤に「命より養育費・慰謝料」!
    元妻の強欲に出戻り男性が見た地獄』です。

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    ぜひぜひご覧いただければ嬉しいです。

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