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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.37
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 130ヶ月前
つまり、高句麗と日本の裏の関係を考えたとき、東北工程と時期を同じくして皇室典範を書きかえる話が日本で密かに始められたことは、気味の悪いことなのである……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.36
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 131ヶ月前
日本侵略の地ならしとして来日したジョアン・ロドリゲスという人物は『日本語文典』などの書物を残しているから語学者みたいにも思われているが、日本語に通暁するように育成された筋金入りのエージェントであり、その実態は戦国大名の貿易事情を掌握すべく乗り込んだ財務担当者であった……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.35
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 131ヶ月前
1876年に東京医学校(現・東大医学部)に招聘されたドイツの医師・エルヴィン・フォン・ベルツは、日本民族のタイプを「アイヌ型」「マレー蒙古型」「朝鮮・満州型」に分けた。そして多くの庶民は「マレー蒙古型」だが、上層階級は「満州・朝鮮型」に該当すると位置づけた。ベルツは日本支配層の素性を見抜いていたので...
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.34
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 132ヶ月前
大正天皇が負の評判とともに姿を消して、後の昭和天皇が摂政になる経緯というのは、まさしく〝王殺し〟の構図だったことが柳田の目には見えていたはずである……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.33
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 132ヶ月前
関東の地下に巨大ガス田があることは明治政府も知っていたが、東京に地下鉄を造る計画がもちあがり、大正時代に地質調査が進められた。地盤の問題もあってプロジェクトは難航したが、そのさなかに関東大震災が起きるのである……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.31
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 133ヶ月前
前回述べた〝辰王〟に関しても、私が学生のときに聞いた奇妙な話がある。これは江上説を表向きには否定する研究者の〝本音〟として聞いたのだが、天皇と北朝鮮にまつわる非常にいやな話であった。だから私はその人の立場も考えて「この話は聞かなかったことにいたします」と社交辞令を述べたので……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.30
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 134ヶ月前
天皇の正体を政府中枢は知っていたし、軍部も学者も当然知っていた。だから戦後に江上波夫がわざわざ〝騎馬民族説〟という目線を外す切り口を用いたのは〝騎馬民族〟を釣り球にしてわざと論点をずらしたのである。それで学界は安心して騎馬民族が来たか来ないかという不毛な議論にいそしむことができた……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.29
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 135ヶ月前
この報告書が発表されていれば、次に来る大きな地震のおりには史上最大級の津波が来る可能性を住民はあらかじめ共有できたことになる。しかし、文書は3月3日に揉み潰され、その8日後に大震災が起きた……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.28
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 135ヶ月前
百済王は北魏に冊封されることを望んだが、北魏はこれを拒否している。そして倭国は宋が滅びた後、もはや北魏に頭を下げなかった。偽漢族の偽中華である北魏に対して、倭国は敬意を表さなかったのだ……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.27
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 136ヶ月前
皇位継承問題の核心部分は、5世紀にすでに結論が出ていた。倭国王をはじめとする各国の支配者がこの問題に気づいたとき、過度な国際交流を進めることの危うさが自覚されたのだ……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.26
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 137ヶ月前
日本民族の移住先としてはインドのチェンナイ地方が有力候補だが、チェンナイの公用語であるタミル語は、かつて国語学者の大野晋博士が日本語の起源ではないかと主張した言語である。その説の是非はともかく、皇室に縁の深い学習院大学教授だった大野博士が、あえてそのような説を唱えたことの意味を私は考える……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.25
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 137ヶ月前
当時予測された「情勢の急変」というのは、日米安全保障条約の破棄のことだった。もしどうしても原子力をやらなければならないなら、時間がかかっても国産の原子炉を基礎から開発しておかなければ、いざというときには手遅れになる。そのことに警鐘を鳴らしたのだが、しかし……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.24
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 137ヶ月前
国連の敵国条項があるのだから日本の自主的な核武装など無理だったはずという人がいるが、それは私たちが無理と決める筋合いのことではなくて、50年前の外務官僚に不可能の文字はなかったのである。無理だろうと何だろうとやるつもりだった……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.23
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 137ヶ月前
怪奇真夜通信Vol.14で「閉鎖されたおいらん渕」について話した。削除したのに残存していたVol.12は無事に消えたようである。したがって「Vol.12改訂版」のタイトルから「改訂版」の文字を消した……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.20
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 138ヶ月前
この奇妙な話について、国交省の報告書はどんな見解を述べているのか。そのくだりを読んでみると、奇怪なことが書いてあった……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.19
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 139ヶ月前
笹子トンネルの事故の前に、崩落した箇所の近くを集中的に工事した痕跡があった。しかし、NEXCO中日本はその工事の記録を知らないという。これについて、劣化箇所を補修したことを隠蔽した疑いがもたれているが、改善の記録なら隠蔽する必要はない。もし隠蔽したなら別の理由があるはずなのだ……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.18
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 139ヶ月前
「安全文化の劣化」というだけなら誰でも言っている。危険性を甘く見ている体質に問題があるとは言うが、なぜ危険性を甘く見るのかは誰も問わない。それを問うと、恐ろしいことになるからである……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.17
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 140ヶ月前
2030年+-20年というのが、いまのところ〝日本の閉店〟の予測である。すでにいろいろなシミュレーションがなされているが、この予測が大きく外れることはなさそうである……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.10
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 143ヶ月前
●ナマ怪談の巻&●怪談の闇を見るの巻[有名事故の知られざる話]ひとつ思い出したことがあるのだが、たぶんこの話の真相を知っている人は今後も黙ったままだろうし、一般の人はまったく知らないことなので、ひょっとしたら永久に知られないままかもしれない。だから、ここで話してみようと思う……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.9
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 144ヶ月前
●怪談の闇を見るの巻[孝明天皇の亡霊と原子爆弾① ~天皇と原発 その秘密⑤]天皇謀殺の証拠となる新資料でも出てこない限り、学者の手には余ることである。天皇の玉体を調べることも現状では不可能だろう。そこで〝物語〟が必要になる。読者はこれが「天皇と原発」というテーマと関係あるのかと疑問に思うことだろう。も...
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.8
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 144ヶ月前
●怪談の闇を見るの巻[日本はなぜ滅亡したか ~天皇と原発 その秘密④]敗戦日本の崩壊過程を組織のタコツボ論で語る話が出てきたら、まずはインチキを疑うことだ。そもそも特攻作戦は組織の体質による空気で進められたのではない。下っぱは空気に流されたにしても、軍令部は主体的に計画を進めていた。有為の若者が生き...
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.7
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 145ヶ月前
●怪談の闇を見るの巻[天皇と原発 その秘密③ ~明治天皇すりかえ説の真相と皇統をめぐる内ゲバ]明治天皇替え玉説の話の出所を追及すれば、旧公家勢力とそれに加担する宗教勢力が浮かび上がる。この構図さえ見抜ければ、彼らの手足となってオカルト天皇論議を展開し、あえて問題を複雑怪奇にしている連中の素性もわかる……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.6
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 145ヶ月前
●怪談の闇を見るの巻[天皇と原発 その秘密② ~自民党の公約とリンクして崩落する笹子トンネルの怪]……つまり天皇の政治的発言を公表するのはタブーなので、当事者以外に真偽を知る者はいない。しかし建前はともかく、昭和天皇はわりと自らの政治的意向を述べていた。漏れ伝わるのはこんな話だ……
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.5
コメ0 SOHIKO BLOMAGA 146ヶ月前
●怪談の闇を見るの巻[天皇と原発 その秘密① ~日本という怪談]よく日本は従米だとかアメリカの属国だとかいうが、実際にそうであるにせよ、戦後の原子力政策を見れば、日本は自ら積極的にこの道を選んでいる。 アメリカに言われたばかりではない。むしろアメリカと日本の利害が一致したゆえに、日本はアメリカの政策を...