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映画監督 菅原浩志のメルマガ№9 「アメリカの銃社会を規制しない国民性」/他
2012-12-26 10:45330pt「アメリカの銃社会を規制しない国民性」
「古き良きアメリカン・スピリット」
「クリスマスの思い出」
「クリスマスに観る映画」
2012年12月14日米国コネティカット州の小学校で児童ら26人が殺害された銃乱射事件。又しても繰り返された惨劇にも拘らず、アメリカでの銃規制が困難を極めている。「あれ程の子ども達が犠牲になっても、銃の所持が認められる?」日本では考えられない事態。そこには、米国の法律で認められているからだけでなく、「開拓時代から続くアメリカ人の気質」「我が身は自分で守る」「自由と自己責任」そして、「撃たれる前に撃て」の精神が根深く浸透している。アメリカ社会での銃規制は、「ジャングルで生きる野獣たちに、牙を捨てろ」と言うのと、同じぐらい困難な問題だ。
今回もメルマガを訪れて下さり、ありがとうございます。今年の夏に始めたメルマガも、早いもので、年末クリスマスの季節。今日が今年最後の号となります。
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映画監督 菅原浩志のメルマガ№8 「天使の声、悪魔のささやき 薬物への誘い」/他
2012-12-05 18:00330pt「天使の声、悪魔のささやき 薬物への誘い」
「中央自動車道笹子トンネル崩落事故 生と死の境界線」
「生命力溢れる高校演劇」
「ダイエット?痩せるなんて、簡単ですよ」「疲れが溜まってる?スッキリしますよ」「歯痛なんか簡単に治りますよ」「唄が物凄く上手くなりますよ」「成績を上げるなんて、朝飯前ですよ」胡散臭く聞こえるかもしれないが、これらの事に悩み苦しんでいる人は耳を傾け、問題を解決してくれる天使の声に聞こえるかもしれないが、これらは全て、薬物への誘い文句。
報道陣が酒井法子に問う。「どうして覚醒剤に手を出したんですか?」
薬物に手を出す時、誰も、これが人生を破綻させると思って手を出す人はいない。誘いの言葉は、優しく、困っている人を助けるが如く、薬物が目の前に差し出される。
酒井法子も、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、覚醒剤に手を染めた訳ではない。仕事のストレスを抱えたり、疲労が溜まったりしている時に、「疲れが取れるよ」ぐらいのカジュアルな誘いと、勧めた側の思惑(人間関係を継続させる手段として)、それと本人の薬物に対する認識の甘さが、悪魔の誘いに乗ったのであろう。
そして、薬物に手を染めた全員が思うこと。「必ず止められる・・・」と。
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