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事務員Gの10年のおはなし。第9話

2008年8月23日。
ついに「ニコニコサマーライブ」が開催された。
通称「ニコサマ」。
たくさんの歌い手さんや奏者さんが出て、それはそれは盛り上がった。

「インターネットで活動している人が集まってライブをやる」という
いまでは当たり前みたいな文化の、幕がついに開いたような音がした。

と、同時に
このイベントに来てくれた人たちの顔を見て
僕はこういう事がしたかったんじゃないのかな と思った。


「将来の目標はなんですか」と聞かれても、ずっと答えられない自分。

でも、もしかしたら「こういうことをしていきたい」っていう
漠然な思いみたいなものは確実に心のなかにあったので
しいて「将来の目標は」と聞かれた時に答えるならば
「自分もお客さんも一緒に楽しい場所を自分で作り続けたい」と
言うのかもしれない。
 

事務員Gの10年のおはなし。第8話

もちろん、若いなりのやる気はたくさんあったので
絶対にこのムーブメントを大きくしていきたいと決めていた。
なので、「もうやりたくない」と思うのは思うのだが
B型の性格も幸いし、次の日の朝にはまたやる気に満ち溢れていた。

当時、車を持っていたのは大きかった。
ドライブは好きだったので、積極的にリハから自宅まで
みんなを送り届けようと思った。
助手席に座ると、いろんな事を話してくれるものだから。

タクシーを使うわけにもいかないので(予算がない)
出演者のホテルから会場までピストンで何度も往復することもやった。
なので大抵の出演者は僕の車に乗ったことがあったのだ。
 

事務員Gの10年のおはなし。第7話

当時は髪をカチカチにセットして、真ん中分けをしていた。
昔の写真がそういう髪型をしていたのは、ホテルで働いているからだった。
と同時に、その時の自分はまだ二十歳そこそこだったので
何か仕事の打ち合わせに行く時に「子供扱い」されないようにと
老けた格好をわざとしていたのだ。

「ライブのタイトルに『ニコ』と付ける事に問題はあるか」の
質問をしにドワンゴに向かった。
相手をしてくれた数名の社員は、とても煙たそうに僕のことを見ていた。
(相手はそんなことはなかったと言いそうだが、僕は勝手に
「煙たいだろうな」と思っていた)
AさんBさんCさんが居たのは覚えてる。
その後このAさんとBさんはドワンゴを去り事務所を立ち上げる。
Cさんはそのまま会社に残り続けていて法務関係をやっている。
 
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事務員G

ニコニコ生放送や「演奏してみた」カテゴリで活躍する演奏者

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