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  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】勝谷誠彦と岡田斗司夫の、素面じゃできないxxな話 第79号

    2014-04-07 07:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岡田斗司夫のニコ生では言えない話 第79号 2014/4/7 ─────────────────────────────────── 【今週のコンテンツ】勝谷誠彦と岡田斗司夫の、素面じゃできないxxな話 【今週の書き起こし】「勝谷誠彦のxxな日々」プレゼンツ 『血気酒会』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆【今週のコンテンツ】勝谷誠彦と岡田斗司夫の、素面じゃできないxxな話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <−−ブロマガ用画像−−> どちらかというと、お酒は嫌いじゃない無銘のマサフミです。 2月24日に行われた『勝谷誠彦×岡田斗司夫「血気酒会」スペシャル』の模様を2回に渡りお届けします。 「血気酒会」の名の通り、すでに一杯引っ掛けてワンカップ持参の勝谷誠彦に、お酒を飲んでないのに何故か酔っぱらい始める岡田斗司夫。 実は共通点が多かった2人の危ない話をお楽しみください。 酔っ払っているからって、そこまで言っていいんかい? それではハイライトからどうぞ。 ************************************ <勝谷>  僕、子供の頃、母親に「役者と新興宗教の教祖にはなるな!」って言われたんですよ。  たぶん、その危ない素質を見抜いて。 <岡田>  ははははは(笑)  ありますね、確かに。 <勝谷>  ありますよね。  一つ間違えば、佐村河内か麻原彰晃の方に行っていた可能性も—— <岡田>  はい。行ってましたね。   俺、オウムの時に、本当に他人事と思わなかったんですよ。  いや、「すごいよな、あいつら。あんな組織作って。俺のガイナックスなんか、まだまだだ」って思って、めちゃくちゃヘコんだもん。  で、「ウチでは化学兵器は作れねぇわ」と思った(笑) <勝谷>  大丈夫か? この放送(笑) <岡田>  いや、本当にそうなんですよ。  もう本当に、“山賀”とか“赤井”とかとそんな話ばっかりしてましたもん。 <勝谷>  でも、逆に、その浅薄さにも、割と早く気が付いたんじゃないですか?  その、彼らの、オウムの浅い所も。  俺は、「なんで警察はまだ気が付かないのかな?」って、ずっと思ってましたもん。 <岡田>  うーん。浅さっていうか。   僕、実は宗教にはそんなに深い教義は必要ないと思うんですよ。  宗教って、立ち上げ時は教義が複雑で、色々と言ってる必要あると思うんすけど。  100年200年と時代を重ねていくと、だんだん教義って、もう、後から来た人が解釈してくれるじゃないですか。  だから、キリスト教とか仏教と、現代宗教とを比べるのはズルイんですよね。  あいつら、古いから。  それだけ色んな人が来て、付け足ししてくれてるし—— <勝谷>  特に、仏教なんて、もう、何が何やら原形をとどめていないですしね。  イスラム教なんかはまだ、歴史が浅いから。それに、非常にコーランを大事にして、それに反することを禁じていますけど。  だけど、それでも“解釈屋”がずっとそれで商売してるわけですからね。 <岡田>  で、新興宗教って、「まだ教祖が生きてる」とか、「この間まで生きてた」だから、整合性を保たなきゃいけないし。  教義も、科学とのある程度の整合性も必要だし、大変なんですよ。  仏教なんて、もう大昔だから、「なにかしらの物理法則のどっかを掘っていったら、似たような事が書いてある」ってのが必ずあるじゃないですか。  理屈と膏薬はどこにでも付くってなもんで。  だから、「楽だなあ」と思うんですけども。  ところが、それより更に古い古代宗教になって来ると……例えば神道とかがそうなんですけども。  教義がなくて、“行動様式”だけが残りますよね。  で、様式だけ残ることになるから。  だから、オウム真理教とかを見ても、僕はあんまり「浅い」とは感じずに、「もう、コレぐらいで充分じゃないのか?」って思うんですよね。 <勝谷>  あのね、教義が浅いっていうか、ないに等しいんだけど。  その、やってる事の、まあ、当時は「アニメに影響された」とか言われたけれども。  それもちょっと「浅いな」と、思ったんですよね。  もうちょっと、上手いやり方が……って言うと問題になるけれども。 <岡田>  オウムがやってたことを、じゃあ、60年代の学生運動とかと比較したら。  なんだろうな? 要するに「デモやって、角棒持って〜」っていうような社会運動の仕方があるじゃないですか?  で、「アレよりはマシだけど」ってふうに考えちゃうんですよね。 <勝谷>  そうです。オウムですら、それをやったのに。  民主党政権ってのは、それすら出来なくて、結局、連合赤軍で内ゲバして、全部殺し合って終わっちゃったみたいなところですよね。 <岡田>  だから、それよりマシに思えたっていうのが、実はその—— <勝谷>  だからこそ、引っ掛かるんだよ(笑) <岡田>  そうそうそう(笑)  だからね、なんか「宗教の方は行っちゃいけないな」って思うんですよね。 <勝谷>  いや、行っちゃいけないですよ! <岡田>  はい(笑) <勝谷>  やめてくださいよ!(笑) <岡田>  でも、人間って宗教なしに生きていけないから。  じゃあ、「俺らは、どうすりゃ良いのかな?」と思って。  <勝谷>  その通り!  それは、だから、日本人にはそれがないから。  なんですか、利益宗教じゃあないけれども。  その、“自分が得する教”? <岡田>  そうですね。はい。 <勝谷>うん。  それへのアンチとして、他の経済学の考え方を持って来られたっていうのは、内田樹さんとの『贈与と評価の経済学』に通じてくることで。  これはね、非常に画期的だと思いますね。 <岡田>  最終的に、僕ら日本人っていうのは、「それは損なのか? 得なのか?」しか、考えられないと。  いわゆるキリスト教を信じてる人達が「それは、罪かどうか?」っていうのを考えるのと同じように、僕達はごく自然に、「それを得かどうか?」で考えるから。  たぶん、“オカネ教”みたいな宗教に入ってて、余りにその自覚がないだけだと思いますね。 <勝谷>  それね、付き詰めて行くと、僕ら大阪人の「もうかりまっか?」「ボチボチでんな」になるから。  それはそれで一つの原理主義で良いと思うんだけど、日本人はそれを中途半端に追求してる。   要するに「もうかりまっか?」「ボチボチでんな」宗教なのに、キリスト教の人達と対等にTPPなんかの交渉しようとするというのは、これはもう、相撲とプロレスをやってるようなもんなんですよ。  ここの所は、安全保障をする上で、根本的にわかっていないと。  あるいは、中国の人達ってのは、もう、「お金バンザーイ!」の人達だから。  そういう人たちと、様々な事、価値観で、対等にぶつかっても上手く行かないんですよ。  ……で、韓国ってのは、他人に文句言ってれば嬉しいような人達だから。  アレとそんなに付き合っても、あまりメリットはない。 <岡田>  あれ、なんでそんな、人に文句を言うのが嬉しいんですか? <勝谷>  さあ? 唐辛子の成分が頭から吹き出てるんじゃないですかね? <岡田>  あはははは(笑)  笑っちゃった! しまった! <勝谷>  でも、唐辛子も、あれはおそらく、日本経由で南米から入ってきた物なんだけれども。  あれも“ウリジナル”で。「自分達が昔から作ってた物だ!」なんてね。 --------------------------- 「勝谷誠彦のxxな日々」 http://katsuyamasahiko.jp/  365日無休で朝10時までに400字詰め原稿用紙で12枚以上を送る有料配信メール。 多くの熱狂的読者を持つ。 ---------------------------
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】「ちょっと内田(樹)さん、ここに来て正座しなさい」第66号

    2014-01-06 07:00  
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    新年明けましておめでとうございます! ライターの前田宏樹です。 新人ながら、新年一発目の記事を担当させて頂き光栄です。 2014年よろしくお願い致します! さて、今回は2013年11月10日、吉本興業の本部にて開催された 岡田斗司夫による読書会「ビブリオトーク」を前編・後編にてお届け致します。 最初に取り上げるのは、 内田樹さんの『街場の憂国論』 。 エスタブリッシュ感漂よう内田樹さんの憂国論に 岡田斗司夫の鋭いツッコミは炸裂するのか!? お楽しみ下さい。 ************************************ 最近読んだ本で、 内田樹さんの『街場の憂国論』っていうのがあるんです。 これすごく面白いんですけど、 僕にとってなんでこれ面白いのかっていうと、 1ページに一回必ず引っかかって止まるんですよね。 「なんでやねん?」っていうことを思ったり、あとさらに、 「あれ、内田さんの前の本でも書いてあったぞ」 「ちょっと内田さん、ここに来て正座しなさい」 「お前なんでそうなの?」 って思います。 こういう人の持っているエスタブリッシュ感っていうのですかね。 エスタブリッシュメント感っていうんですか。 「俺は国家から金を貰っている教育機関で、長年食ってたから、 そういう考え方の癖が抜けないよ」 的な所があるんですね。 これ僕の偏見かもしれないです。 つまり全くの民間から出てきたから、 そんな意識ないのかも分からないんですけども。 前々から僕が言っていることがあります。 学問というのはどれだけやればいいのか? キリがないと。 枕草子の研究を未だに続けてるんです。 あと何100年やるつもりだと。 多分、内田さんは 「う~ん、それは何100年でもやる値打ちがある」 って言うんですね(笑) そうすると、学校の縮小ができないんですよね。 内田さんはそういう時に対して、 「学校の縮小とかそういう風なものをビジネス的な原理で語っていいのか」 って言うんです。 「原理で語っていいのか」っていうのは言うんですけど、 でも枕草子何100年問題には答えてくれないんですよ。 そういう問題を匠にスルーする所が、「てめぇ…」って思っちゃうんですよね。 そういう風なツッコミ入れながら読む、という方法ができるので、 僕にとってこれ凄くいい本なんですよ。でも、人によって多分読み方違う。 僕自身思うのは、自分がどれぐらい特殊な人間かよく分からないんですけども、 あんまりツッコミ入れて読まない。 文字にしたり、こういう風に人前で、 別にこんな風に集まった所で話さなくてもいいんですよ。 喫茶店かなんかで、人に言ったりすることで、 読書って全然変わってくると思うんですね。 あんまりツッコミとかをやっちゃうと、 ただ単にうんちく語りのですね、嫌な奴になっちゃうので。 本を読むコツというのは一時的にでも、 その著者の言っていることを一から十まで全部信じることだと思うんですね。 読み終わった後は自由なんですよ。 だから僕も内田さんの本も同じなんですけど、 とりあえず文章読んでる時は絶対に信じるんですね。 で、読み終わって一息ついたときとか、 数ページ読んで 「ハア」 と一息ついたときに 「ちょっと待てよ」 って考えてもいいんですけど。 とりあえず一回、全部信じないと、 途中で余計な批評入れちゃうと、目が曇っちゃうんで。 まずは初歩の初歩としてというか、 基本スタンダードとして、いかにみんなが読みたいと思うような話ができるのか、 というのがビブリオトークというか、本を読んだ時の楽しい語り方だと思います。
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】指きりげんまん、儲かってもみんなアニメに使いきる!第40号

    2013-07-08 07:00  
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    6/13の放送当日、配信担当に紛れて観覧していた無銘のマサフミです。 先週に引き続き『堀江貴文×岡田斗司夫「みんなでアニメ作ろう!」』中編の模様をお届けします。
    2人の企画にpixiv永田さん、CAMPFIRE越後さんというパートナーが現れます。 イメージボードの投稿先はpixivに決まり、同時に募集も始まりました。 制作資金はCAMPFIREに集めてもらうことになり、今後募集が始まります。
    では集まったお金はどう使われるのか。 2人が子どものような方法で約束をする場面に私も立ち会っていました。 皆さんも証人としてご一緒に、「指きった!」
    では中編をハイライトからどうぞ。
    ************************************
    <堀江>  僕も絵を描ければ、イメージボードはいくらでも描きますけどね。
    <岡田>  イメージは溢れてる?
    <堀江>  イメージは溢れてるんですけれども。
    <岡田>  じゃ、それを、もう“文章化”してもいいですし。
    <永田>  そうですね。pixivはイラストだけじゃなくて、テキストとか、小説も投稿できるので、まあそういった機能も——
    <岡田>  じゃあ、断片的なシーンもみんなにシナリオ風に描いてもらって……小説風でもいいです。投稿してもらって。  最終的に、 僕らに来たイメージボードと、来たその“マイクロシナリオ”みたいなものをつぎはぎしていって、イメージ作って行きましょう。  たぶん、それが“みんなでつくる”感じ。
    <堀江>  はい。僕はプロットを作りますよ。
    <岡田>  あ、はいはいはい。プロットOK。
    <堀江>  プロットを作って、僕がそれを投稿しますよ。
    <岡田>  はい、投稿してください。
    <堀江>  pixivに投稿すればいいですかね?  僕、pixivのID持ってないんですけど。
    <岡田>   ホリエモン、pixivに投稿(笑)  じゃあ、俺はボツを出すかもわかんないですね。「こんなの使えませんよ!」ってね。 <堀江>  やめてくださいよ、もう。ほんと勘弁してください。
    <永田>  全部pixivでやったほうがいいですよね。
    <岡田>  そうですね。全部pixivに集めたほうがいいです。
    <堀江>  では、シナリオも入れていいと?
    <岡田>  はい。シナリオも入れましょう。  それでやったほうが……プロのシナリオライターの人に発注するっていう方法もあるんですけど、それはあんまり、オネアミスっぽくないですよね。
    <堀江>  ああ、そうですよね。  だから、これは“21世紀のオネアミス”なんですよね。その作り方なんですよね。
    <岡田>  あと、「評価経済だけでアニメを作る」という社会実験でもあるから。
    <堀江>  本当に作れるかどうかという——
    <岡田>  いわゆる、お金は持ってる人間が「お金出すから、アニメ作ってくれよ」っていうんじゃなく。  ホリエモンという億万長者が、「じゃあ、自分で何億も出すからアニメ作ってくれよ」ではなくて。
     このアニメの面白いところは、僕も堀江さんも1円も出す気がないということでしょう?
    <堀江>  それは……「1円も出す気がない」ってのは、ちょっと言い過ぎですけども。
    <岡田>  俺、出す気ないです(笑)
    <堀江>  ……そうなんだ。
    <岡田>  で、その代わりに。  これ、僕の提案なんですけども、このアニメで、たぶん権利会社を作るじゃないですか、このアニメの。  それでですね、たぶん儲かっちゃうこともあると思うんですよ。販売とかしたら。
     で、 このアニメで儲かった分って、もう、全部“次のアニメ”の予算にしません?  つまり、アニメで儲けたお金を僕とか堀江さんが自分で儲けるのをやめて、すべて制作費に突っ込んじゃいませんか?
    <堀江>  それはもちろんです。
    <岡田>  やった!約束!
    <堀江>  それはそうですよ。  もちろん、そうですよ。
    (岡田、堀江、指切りをする)
    <岡田>  やった!  俺、今日ね、これを確認したくて確認したくて。  たぶん、堀江さんは「OK!」って言ってくれると思ってたんですけれども。
    <堀江>  だって、だってね、僕は実際そうしてるから。  事業で儲かった金は全部、次の事業に……僕はメールマガジンとかで儲かった金は、全部ロケットにつぎ込んでるから。
    <岡田>  趣味人だねぇ!
    <堀江>  いやいやいや。  だって、そのためにお金が回ってるわけだから。
    <岡田>  そうですよね。  お金って「なんのために使うのか?」にあるから、とりあえず集めてもしょうがないですよね。
    <堀江>  集まってもしょうがないと。好きなことに使わないと、それも。   アニメ好きが集まって作ったものっていうのは、そこから生まれたお金は、アニメのために使えばいい。
    <岡田>  つぎ込んじゃいましょう!
    <堀江>  そうですね。
    <岡田>  じゃあ、すべてを作品と、もし余っちゃったら次回作につぎ込むということで。
     で、公開方法とかですね。  これ、さっき「テレビだったら途中でどうなるかわからない」って言ってたんで、もう俺は“ネット配信”とかでいいんじゃないかなと思ってるんですよ。
    <堀江>  僕はネット配信で行ってもらいたいですよ。  だから、僕は逆にネット配信として低画質版を出して、高画質版は地デジなり、CSデジタルなり、ブルーレイとかDVDなりで公開するというのがいいと思いますね。
    <岡田>  そこら辺でですね、じゃあ、今日の4人目のスタッフ、“CAMPFIRE”の越後さんに来て頂きました。
    <越後>  よろしくお願いします。
    <岡田>  このアニメにどれくらいの予算がかかるのかわかんないんですけども。  たぶん15分から20分のアニメ作るのに2、3000万×10本作るんだったら、2億から3億ぐらいですね。  この金をどうやって集めるのかで、「CAMPFIREの仕組みを使いたい」というのが、土曜日にお互いで話したことですね。
    <堀江>  そうですね。はい。
    <岡田>  で、CAMPFIREで集めたお金を制作費にしたいんですけども、どういうやり方がありますか?
    <越後>  一応ちょっと、今日ボードに少し解説を——
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】初めまして苫米地さん、ところで年収いくらですか?第36号

    2013-06-10 07:00  
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    6月4日、サッカー男子日本代表がW杯出場を決めた頃、ニコ生では苫米地英人・岡田斗司夫対談が行われました。どちらを御覧になりましたでしょうか。無銘のマサフミです。

    認知科学者にしてオウム信者の脱洗脳を果たした男。『サイゾー』のオーナーにして、彼女が出来る着うたの開発者。苫米地英人とは偉人か変人か。

    今回は苫米地英人と岡田斗司夫の馴れ初め、2010年に行われた初対談の模様をお届けします。前編はフェラーリの話からお金の話へ。初対面の人と年収の話をするのはどうかとも思いますが、ちゃんと答えてくれる苫米地さんも苫米地さんですね。

    二人は偉人か変人か、それはご自身の目でお確かめください。
    ではハイライトからどうぞ。


    ************************************
    <岡田>
     じゃあ、一番効率のいい金持ち加減って、年収いくらくらいが1番楽しいんですか。

    <苫米地>
     国によると思うけど。

    <岡田>
     日本、日本。

    <苫米地>
      日本なら平均年収の10倍くらいで丁度いいんじゃない? まあ、今の平均年収は4百何十万だよね。だから4000万5000万くらいで十分じゃない?

    <岡田>
     一番気持ちがいい?

    <苫米地>
     気持ちいいんじゃない? 恐らく。

    <岡田>
     それ以上になるとお金の使い道があまりなくなってきたり?

    <苫米地>
     あんまりないでしょ。生活が変わらない。

    <岡田>
     あと、“お金を使うこと”を目的にお金使うようになっちゃうんですよね。

    <苫米地>
     あのね、まさにそれ以上だと……印税とかは俺個人でもらってるから、そういうの入れたら去年だってフォレストから「うちだけでこんだけ払いました」って言われるくらいもらってるんだけど、そういうのは置いておいて。
      俺は自分の会社の年収は、確か3600万円なのね。なんでそうしてるかって言うと、色んな所でオーナー社長が連帯保証をつけなきゃいけなくなるから。マンション借りるだとか。

    <岡田>
     社長資産必要ですよね。

    <苫米地>
      そうやって審査されるときに、年収3000万くらないと通らないんだよ。かと言って、それより上にするのは癪でしょ? だって無駄なコストが掛っちゃうから。
     だから、俺は万が一印税が無かったとしても、年収が3000万とか3600万なのよ。

    <岡田>
     リアリティのある数字ですね。

    <苫米地>
     でしょ? それは俺の経験なのよ。
     だいたい今の日本で“社長”として普通に期待される社会的役割を果たすためには3000万から4000万くらいの年収がないとマズい。

    <岡田>
     そうですよね。

    <苫米地>
     日本の大企業もそれくらいしてるじゃん。日本はアメリカのように……アメリカは新入社員とトップの年収が400倍500倍でしょ? でも、日本はそうじゃないでしょ? 10倍20倍くらいいったら怒られるぐらいの世界でしょ?
     上場企業の社長の給料だって、よほどのことがない限りは5,6千万くらいで抑えてる。だいたい3000万くらいなのよ。それは怒られないための工夫だと思うんだよね。もちろん、他にも税制とか、いろんなこともあるんだけど。
     でも、だいたい3000万くらいないと大人として一人前に扱ってくれないんだよ。いわゆる“個人事業主”としてはね。だから、俺も会社から振り込まれる通常の給料が3000万。それくらいにしたの。

      一時、わかってない頃にね、月収1000万とかにしたことあるの。 すごい儲かってるし。オーナー社長だし。誰も文句言わないし。今は会社の株を他人に売ったりしてるから、そういうの自制してるっていうのもあるけど。
      だけど、月収1000万にしても、税金で半分くらいなくなるんだぜ? そんなのみんな知ってるから、月収1000万の人って。ありとあらゆる“おねだり”をされて、たいしたものが残らないんだよ(笑)
     月収1000万って、それって年収1億でしょ? 実際は年収3000万と1億の差って、生活にはほとんど差がないし。

    <岡田>
     ほとんどがおねだりか税金に消えていくわけですね。

    <苫米地>
     ほとんど変わらない。

    <苫米地>
     でも、これが100億、1000億になったら、乗ってる乗り物が突然……
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】昼は橘玲、夜は内田樹、岡田斗司夫の着まわしコーデ術!?第32号

    2013-05-13 07:00  
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    気づくと同じような服ばかり着ている無銘のマサフミです。
    前回に引き続き岡田斗司夫ゼミ3月号後半の模様をお届けします。
    岡田斗司夫は著書『ぼくたちの洗脳社会』『評価経済社会』において、これからは個人の中で複数の価値観をコーディネートするようになり、自分の感性に合うように価値観の種類や深さや時間を使い分けることが大切なことになると述べています。
    では、岡田斗司夫自身が橘玲さんと内田樹さんに影響を受けた際、どう価値観のコーディネートをしているのかを見ていきましょう。
    カジュアルにフォーマルに、特別なときに普段使いに。
    お気に召しましたら着まわしに便利な岡田斗司夫を一着いかがでしょうか。
    それではハイライトからどうぞ。
    ************************************
    でね、僕の落とし所なんですけども。最近はこういうふうに決めてるんですけども。 橘玲さんの考え方っていうのは、たぶんより真実に近いんですね。より真実に近いんですけども元気が出ないんですよ。
     ただ、あの考え方を持ってると“間違えなくて済む”んですね。 橘さんすごいですよ。対談が始まった時に開口一番言ったのは「宝くじっていうのは元々愚か者にかかる税金って言われてますから」ってところから始めて。すごい!「宝くじなんて買うやつは馬鹿だから金を取られても仕方がないんですよ」っていうことをまずどーんと言うわけですよ(笑)
     こっから始められた。言い方がすごいよね「愚か者にかかる税金と言われてますが」って言うから「当然、岡田さんも知ってるでしょう」から始められたから「おわー……」って思って、「はいはいはいはいはい!橘節キターーーっ!!」って思うわけですよね。
     で、 橘さん的な考え方をちゃんと身につけてると、損しないし傷つかないしこの世の中の底が見えてるから安心は安心なんですよ。「この世の中は果てしない底があってどこまで落ちていくか……」ではなくて「はい、ここが底ですよ。その底のことを“リベラル・デモクラシー”と言います。その本質は“生贄”です」っていうふうに言っちゃうんですけども(笑)
      だから、昼間の雨の降ってない晴れた日は橘玲でいこうと思います! 昼間は。で、夜、もう6時過ぎたら俺は内田樹に切り替えます! 無理! 皆さんも1回、夜6時過ぎてから橘玲になってみなさい。ホントにね、寝るのが嫌になるから!
    『はらちゃん』を見ても泣けなくなりますから(笑) 「まあそんなこと言っても日テレのドラマだし、視聴率取るんだからこんなもんだろ」って、さっき僕が言った「恋愛の不可能性っていうのを成立させるためにはこういうドラマ作りもアリ」っていうのは橘玲的な考え方なんですね。でも、はらちゃんのことが心配で夜も寝れない僕っていうのも、それも本当の僕なんですよ。
      僕の心の中には橘玲さんと内田樹さんの両方がいて、たぶんそれは皆さんの中にも、例えば東浩紀がいて誰がいて、小林よしのりがいて誰がいてとか、人によったらひょっとしたら大阪維新の会の人がいたり石原慎太郎がいたり、意外な人がいるかもわかんないんですよ。
     でも、それは「100%こいつの言ってることがわかんない!」じゃなくて、誰かに腹が立ったりムカッとする時はやっぱり5%や10%そいつの言ってることがわかって、それがわかっちゃう自分が嫌だから誰かにイラついたりするんですよね。 だから僕も嫌いな人っていうのは理解できる人だけなんですよ。人間は理解できないものを嫌いになれない生き物なんですよね。こと人間に対しては。
     なので、なんでしょうね? 僕は本当にどっちにも心が行けるので、苦しいのは苦しいんですよ。で、皆さんもたぶん心の中に、この番組を見てるからには何%か“岡田斗司夫”が入ってて、その岡田斗司夫のおかげでちょっといいことがあったり、逆に嫌なことがあったりすると思うんですけども(笑)
     それの使い方は俺は「昼・夜」だと思いますね。昼に誰の考え方を持って来て夜に誰の考え方を持って来るか。
     僕自身の生き方は昼に“橘玲”を持って来て、現実というのをある程度冷たく見るんだけども。女の子と話す時にこれは封印するか、もしくはチラ見せ程度にしておいて。主に夜は内田樹でやったらさわやかに寝れるんですよね。夜まで橘玲持って来ちゃいけない。宵越し橘玲は禁止です! ホントに!(笑)
     っていうふうにしたら、この間から日が暮れたら内田樹ってしたら、僕は生きやすくなりました。
     で、変な言い方ですけども、これ自己正当化かもわかんないんですけども。
    “人間の器”って言葉があるじゃないですか。「器が大きい」とか「器が小さい」っていう。それは何かっていうと、信念がある人は器が小さいんですよ。で、信念がない人は器が大きいかっていうと、そうじゃないんですよ。信念がある人は器がちっちゃい。何でかっていうと、許せないことがいっぱいあるから。
     じゃあ、許せることがいっぱいある人は信念がないのか。そうじゃなくて“矛盾する信念”が強いんですね。矛盾する信念がありながらそれを維持できる“自分”っていうのがある。それは昼夜で切り替えてもいいですし、「本音と建前」って言ってもいいんですけど。
     たぶん人間「本音と建前」って言ってもそんな裏表の関係じゃないんですね。自分が気弱な時はこういうふうに考えちゃうとか、人に優しくしたい時はこういうふうに考えちゃうみたいな切り替えだと思うんですけども。
      僕は内田さんと橘さんの話を聞いて「そうか、俺が行く道っていうのは器を大きくするしかないんだな」と思いました。
     自分の中に矛盾する考え方、価値観というのがありながらどれか1つを信じて楽をするのではなくて、これをすべて維持する。それ以外にも、自分が嫌いな人の考え方であっても。「嫌い」っていうのはさっきも言ったように「理解できる」だから、それを保持したまましんどいけれどもできるだけ維持することしかできないんだな、というふうに思いましたので、皆さんも心の中にある岡田斗司夫をちょっと大事にしてやってください(笑)
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】内田樹先生、大学の学費が高いのが問題なのです。第22号

    2013-02-25 07:00  
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    久しぶりに大学の授業に出てみたら、みんなが見たこともない教科書を使っている。そんな悪夢を未だに見るのぞき見のミホコです。岡田が語る通り、現在の大学制度のおかげで、 ダメっぷりに磨き をかけることができた青春時代だったと言えます。

    そんな大学ならいらないのか?
    それでも勉強のチャンスは増やすべきなのか?
    それとも、せめて 学費をうんと割安 にすべきなのか?
    今回は、岡田が語る「大学改革論」をお届けします。

    この海賊放送

    「大学問題を考える~内田樹さんのブログを読んで」
     http://go.otaking-ex.com/YjIAnQkh

    は、内田樹先生のブログ「内田樹の研究室~みんなまとめて、面倒みよう」 のに対するアンサーとして語られました。

    資料1.田中大臣の不認可問題の影にあるもの
     http://blog.tatsuru.com/2012/11/07_1601.php

    資料2.コンビニ化する大学と知性の危機について 
     http://blog.tatsuru.com/2012/11/15_1542.php

    同じ現状認識に立ちながら、二人の立ち位置の違いが、解決策の大きな差となってあらわれてるとことろが興味深いです。

    先日発売された、内田樹先生との対談本

    『評価と贈与の経済学』
     http://go.otaking-ex.com/FUa6GQgG

    の続編として楽しむのも一興です。

    まずは、ハイライトからどうぞ。


    ************************************************
    内田先生がブログで言ってることを要約します。
    「今更、文部科学省がレベルが下がった大学が云々かんぬん言うのは変だ。

    大学に自由競争を導入して、レベルの低い競争力のない大学を、潰れるべくして潰してしまおうじゃないか。
    これはもともと、10年以上前に、経済界とか産業界の人をスタッフに入れた上で決めて始めた全体の方向性。日本国中いろんな所でやっている自由競争の波、規制緩和の波のひとつだった。」

    大学のレベルが低い、だから自由競争だと15年間やった。
    そのおかげで、じゃあどうなったかというと、潰れた大学なんてほとんどない。逆に、大半の大学が定員割れを起こして、そして大半の大学がどんどんレベルが下がっていった。

    結局、規制緩和によって教育に新規参入した結果、学生のレベルが下がるだけ下がっちゃったじゃないか。

    で、今後は新しく大学どんどん造るのやめましょうと言っている。

    潰れるべき大学はつぶれるべきだと思うと今言ってるけども、(新しく大学を造らないこと)も全く同じ。これから先そんなことをやっても学生のレベルは上がらない。それよりは、そりゃ中卒より高卒、高卒より大卒のほうが学習期間が長いんだから、学習期間が長い方が、ものを学ぶチャンスが多いに決まってる。
    つまり、学力が上がるチャンスがあるに決まってる」

    っていうふうなことを言ってるわけですね。

    で、僕の考えは、内田先生と似てるんですけども、ちょっと違うんですよ。

    内田さんの最新ブログの最後の方に、『岡田さんが予言してるように 授業料が20万30万という「超低価格大学」 が出てくるだろう。』と説明されています。
    『そういう コンビニ大学 が知的なイノベーションの起点たりうるか。大学は、知性の場であり続けられるのか。』

    内田先生はそれに対しては「ノー」というふうに言っている。
    まあ、イエスと答えることは難しいですね。
    教育機関というものの生産性というのは、サイズとか教育方法とか教育理念を異にするいくつもの大学が混在することによって最大化する。生態学的な多様性が失われるとき知性の危機が訪れる、と書かれています。

    (中略)

    内田さんが言ってることの原理は僕大賛成なんですよ。
    でも、用語がそれぞれ違うと思います。

    まず、うーん、なんだろうな、 教育観とか研究機関ていうものは、多様性が大事だっていうのはその通りなんですね。
    で、今逆に多様性が少なすぎるんですよ。
    大学しかないじゃないですか。研究とか教育とか。そこが変なんですよ。

    おまけにですね、僕根本の問題はですね、大学の学費が高いということだと思います。