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我々はあまりに沖縄の人々の心情に無関心なのではないか。米軍ヘリの窓落下事故をただす代表質問中に、松本文明内閣府副大臣が「それで何人死んだのか」のやじ。これを受けての琉球新報の社説
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我々はあまりに沖縄の人々の心情に無関心なのではないか。米軍ヘリの窓落下事故をただす代表質問中に、松本文明内閣府副大臣が「それで何人死んだのか」のやじ。これを受けての琉球新報の社説

2018-01-27 09:29
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琉球新報<社説>相次ぐ問題発言 撤回し謝罪を求める

沖縄県民の命を軽視し、人権感覚が著しく欠如した発言が日米で相次いでいる。

米海兵隊のネラー総司令官が、沖縄で相次ぐ米軍ヘリコプターの不時着について「予防着陸で良かったと思っている。負傷者もなく、機体を失うこともなかった」と述べた。米国防総省のマッケンジー統合参謀本部中将も「予防着陸」であり「特に心配していない」と述べた。

一方、米軍ヘリの窓落下事故や不時着をただす共産党の志位和夫委員長の代表質問中に、松本文明内閣府副大臣が「それで何人死んだのか」とやじを飛ばし辞任した。

県民を恐怖に陥れた事態を軍の責任者として謝罪するどころか「良かった」と開き直り、あるいは内閣の一員として不適切なやじである。看過できない。発言の撤回と謝罪を強く求める。

米連邦航空局のホームページは「予防着陸」とは「これ以上の飛行は勧められず、空港

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松本文明内閣府副大臣が「それで何人死んだのか」とやじを飛ばし辞任した。

誤解を恐れずに言えば、それくらいで副大臣辞めるなら、アベはもう100回くらい辞めているはずでないか。ふざけた話だ。

>「一リットルの水も、一粒の砂も、一坪の土地もアメリカのものではない。空気はわれわれがただで吸わせている」

米国がラ米の政府を手懐け、彼等とつるんで現地住民の命を軽視し、人権蹂躙を続けてきたことと見事にダブる。
ボリビアで2000年に実際に起きた「水戦争」は、水道局の民営化に外資が乗込み、水道代が法外になって怒り心頭に発した住民が決起した大暴動だ。
「奴らは、飲み水にする雨さえも我々から奪った。次に搾り取るのは何だ?我々の汗か?吐く息か?!...」-これで我慢の限界に達しない方がおかしい。

No.3 76ヶ月前

でもね、じゃあ75%が沖縄にある米軍基地を「本土」にも
分散して痛みを分かち合おうとなった時、どれだけの人が
いいよというのかねえ。

みんなそれは嫌だよ。

見方を変えれば、米軍駐留を伴う日米安保は沖縄の貧乏くじ
によって維持されているとも言える。
他人の足って、踏まれても痛くないもの。

かつて沖縄で小学生が米兵に輪姦された時、時の河野外相は
沖縄県民の怒りは頂点に達しているといった。

「沖縄県民の怒り」、日本国民の怒りじゃないのだ、「日本人」の
頭の中では。
立川の米兵が同じことをやったら東京都民の怒り、か。
そうじゃないことは誰でも知ってる。

沖縄あっての日米安保。
「本土」に持ってきたら「日本人」は費用対効果を真剣に考え始める。
国民にそうさせないための沖縄。

No.4 76ヶ月前

沖縄人はもういい加減に自分たちが「日本人」であると
いう夢からさめるべきだと思うけど。
夢の中にいたんじゃ現実は見えないよ。

私だって米海兵隊兵士がうちの近所をうろつくのは嫌。
絶対いや。
申し訳ないけどそれよりは沖縄にいてもらいたい。
私はもちろんヤンキーゴーーホームなのだけど。
だから立場はちっとも矛盾しないけど。

安保賛成の人たちはそこらへんのところはどうなのだろう。

No.5 76ヶ月前

かつて鳩山由紀夫は独立国に外国軍隊が常駐することの
異常を説いた。
それを異常と思わない「独立国」の異常を。

駐留なき安保。

まあ、まずはそこから真剣に考えてみようよ。

No.6 76ヶ月前

松本氏は、辞職する理由を「誤解を招いたから」と言っている。
発言の何を、どう誤解したというのか。
「それで何人死んだ」の真意は、何だったのか。
明確な説明をすべきである。

No.7 76ヶ月前

鳩山(一郎)内閣のもとで、重光外相(副総理)は、1955年、ダレス国務長官と「日米相互防衛条約」について交渉しました。その日本案第5条には「日本国内に配備されたアメリカ合衆国の軍隊は、この条約の効力発生とともに、撤退を開始するものとする」と書かれていました。

この点につきダレスは「現憲法下において相互防衛条約が可能であるか。日本は米国を守ることができるのか。たとえばグワムが攻撃された場合はどうか」と質問し、重光は「自衛である限り協議が出来るとの我々の解釈である」と答えましたが、ダレスは「それは全く新しい話である。日本が協議に依って海外派兵できると云う事は知らなかった」と返しました(ここではもちろん日本国憲法第9条が両者の念頭にあります)。

重光はダレスに対して、日米行政協定(現在の地位協定)が不平等であり、「この点が米国への隷属関係であるといって左翼勢力の反米思想鼓吹の根源をなしている」と主張し、「われわれは国民に対し日本がふたたび平等になったといいたいのである」と強調しましたが、ダレスは「日本が米国の防衛に当たりうる時期が来るまでは真の平等ということはないであろう」と返しました。そして短期間の石橋内閣をへて、岸内閣となり、岸は相互防衛条約ではなく安保条約の改定をおこなうことになり、そして基本的にはその線のまま現在に至るわけですね。

この過程をみれば誰にでもわかるのですが、問題は根本的には簡単で、重光のときから何もかわっていないのです。
①日本が自国の防衛を自国の防衛力だけではできず、米国に頼らざるをえないという軍事的問題。
②日本が米国の自国防衛に協力できないという日本国憲法的問題。

鳩山内閣における重光の交渉の時点に戻って、この二点を動かさなければ(米国が世界戦略を根本的に変えるというよほどの世界史的大変動でもないかぎりは)米軍は日米安保条約のもと沖縄はじめ日本本土を使いたいように使うし、地位協定も不平等なままでしょう。米国の本音としては、そうしてこそ用心棒代がわりになると思っているわけだし、どういう場合に用心棒になってくれるのかも、じつは本当に明確とはいえないわけです。

この二点を動かすには、わたしは、とっとと9条を改正するとともに核武装の検討を始め(実際の核武装は非常に難しいのですが)、日米相互防衛条約の交渉にはいるべきだとおもっています。ただし、核武装は相対的なものですから半島の非核化や日中平和友好条約の相互不可侵の精神にもとづいた中国の日本向け核ミサイル廃棄などが進行するなら、核武装などわざわざする必要はありませんし、「防衛」の範囲については米国と厳しい交渉をすることになるでしょう。日本軍の中東やアフリカへの派遣については少なくとも「日米相互防衛」の範囲にはいれるべきではないとおもいます。

わたしなどは、こういうことをわかりやすく国民に説明する政党があらわれれば、少なくとも安保についてはかなり支持をあつめると思っているのですが、この点は野党がぜんぜんだめですね。①からも②からも目をそらして空理しか言わない。その結果は、「国民から支持されない」というかたちであらわれているわけです。もちろん、鳩山内閣の重光外相のころからすると、現在の自民党政治家もかなり劣化していると言うほかはありません。

No.8 76ヶ月前

トランプ大統領も習近平国家主席も大国同士の話し合いで、軍事、経済をリードすることが基本なのでしょう。かなり緊密に外交交渉を進めているが、相互の利害が軍事、経済ともかみ合わなくなっている。

トランプ大統領は、中国との二国間経済連携で経済の拡大を考えていたが、中国の輸出が大幅に増え、米国の経常収支を悪化させており、TPPに復帰せざるを得なくなっているといえる。また、北朝鮮関係では中国の全面的協力が得られない。一方、中国も日本との関係改善が極めて大切になり、河野外相が中国訪問し、日韓中の首脳会談の調整に当たるようだ。
北朝鮮問題も、米国、中国の対応が一致しなければ、協力関係が崩れるわけであり、双方に人脈を持つ日本の外交力が問われることになる。河野外相の活躍が期待されるし、河野外相の交渉力によっては、9月の自民党総裁選にも影響してくるのでしょう。米国と中国を手玉に取る外交力を発揮できる環境にあり、日本の果たすべき役割が極めて重視される。

No.9 76ヶ月前

はは、熱烈な核拡散防止条約の支持者の「中学生」が
それが目的とする日本の核武装絶対阻止を知らないと見えて
核武装を検討すべき、などと世迷言をほざいている。

もっともこの点に関してはわたしも中学生とは同じ意見なのだが。
国家の安全保障というのは極めて大切だから、「核武装」と聞いて
思考停止のまま、ハンターイと叫ぶような態度はとるべきではないと書いた。
核の抑止力の強力さは、国家と民族の安全安寧という極めて重要な目的に
叶うのならばむやみに否定してはいけないと。

わたしは核拡散防止条約が持ち上がった当初から、
反対だ、日本はこの条約には参加すべきでない、無理だろうけど、
と思ったものだ。
この条約が日独の核武装阻止のためのものであることを
知ったのは少し後になってから。

「中学生」の無知を責めても仕方ないか、日本人のほとんどは
この条約が日本の手を縛るために米国がこしらえたとは知らないから。
憲法9条どころではないよ。
それなのに米国が大好き。

No.10 76ヶ月前

認知症直前の、しょぼくれたものをブラブラさせても恥ずかしげもなくおめいているフリチン老人が、また世迷い言を言ってるのか。

NPTがどういうものかなんて、いまどき知らない人なんかいないでしょ。だから、わたしは、

核武装の検討を始め(実際の核武装は非常に難しいのですが)

と書いている。「検討」「非常に難しい」が読めないのか。

この老人の根本的な問題点はふたつあって、ひとつは、なんの根拠もなく、自分がすごく賢い、自分以外のたいていのやつは自分より馬鹿だと思ってるところだね。なんの根拠もなくね。

もうひとつは、自分の判断を妥当性の検証もなくそのままストレートに表出し、それがだいたい他人にたいする罵詈雑言になってるところ。

ま、こういうやつでも、こどもを留学(それも米国w)させるくらい稼げたんだろ。米国従属下で成長した日本で人生過ごせてよかったんじゃないの?そんなやつが反米なんてかっこわるいったらありゃしない。

No.11 76ヶ月前

検討もできない、非常に難しいからやめとけってんなら、そもそもが沖縄の米軍基地なんかなくせないでしょ。

共産党に「投票してきた」のが自慢のフリチン老人らしいや ぷぷぷ

No.12 76ヶ月前
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