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米国国民は軍事介入に反対。しかし指導層のほとんどは依然タカ派的発言(論評紹介)
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米国国民は軍事介入に反対。しかし指導層のほとんどは依然タカ派的発言(論評紹介)

2014-06-06 06:30
  • 5

Reset Defense」はCarl Conetta著「First Syria, Now Ukraine: What Explains the U.S. Public's Reluctance to Intervene?」を掲載している所、主要論点次のとおり。

・過去12か月、米国世論は海外、特にシリア、ウクライナでの紛争介入に強い躊躇を示した。

・この動きは“孤立主義”への復帰への憶測を生んだ。

・ブルッキングス研究所のガルストン(William Galston)は、「新孤立主義は現実に起こっており、国内経済的苦しみと関係している。国内での国家建設が、実存がより非現実的な対外的脅威より重要とみられている」と指摘している。

・ミード(Walter Russell Mead)かかる現象はみられるが、サイクル的なものとしている。

 ・2013年Pew研究所の世論調査では「5

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今回のG7の結果わかったことは、英仏独伊はロシアとの関係を悪化させたくない、日本は領土、エネルギー両面でロシアとの会話は欠かせない、ただ米国だけが厳しい態度を示していたといえる。前回の制裁から大幅な転換である。
今までは、米国一国主義が成り立つ基盤が経済力にあったが、本年末には中国が追い越すかもしれない状況にあり、中国経済が世界をリードすることになる。経済をリードするようになれば、中国通貨が一気に世界を駆け巡る通貨に代わる可能性がある。たとえ、米国のタカ派的指導者がタカ派的行動をとろうとしても、今までのように輪転機を回せば、お金ができた時代は去ったのであり、米国は内向きにならざるを得ず、他国を米国の一方的な理屈で攻撃する行動を起こせなくなっていると見るべきではないか。安倍総理は賢く立ち回るべきであり、衰退化する米国支援のために過ぎない集団的自衛権など、日本にとってまったく価値がないだけでなく、損な役回りをするだけであることに気づくべきでしょう。

No.1 121ヶ月前

接挙によって選ばれたエリートたちが選挙民の願いを実現する政治が前提の国々でその願いが無視されていくのは一体どういう作用があってなのか?、は私のつたない好奇心をとても刺激します。

私は米国の政治は「国境なき巨大資本」や「ウオール街」の意向を重視する余り選挙民が抱く国益とは違うほうに向きがちだと思ってきましたが、その思いには間違いが無さそうなんです。

昨日、たまたま、ロシアの英字新聞に目を通していたら、「ビルダーバーガーの動き」を詳しく報じている記事に出会いました。「国境なき巨大資本」や「ウオール街」は「ビルダーバーガー」と言い換えれば、より正確だということです。そのビルダーバーガーたちの集まりの会長があのデビッド ロックフェラーです。彼らはG-7の会議前にオランダで会議を開きました。勿論、秘密会議です。米国で選挙民の願いが裏切られる理由はビルダーバーガーの意向を米国政府が重視するからなんですね。

米国政府や欧州主要国政府とビルダーバーガーとの関係性に倫理性の欠如があることを問題視して米国政府に対決姿勢を示しているのがロシアのプーチンです。中国はビルダーバーガーとある種の約束があるらしいのですが、ウクライナ騒動が起きて中国がロシア寄りになったのがビルダーバーガーにとって頭が痛いところだと記事は伝えていました。

こういう記事に出会うと中国、ロシア、米国、欧州諸国に伍してビルダーバーガーが主体性を持った形で国際社会に在るというのが良く分かります。日本ではなかなかそういう記事には出会いません。

翻って、最近の怪しげな世論無視の日本の政治を動かしている主体性を持ったパトロンとは一体誰なのか?単に中国嫌いの情念の発露なのか?私の詮索は尽きません。どなたか教えて下さればあり難いです。

No.2 121ヶ月前

アメリカ、本気で戦争起こすつもりでしょうか?CITYを中心とする国際資本は中国、ロシアにも近いでしょうから、今後ヨーロッパのアメリカ離れは加速する可能性はありますね。アメリカが今後もNo.1であり続けるためには戦争しかないわけで、少なくともネオコンは本気で考えているでしょうね。戦争は破壊行為だから、地球規模で見たときには明らかに損失以外の何ものでもないけれど、人を殺してでも今の地位を守りたい人間はやるでしょうね。怖い話だけれど、911から仕掛けた人間たちがためらうはずもない訳で。こんな危険な人間たちが安倍政権の後ろ盾というのはどうしてものでしょうか?上の人のいう通り、日本は賢く立ち回らなければいけませんね。

まあ僕は身近で争いがなければいいなと、それだけしか考えてないですけどね。どうなんでしょうか?

No.3 121ヶ月前

>>2
私も知りたいのですが、結果論的に見ると、米国が日本と中国に振り回されている感じがします。米国は日本にどのような要求を出したかわからないが、日本は要求を受け入れるために中国敵視を強め、国民の反対を和らげ、中国は日本に激しく反応し、これ幸いと力を誇示し始めています。いつの間にか、米国が中国の前面に立たざるを得なくなってしまった。日本では、米国依存派と米軍基地撤去派とのせめぎあいが続いているが、戦後の呪縛を取り除こうというほうが強くなっているような気がします。中国敵視は、日本側から見れば、米国に対する、国民に対する目くらましのような気がしていますが、米国側から見れば、アジアの対中国防衛を日本に任せようとしているようにも見えます。いずれにしろ、そんな役回りであり、戦争のできる国になることは避けなければならないが、米国の国力衰退が大きな問題なのでしょう。

No.4 121ヶ月前

>>4
ご教示有難うございます。

No.5 121ヶ月前
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