「いま、スマホ業界で何が起きているのか」　9月25日、Googleは7インチで1万9800円の激安タブレット「Nexus7」を日本でも発表、発売した。タブレット市場はiPadが一人勝ちを続ける中、Nexus7は圧倒的な低価格と高いパフォーマンスで、ユーザーを獲得していきそうだ。しかし、Nexus7はこれまで発売されてきたAndroidタブレットを駆逐してしまう危険性も秘めている。果たしてGoogleの狙いはどこにあるのか。GoogleでAndroidのパートナーシップ担当を務めるジョン・ラーゲリン氏、ヒロシ・ロックハイマー氏を直撃。Androidのいまとこれからを探った。

「いま、スマホ業界で何が起きているのか」　9月21日、「iPhone5」が発売された。予約状況を見ると「テザリング」という秘密兵器を投入してきたKDDIが圧倒的な勝利を収めつつある状態であった。Twitter上では孫社長に対し「テザリングを導入してくれ」というツイートが集中。孫社長は「検討しましょう」とつぶやき、19日になって慌ててテザリングの導入を決めた。しかし、サービス開始時は2013年1月。この3カ月間にユーザーがどのような動きに出るか注目が集まる。発売日を前にして、両社はいかに自社のLTEエリアが素晴らしいかを熱心にアピールしてきた。ユーザーの関心を引こうと躍起になっていた。今週号ではソフトバンクモバイル孫社長、KDDI田中社長の「囲み取材」から両社の手の内を明かしていく。

「いま、スマホ業界で何が起きているのか」　9月12日、アップルは新製品「iPhone5」を発表した。日本ではソフトバンクモバイルとKDDIが9月21日より販売する。昨年からiPhone4Sを販売しているKDDIは、この1年、機能面で見劣りがするなど、販売数でソフトバンクに惜敗。iPhone5で巻き返しを図る。その秘策として投入されたのが「テザリング」だ。iPhoneで禁断のテザリングを解放することで、ネットワークの容量に余裕のないソフトバンクを打ち負かす構えた。9月14日に、KDDIとソフトバンクモバイルのLTEネットワークに関する取材を敢行。両社のLTEネットワークの強みと弱みが見えてきた。

「いま、スマホ業界で何が起きているのか」 アップルvsサムスンのスマホ特許訴訟合戦は泥沼化の様相を呈している。そんななか、サムスンは新製品となる「GALAXY NOTEⅡ」を発表。さらにはカメラ機能を強化した「GALAXY Camera」も投入してくる。アップルから「模倣だ」と罵倒されたサムスンだが、独自路線を開拓しようと必死だ。ドイツ・ベルリンで開催された家電展示会「IFA」のレポートを含め、スマホ業界の最前線をお届けする。