
『努力してるのに成長しない人の共通点、それは「コーチャビリティ」の無さ』の続きです!(#1,#2,#3,#4,#5)
このシリーズでは、「なぜ同じ努力をしても結果に差が出るのか?」という問題を、科学的な視点からチェックしております。コーチをつけても伸びる人と伸びない人の違いは何か?みたいなポイントですね。
そこで、前回は成長が早い人の第四の特徴である「失敗への粘り強さ」を深掘りしたんで、今回はその第五の特徴である「フィードバック受容」をチェックしてみましょう。
簡単におさらいすると、「フィードバック受容」ってのは、他人からの指摘やアドバイスを、素直にそのまま受け取る能力のことです。といっても「相手の言うことを全部信じる」という意味ではなく、まずは一度「これは改善のための情報だ」として受け止め、自分の感情やプライドをいったん脇に置けるかどうかってとこがポイントになってるんですね。
それと言うのも、人間は基本的に、自分のやり方を否定されると反射的に身を守ろうとする生き物なので、フィードバックを「批判」として処理しがちなんですよ。しかし、そこで言い訳や正当化に走ってしまうと、せっかく自分を改善できる材料が入ってこなくなっちゃいますからね。つまりフィードバック受容ってのは、「ムッとする自分」を棚上げしながら、情報をそのまま処理できる力だと言えましょう。
これがコーチャビリティに欠かせないのは当然で、どれだけ優秀なコーチや上司がいたとしても、こちらがフィードバックを受け取れなければ、成長のルートが閉じちゃうのは間違いなし。たとえば、「説明がわかりにくい」と言われたときに、「いや、相手の理解力が低いだけだ」と反応したら、それ以上は何も改善されませんからねぇ。一方で、これを「どの部分がわかりにくかったのか?」と情報として扱えれば、そこから具体的な修正が始まるはずでしょう。つまり、フィードバック受容ってのは成長の入口みたいなものなんですよね。
ということで、ここでは「フィードバック受容」の改善に効く手法を、いくつか取り上げておきましょう。