前回の続きです。

 さて、前回の記事で「人に蔑まれることがいやだ」という気持ち、そして「自己肯定感を持ちたい」という望みがあきらかになった、ように思います。

 ここからさらにさらに話を展開していきましょう。

 ぼくはどうも「自己肯定感」が低い人間のようです。

 そのせいか、だれかに攻撃されたり、侮辱されたりすると、烈しい怒りを感じるのと同時に「自分に悪いところがあったせいではないか」と、自分の恥部が暴露されたような「恥」の感覚を覚えるのです。

 この「怒り」と「恥」の感覚は強烈で、それはもうめちゃくちゃ落ち込みます。

 冷静に考えれば、必ずしも自分が一方的に悪いわけではないこともわかるのですが……。

 そう、ぼくは「ぜんぜん自己肯定できていない人」。

 たぶん、そのせいでひきこもりやっているという側面も大きいと思います。

 とはいえ、そもそもわが日本は世界的に見て特に国民の自己肯定感が低