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記事 45件
  • 「ヒーロー」を抜いた現実

    2012-10-31 19:44  
    105pt
    by切通理作 次回道場「サブカルヒーローの本質に迫る」いよいよ、本当に本日締め切りです。  
     まだ、ネットの応募でしたら間に合いますので、ぜひ参加ご希望ください!   道場門弟の人たちがやっているMLで、興味深い意見がありましたので、以下紹介します。「もし自分がヒーローに変身したとして、安易に怪人と闘う自分を夢想して悦にいることは、まさにネトウヨ思考でありましょう。自分が正義のヒーローになった時のことを自分が特攻隊員に志願せねばならぬ状況になった時のことをどれだけリアルに想像できるのか。どれだけ己の内心に肉迫出来るのか言葉遊びではない生々しい肉声を発せねばならないんスよね。それってギリギリと自分の精神を追い込まねば吐き出せない言葉だからシンドイのですよね。だから実は敷居を下げた筈の次回の道場って、考えようによってはかなり精神的にはキツイ作業をせねばならないのですよ。」  なるほど、今度のテーマって、ちっとも敷居が低くなかったのか!  それから、こういう意見もありました。「銃社会で治安の悪いアメリカでは、街の秩序を守るのでさえ『ひとのやれないこと』であり、日本でヒーローを活躍させるには、平和を乱す人知を超えた怪物を登場させる必要があるのかなと思うのです。」   この意見を読んで、日本では、「ヒーロー」を抜いた現実は「何も起こらない日常」であるのにたいし、アメリカでは、「ヒーロー」を抜いた現実は「悪のはびこる日常」なのかもしれないな、と思いました。だからアメリカでは「ヒーローになる」ということは、少なくとも想像上ではスカッとすることなのに、日本では、考えるだけでこの世界の重荷を全部背負うような、大変なことなんだなという気がしてきました。しかし、日本がこのままどんどんスラム化して行って、経済もモラルも崩れ、さらに震災にまで見舞われたとき、『北斗の拳』のケンシロウのようなヒーローが登場してくれるでしょうか。そうなる前に「他人任せ」にしない思考が、我々一人一人に求められているのでは。スーパーヒーローは想像上の存在ですが、「当事者意識の自覚」は誰にでも求められていると思います。  第31回ゴー宣道場「サブカル・ヒーローの本質に迫る」

    平成24年11月11日(日)午後1時 から『アットビジネスセンター東京駅八重洲通り』 にて開催します。

    「アットビジネスセンター東京駅八重洲通り」(住所:東京都中央区八丁堀1-9-8 明光商会本社ビル4階)は、JR 『東京駅』 の 八重洲口 より徒歩10分、日比谷線 『八丁堀駅』の A5出口 より徒歩2分です。毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。会場のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )詳しくは、http://abc-kaigishitsu.com/tokyo_yaesudori/access.html でどうぞ。

    入場料は、お一人1000円です。応募〆切 は、平成24年10/31(水)必着。

    当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます

     

    当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい

    皆様からの多数のご応募、お待ちしておりますゴー宣道場HPの上記のメニューの右端に

    「道場参加申し込み」

    というのができました!https://www.gosen-dojo.com/?page_id=13

    これをクリックして、申し込みページにお進み下さい入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さいお申し込み後、記入されたメールアドレス宛に

    「申し込み確認メール」が届きますので、ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。申し込み〆切後、当選された方にのみ

    「当選メール」を送らせて頂きます。当選された方は、道場当日、

    その「当選メール」をプリントアウトの上、

    会場までご持参下さい。

     

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  • ヒーローとは未来を語ること

    2012-10-31 13:02  
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    by 切通理作 次回道場「サブカルヒーローの本質に迫る」 
     まだ、ネットの応募でしたら間に合いますので、ぜひ参加ご希望ください!   先日、こちらのブログで、人が成長するプロセスで、一度は手放したヒーローを信じる気持ちが戻ってくるときがあるということを書きましたら、ある方が、ツイッターを通してこう返答してくれました。「確かに、ヒーローは戻ってきました。リアルに」僕が「どんな『リアル』ですか?」と聞いたら、すぐ答えが返ってきました。「自分の実生活の中に、でしょうか。未来を守りたいという思いです。震災後、確信しました。」僕はなるほどと思いました。自分の未来と、他人の未来はべつに一緒ではないと考えるのが普通です。けれども、それは大きな災害や非常事態が起こらない・・・・・という前提の上での話。非常事態を含んだ日常を、個々の人間が意識して生き始めるとしたら、その時に、ヒーローが戻ってきた気がするということ。つまりヒーローというものは、人々の共生感覚と分かち難く結びついている存在なのだと思うのです。スパイダーマンにもバットマンにも、市民がそこに気づき、それぞれの仕事の現場から自分の持ち場でヒーローの手助けをするという描写がクライマックスで入っています。これは平成になってからの日本のヒーローにもみられる展開(というより日本の方が早かった)で、現代において非常に普遍的な心情なのだと思います。ひるがえって現実の政治を行っている人たちに、たとえば原発事故で「この日本が失われてしまう」「日本の未来がなくなってしまう」という意識がもし希薄なのだとしたら、やはりヒーローは必要で、それは我々自身の中にある「立ちあがっていく力」のシンボルなのかもしれません。そしてヒーローの敵は、直接的には破壊者であり悪人ですが、より本質的にはニヒリズムなのだと思います。第31回ゴー宣道場「サブカル・ヒーローの本質に迫る」

    平成24年11月11日(日)午後1時 から『アットビジネスセンター東京駅八重洲通り』 にて開催します。

    「アットビジネスセンター東京駅八重洲通り」(住所:東京都中央区八丁堀1-9-8 明光商会本社ビル4階)は、JR 『東京駅』 の 八重洲口 より徒歩10分、日比谷線 『八丁堀駅』の A5出口 より徒歩2分です。毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。会場のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )詳しくは、http://abc-kaigishitsu.com/tokyo_yaesudori/access.html でどうぞ。

    入場料は、お一人1000円です。応募〆切 は、平成24年10/31(水)必着。

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  • ヒーローは有害な異常者か

    2012-10-31 12:58  
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    by切通理作次回道場「サブカルヒーローの本質に迫る」いよいよ本日が応募締め切り最終日。
     ネットの応募は確実に間に合いますので、ぜひ参加ご希望くだされば幸いです。
     
     スパイダーマンにせよ、バットマンにせよ、アメコミが原作ですが、日本の観客の多くはもとの原作を読んだことがないし、そのことを特に気にもしていません。完全に映画として自立した形で親しまれています。「一見さんお断り」の風潮が強い日本のオタク文化とは一線を画していると思います。 
     
     しかし、むしろだからこそ、昨今はスーパーヒーローものをアメコミ原作の段階にまでさかのぼって「どんなもんなんだろ」と興味を持って読んでみる日本のファンも増え始めています。
     
    僕は次回の道場に向けて、なんらかの参考になると考え、バットマンのコミック『ダークナイト・リターンズ』を読んでみました。
    そして驚きました。
     アクションでページ稼ぎをするような部分はほとんどなく、ものすごい密度と情報量なのです。
     
     バットマンが出撃する場面すら、その上下及び前後には、バットマンの行動や存在それ自体の是非をテレビカメラの前で語るニュースキャスターや学者、市民の声でサンドイッチのように挟まれます。
     
    たとえば登場する悪役の一人・トゥーフェイスことハーヴェイ・デントは、心の中に暴力性を秘めた不安定な人格であり、悪事を働いていない時は精神科医の診察を受けていますが、この精神科医はテレビの取材を受けて、こう語ります。
     
    「もしも、デントが再び犯罪に走ったとしても、責める事はできない。彼は心神喪失状態にあるんだ」
     
    だったらバットマンはどうなの?というキャスターの質問に、彼は答えます。
     
    「まるで違うさ。あの男は、自分の行いが及ぼす効果まで、全て知り尽くしている。ファシストはみんなそうだ」
     
    権威ある有識者は悪人こそが同情すべき存在であり、人権を抑圧し民主主義の根幹を揺るがすバットマンは危険人物だと言うのです。
     
    またある識者は、犯罪を引き起こしているのはバットマンであり、彼のいわゆる宿敵たちは「バットマンが自己陶酔に浸るための道具」だと腕を組みながら言います。
     敬虔なカトリック教徒もバットマンを有害視しています。
     
    もちろん「今の社会は愚法と閉塞感に縛られて、息もできない。そんな現状に風穴を開けられるのは、彼しか・・・・・・」と切実な声を挙げる市民もいます。
                                                                                                                 
     しかし、そんな声にも「それこそがマスコミを利用するポピュリズムのあらわれ」という社会学者の声が覆い被さります。
     
     ヒーローなどは即物的な刺激剤であり、社会は長い目で見ていかなくてはならない・・・・・としたり顔で言う身なりのきちんとした紳士は「私はこの街の人間じゃないけどね」と、街頭で突きつけられたマイクの前でニヤけた顔で言い添えます。 しょせん当事者じゃないのです。
     
     当事者じゃなければ、いくらでも引いた目で物ごとを見ていられます。 文字通り、テレビの中で起こったことなのだと割り切れば・・・・。
     
     『ダークナイト・リターンズ』作者の一人であるフランク・ミラーはまえがきでこう書いています。
     
    「私は、自らを取り巻く犯罪だらけの社会を物語に反映させようとした。こんな世の中を正せるのは、底なしの脅迫観念とハーキュリーズのような肉体を併せ持つ、半ば狂った天才以外にありえない」
     
     作者自身がヒーローとはまともな人間ではなく、天才ではあるが異常者だと言うのです。 そんな人間が出てこなければ、正せないと。
     
     そして、ヒーローの真の敵は、実はトゥーフェイスだのジョーカーだのといった悪役として設定された人物ではなく、「口先だけの」言論をふりまわす、事態を「まともに伝える言葉すら」持っていない者たちなのだと。
     
     フランク・ミラーがここまで書くのは、アメコミが有害図書として識者に糾弾され、社会にバッシングを受けたという苦い過去からくるものであることも、このまえがきを読むとわかります。
     
     つまり、アメコミのヒーローは、実は当のアメリカでも、手放しで礼賛されているわけではないのです。
     
     むしろ有害視された歴史があり、そのことは決して過去のものになっていない。 糾弾されたり、時には訴えられたりするヒーローの姿として物語の中に反映されているのです。
     
     アメコミヒーローは、機能不全になっているアメリカ社会の陰画なのかもしれません。
     
     そんな中、ヒーローは、次の事に気付かせてくれる存在であると、『ダークナイト・リターンズ』には書かれています。
     「『力』は常に我々の内にある。どんな困難な状況にあろうと、抗う『心』は忘れてはならない」と。
    第31回ゴー宣道場「サブカル・ヒーローの本質に迫る」
    平成24年11月11日(日)午後1時 から『アットビジネスセンター東京駅八重洲通り』 にて開催します。

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    入場料は、お一人1000円です。参加ご希望の方は、

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  • ヒーローが戻ってくるとき

    2012-10-30 10:47  
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    by切通理作ヒーローというものは、一度は「卒業」するものなんじゃないかと思うのです。「大人になってもヒーローもの大好き人間」を標榜してる僕自身、思春期の一時期、まったく興味を持たなかった数年間がありました。ヒーローもののカードやメンコが押し入れから出てきても、遠い過去のように思うだけで、二度とまた興味を持つようになるなどとは思いもしませんでした。それは、思春期になるにつれ、ヒーローなどという都合のいい存在はいないということを思い知るからではないでしょうか。正義が必ずしも勝つわけではない現実も知ります。健全な精神は健全な身体に宿るばかりではないことも知ります。ただ正義が通用しないというだけではなく、子どもの時は、大体「正しい行い」をしてさえすれば誉められましたが、思春期になるとそれだけでは通用しない多様な現実を知ります、たとえばどんなに自分が誰かをマジで好きだと思っても失恋することがあるのを知ったりします。そこで一回人はヒーローを「手放す」のだと思うのです。現実に目覚め、理想の方を捨てる・・・と言って悪ければ、その甘さに厳しくなるのです。そしてそれは親や大人への反抗期の時期とも重なり、一種の精神的な通過儀礼として必要なのかもしれません。ゴー宣道場選書で、小林さんが、社会について考える「書生の感覚」を、社会人になって一度人は忘却してしまうが、それをたとえばゴー宣道場で取り戻しているのではないかと書かれていましたね。ヒーローというのは、そうした「書生の感覚」よりもっと手前の段階で一度人は手放しますが、しかしすべてのものに中立的に、間を取って冷たくクールになるより、「理屈よりも本能」で動き、「感情」を忘れずに、なお公のことを考えられる態度というものが、あり得るのではないかという形で、もう一度人は・・・・と言ってしまうのが強引なら・・・少なくとも僕の場合は、かつてヒーローに胸を熱くさせていた自分の中の何かが戻ってきた感じを持つのです。もちろん、それはトータルとしての人の行動原理やあり方だけでなく、その人の一瞬の決断やありように見出すことが出来たり、自分も瞬間でもその思いが持てるような気になるということに通じる気がしますが、いかがでしょうか。応募期限は明日一杯!第31回ゴー宣道場「サブカル・ヒーローの本質に迫る」
    平成24年11月11日(日)午後1時 から『アットビジネスセンター東京駅八重洲通り』 にて開催します。

    「アットビジネスセンター東京駅八重洲通り」(住所:東京都中央区八丁堀1-9-8 明光商会本社ビル4階)は、JR 『東京駅』 の 八重洲口 より徒歩10分、日比谷線 『八丁堀駅』の A5出口 より徒歩2分です。毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。会場のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )詳しくは、http://abc-kaigishitsu.com/tokyo_yaesudori/access.html でどうぞ。

    入場料は、お一人1000円です。参加ご希望の方は、往復はがき に、『第31回参加希望』 と明記、さらに、



    1. 氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

    2. 住所

    3. 電話番号4. 年齢5. 職業(学生の方は学校名)6. 募集を知った媒体7. 応募の理由と道場への期待返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、



    〒152-8799



    東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め



    『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端



    まで、お送り下さい。



    応募〆切 は、平成24年10/31(水)必着。

    当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます


    当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい

    皆様からの多数のご応募、お待ちしております今回より、応募は

    従来の応募はがきに加え、

    ゴー宣道場ホームページからも

    受け付けることになりました!!

    https://www.gosen-dojo.com/HPメニューの右端に

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  • ヒーローとは「当事者意識」の覚醒

    2012-10-30 10:42  
    105pt
    by切通理作スターというのは、
    自分が光り輝くことで
    人々に希望を与える存在です。
     
    しかしスーパーヒーローというのは、
    単なるスターではありません。
     
    このまま放っておけば
    世の中がどうにかなってしまう
    ということの解決を
    自分が引き受ける存在だと思います。
     
    それを「どうせ誰かがやってくれる」
    「世の中の事は政治家が考えてくれてるんじゃないの」
    「治安は警察に任せておけばいい」
    などとという棚上げをまったくしないで
    自分の側から考え詰めていったら
    どうなるか?という
    思考実験。
     
    小林よしのりさんが
    自らのブログを『ダークナイト ライジング』
    にたとえ『小林よしのりライジング』と名乗り
    スーパーヒーローに親和性が高いように見えるのも、
    そう考えれば納得がいきます。
     
    ゴー宣道場でもテーマになる
    「原発」「TPP」[皇統問題]いずれも、
    このまま放っておいたら、
    日本が崩壊してしまうということばかり。
     
    どの問題も団体で圧力をかけてくる者たちがいます。
     
    底辺民衆がスラム化し、
    悪人だけが利権の汁を吸うという、
    バットマンの舞台である「ゴッサム・シティ」
    が架空の世界と笑えません。
     
    ブルース・ウェインは、まず自分が「シンボル」にならねばと
    人々を怖がらせるバットマンになりますが、
     
    小林さんは「ゴーマニスト」という汚名を
    かぶります。
     
    シンボルは当然批判を受けます。
    「不安を煽っている」
    「あのような人物が世の中を扇動すると、かえって危険だ」
    「戦闘的になりすぎ」・・・・・・etc
     
    汚名を被ってでもカブいているスーパーヒーローは、
    自分は利権にくみする者たちと過激に戦いながら、
    実際的に世の中を左右するのは
    勇気ある為政者と民衆であってほしいと願っています。
     
    表の世界で力を持つ存在を
    「光の騎士」として推し立てるバットマンは、
    これはと思う政治家に期待をかけて、
    ゴー宣道場に呼んだり、直接会って話したりする
    小林さんに通じるなあと、
    僕は以前から思っていました。
     
    しかし小林さんの前では
    真摯に受け答えをする政治家も、
    施政に戻れば、
    周囲の利権から結局自立することが出来ない。
     
    だから「ヒーロー」の仕事は終わらないのです。
     
    そしてヒーローが最終的に頼みにするのは、
    やはり民衆です。
     
    スパイダーマンにも
    バットマンにも
    ここぞという時に
    民衆が当事者意識に覚醒して
    逆にヒーローを助け、
    ヒーローが守るべき世界は
    ちゃんと存在していることを自ら
    示すという展開があります。
     
    なぜなら、民衆一人一人が
    当事者意識を持たなければ
    世の中はスラム化したままだからです。
     
    つまりヒーローとは、
    我々一人ひとりの
    「当事者意識」を問う
    ものではないでしょうか?ヒーローを求める心について考えること。それは我々人間とは何かについて考えることなのだと思います。応募締め切りまであと二日です!第31回ゴー宣道場「サブカル・ヒーローの本質に迫る」

    平成24年11月11日(日)午後1時 から『アットビジネスセンター東京駅八重洲通り』 にて開催します。

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    1. 氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

    2. 住所

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    東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め


    『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


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  • 野田民主党、解散するべからず!

    2012-10-28 13:15  
    105pt
    よしりん先生の登場です!!・・・・・野田民主党、年内解散するべからず!
    マスコミが解散風を吹かせているが無視すべし。
    尖閣を国有化し、実効支配を法的に着々と進めている態度、りっぱだ!
    実効支配の意味もわかってない自称保守派など相手にするな。
    野田首相は、てんでバラバラの政党をまとめる苦労がしのばれる。
    来年になれば自称保守勢力はすべて支持率下げていく。
    維新の会のように焦り始めるだろう。
    憲法破棄・徴兵制・原発推進の馬鹿マッチョ・ナショナリズム80歳じじいやら、アサコールとネトウヨ頼みの難病総裁に、国を任せられるか!
    男、男を強調しても、じじいと難病!
    じじいと難病だからこそ、勇ましく過激にナショナリズムを鼓舞するのだから、恥ずかしい。
    尖閣に船溜まりを作るのにも数百億円かかり、工期が10年以上かかるのに、寄付金ごときで作れる話じゃない。
    デタラメばっかりほざいて、男やナショナリズムを売りにするんじゃない!
    難病総裁は自分の妻を充足させてやれ!
    居酒屋に中国・韓国の工作員が現われたら、弱みを握られるじゃないか!
    可愛そうに、つまらん男の妻は、他の男がよっぽど良く見えるのだろうよ!
    男系、男系と言う暇があったら、自分の妻が抱える空虚感を充たしてやらんかい!
     
    『平清盛』最高に面白いので、視聴率なんかどうでもいいぞ。
    北条政子の杏がいいねえ。
    源頼朝、義経が目覚めていくのがわくわくする。
    松山ケンイチ、坊主になってからの悪を飲みこんだ理想への邁進ぶり、見事に演じてるから自信を持ってよし!
     

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  • ヒーローとアメリカの正義

    2012-10-28 13:13  
    105pt
    by切通理作人々を助けるためのヒーローが
    ただ悪を倒すだけではなく
    悪人を生み出す社会の矛盾にぶつかり、
    「世直し」に目覚めるが、
    それは自らが「悪」以上の
    迷惑な存在になることを意味している――。
     
    昨日、小林よしのりさんがかつて描いた
    ギャグ漫画『ザ・ヒューマン』を紹介させて頂きました。https://www.gosen-dojo.com/index.php?page_id=0&block_id=57&active_action=journal_view_main_detail&key=jogyvlzlp-57&post_id=1526&comment_flag=1僕はこれを単なるパロディとしてではなく、
    「マトモに考えるとヒーローものってこういうところに
    行き着くよな?」
    ということを突きつめた
    ものだと受け止めました。
     
     そして小林さんが20年近く前に描いた
    <ヒーローものを本質的に考える>というこの姿勢は、
    昨今のハリウッドのヒーローもの映画に
    しっかりと採り入れられていると思います。
     
     たとえばバットマンの最新シリーズであるダークナイト編。
     その第一作『バットマン ビギンズ』での、主人公の
    思考の順序を大雑把にたどると、次のようになります。
     
     幼い頃、自分の親を殺された
     ↓
     犯人は逮捕されるが、死刑にならず彼が青年になった頃に釈放されてしまう
     ↓
     その犯人を銃で撃とうと秘かに思うが、別の刺客に殺される
     ↓
     こうした犯人を生み出したのは「街の不況と治安の乱れ」だと認識
     ↓
     街の治安を乱す悪のボスにいきなり会いに行って怒りをぶつけるが「八つ当たりだ」と言われる
     ↓
     しかし悪のボスの差し金で
    そもそも両親も、両親を殺した奴も消されたのではないかと疑い、
    犯罪者を見逃す構造の「世直し」に目覚める
     ↓
     悪と戦うには自分も闇を取り込もうと、わざと罪を犯して刑務所に入って
    犯罪者心理を学んだり、
     闇の修験者のような団体と接して、
    精神修養や技を磨くなど紆余曲折の日々。
     親が殺されたのも親に力がなかったからだと、力に目覚める。
     ↓
     闇の修験者たちがどこかから捕えてきた悪人を殺せと言われるが
    現実に目の前に居る人間はたとえ悪いやつでも
    自分の手でとどめを差すことは出来ないと闇の修験者たちに造反し、
    なぜか全員修験者たちをボコボコにブチのめす。
     ↓
     生まれ育った治安の悪い街に戻り、世直しを始める。
    それに際して「シンボル」が必要だと
    仮面の男バットマンになる。
     ↓
     闇の修験者の集団も街にやってきていて、
    「こんな悪い街は滅ぼせ」と破壊活動を始め、
    バットマンと戦う。
     バットマンは彼らのテロから街を救う。 どうです?  まさに小林よしのりさんが戯画化したヒーローの思考の順序に当てはまっていますよね。 闇の修験者たちの破壊活動は、バットマンが誕生するひとつのバックボーンだったわけですから、ヒーローそのものの持つ破壊的な要素を分け持っていると取れます。   
     
     そしてこの話は続編『ダークナイト』につながっていきます。
     こっちの方をさらに大雑把に順序立てると、
    こうなります。
     
    バットマンのおかげで、
    仮面で世直しする<マスクマン流行り>が起きて
    正義の味方を気取る偽バットマンがはびこる
     ↓
     「ジョーカー」と名乗る、
    バットマンに対抗するマスクマンが
    現われ、秩序の反対の「混沌」をもたらす
     ↓
     バットマンは混沌を恐れ町中の人々の
    携帯電話をチェックして
    身内からもファシスト呼ばわりされる
     ↓
     殴り合いしてるやつが正義を唱えても
    限界があると悟り、
    表の正義を施行する地方検事を
    「光の騎士(White knight)」
    として押し立てる
     ↓
     ところがそいつが恋人の死に際して精神が錯乱して
    殺人を犯したため、バットマンはその罪を背負って、
    自分はしょせん表向きのヒーローじゃない!
    「闇の騎士(Dark knight)」でいいんだ!
    と闇に去っていく。
     
     この二作目は
    ヒ―ローが裏に回った策謀者となったり、
    悪を背負うということが強調されます。
     
     さらにその先は今秋公開された
    『ダークナイト ライジング』に
    続いていくわけですが、
     
     ヒーローというものを、
    誰もが考える、
    身近な人を救いたい、
    強くなりたいというレベルから、
     
     悪を生み出す構造にまで手を
    出さねばならないレベルまで想像を広げ、
     
     秩序を守るには悪になることさえ
    必要だというところまで思い至る・・・・
     
    このダークナイトシリーズは
    フィクションの中で
    出来るだけ、
     
    もし「正義」というものを
    「どっかで誰かが守ってくれるんじゃないの?」という
    棚上げをまったくしないで
    自分の側から考え詰めていったら
    どうなるか?という
    思考実験になっていると
    思います。
     
    つまりスーパーヒーローというものは
    「正義の思考実験」
    だと思うのです。
     
    それが「実験国家」たる
    アメリカに似てくるのは、
    ある意味必然なのかもしれません。
     
    かつて『ザ・ヒューマン』で
    ヒーローの思考を
    戯画化して描いた小林よしのりさんは
    数年前ゴー宣の欄外で
    公開されたばかりの『ダークナイト』について書き、
    バットマンを通して
    アメリカ人の「世界の警察」として秩序を守ろうとする覚悟を
    改めて思い知った・・・・
    と書いていたのを思い出します。
     
    アメリカ批判をすることが多い
    小林さんですが、アメリカのスーパヒーロー
    への親和性があるようです。
     
    そして「アメリカの正義」を
    否定できないところもあるのでしょう。
     
    その辺についても、
    当日は話を聞きながら
    語っていくと
    面白いんじゃないかと思います!
     
    ヒーローは
    いつでも
    現実を考える時に出てくる存在なのだと
    僕は思います。

    ヒーローを求める心について

    考えること。

    それは我々人間とは何かについて

    考えることなのだと思います。

    第31回ゴー宣道場「サブカル・ヒーローの本質に迫る」

    平成24年11月11日(日)午後1時 から『アットビジネスセンター東京駅八重洲通り』 にて開催します。

    「アットビジネスセンター東京駅八重洲通り」(住所:東京都中央区八丁堀1-9-8 明光商会本社ビル4階)は、JR 『東京駅』 の 八重洲口 より徒歩10分、日比谷線 『八丁堀駅』の A5出口 より徒歩2分です。毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。会場のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )詳しくは、http://abc-kaigishitsu.com/tokyo_yaesudori/access.html でどうぞ。

    入場料は、お一人1000円です。参加ご希望の方は、往復はがき に、『第31回参加希望』 と明記、さらに、



    1. 氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

    2. 住所

    3. 電話番号4. 年齢5. 職業(学生の方は学校名)6. 募集を知った媒体7. 応募の理由と道場への期待返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、



    〒152-8799



    東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め



    『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端



    まで、お送り下さい。



    応募〆切 は、平成24年10/31(水)必着。

    当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます


    当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい

    皆様からの多数のご応募、お待ちしております今回より、応募は

    従来の応募はがきに加え、

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  • ゴーマンなヒーローの正体

    2012-10-27 11:06  
    105pt
    by切通理作「しょくん、きみたちは正義のヒーローを
    いっぱい知ってるね?
     
    スーパーマン、バットマン、
    ウルトラマン、仮面ライダー、
    アンパンマン・・・・・・
     
    しかし、あれほど
    自分の正義を信じて疑わず・・・・・・
     
    相手を悪人と決めつけて
    よーしゃなく滅ぼす奴らって・・・・・・
     
    ほんとは自己中心的で
    ゴーマンなやつらかも・・・・・・
     
    まっこと、本当に
    愛と正義のために
    闘うヒーローがいたら・・・・・・
     
    それは
    こんなやつではないだろーか!?」
     
     これは、なんと小林よしのりさんが20年近く前に描いた漫画
    『ザ・ヒューマン』の出だしです(出帆新社『小林よしのり異常傑作選3』収録)。
     
     小林さんは、既に「ヒーローとは何か」
    をテーマにした漫画を描いていたのです。
     
     ここで登場する「ヒューマン」は小さな子供の
    姿ですが、スーパーマンばりの扮装でマントを
    たなびかせ、空を飛びます。
    (といっても、低空飛行しか出来ないのですが・・・)
     
    「愛と正義の人」を名乗るヒューマンは、
    漫画の冒頭、まず街中でひったくりに遭った中年女性を助けようとします。
     
     しかしひったくり犯のオッサンが
    「み、見逃してくれ!
    不況で会社が倒産して
    家族がハラすかして
    待ってるんだ!」と言うと、
     
     突然ヒューマンは号泣し
    「この人は悪くない!
    不況が悪いんだー!」
     と追手の警官をブチのめしてしまいます。
     
    「根っからの悪人なんていないんだっ。
    愛だ! 家族への愛をなぜ、
    否定できる?っ!」
     
     こうして見逃した犯人が、
    数日後今度は現金輸送車を襲い、
    公園で美少女を人質にとります。
     
    「ぼ、ぼくのせいだーっ
    ぼくがあの時
    あの男を見逃したせいで」
     
     テレビでその報道を見て
     急に反省したヒューマンは
    現場に直行しますが、
     
    やはりここでも犯人は
    「ヒ・・・ヒューマン、
    この金は
    かわいそーな人たちに
    寄付するために
    盗んだのだ!
    政府が何もしないから、
    オレは強盗までして
    寄付しよーとしているのだ!」と主張します。
     
    ガーンとなったヒューマンは
    取り囲んでいる警官隊に叫びます。
     
    「泥をかぶってまで
    人を救いたいなんて・・・
    君たちにできるかーっ」
     
    あげくの果てにヒューマンは
    スーパーパワーを使って、
    逃亡用の飛行機を用意しろという
    この犯人の要求通り、飛んでいたジャンボジェット機を
    強引に引っ張ってきます。
     
    そのあおりで街には大破壊が起こり、
    家々は木っ端みじんに吹き飛んでいくのです。
     
    これには犯人さえ頭を抱えます。
    「さ・・・さすがに
    こんな大惨事になっちゃ
    オレも良心がとがめるわっ!
    もう自首するっ!」
     
    ヒューマンは驚きます。
    「ええっ・・・
    なんてデリケートな人なんだっ!」
     
    この小林さんの漫画には、
    ヒーローの本質が鮮やかに書かれています。
     
    それは、はた迷惑な人であるということ。
     
    ウルトラマンが怪獣を倒しても、
    そのあおりで街を破壊しているじゃないかと
    ツッコミを入れる人がよくいますが、
     
    小林さんはそこを極端にデフォルメして、
    正義のために街が壊滅してもかまわない
    というヒューマンの行動として提示しています。
     
    「正義の味方」というのは、
    文字通り「正義の側に付く」人のことです。
     
    自分が正義だと思ったものの
    側に付くのです。
     
    現実にこのような人物がいたら
    大迷惑ですが、
     
    そんな大迷惑な存在を、
    フィクションの中では
    平気で受け入れている我々人間のおかしさを
    この漫画は戯画化しているのかもしれません。
     
    そう考えれば、
    このヒーローの名前が
    「ヒューマン」というのも、
    納得がいきます。
     
    人間、この不確かなもの。
    ヒーローそのものが、
    そんな矛盾を集約しているからこそ、
    我々はそこに惹かれるのかもしれません。
     
    ヒーローを求める心について
    考えること。
    それは我々人間とは何かについて
    考えることなのだと思います。

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    平成24年11月11日(日)午後1時 から『アットビジネスセンター東京駅八重洲通り』 にて開催します。

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  • 安倍晋三とネトウヨ突撃隊の言論弾圧の時代が来る!

    2012-10-27 11:04  
    105pt
    byトッキー/

    難病患者が、
    国を左右するような
    要職についてはいけない!!
    という警告を、当ブログでも、
    「小林よしのりライジング」の
    『ゴーマニズム宣言』でも、
    再三再四、発してきました。
    しかし、
    安倍”アサコール”晋三と、その応援団は、
    そういう批判を「難病患者に対する差別」だと
    すり替えて、言論封殺しようとしています。
    フジテレビ「とくダネ!」で
    キャスターの小倉智昭が
    ネトウヨの抗議を受けて
    あっさり謝罪した件は以前も書きましたが、
    それに関して安倍晋三は自身のFacebookで
    「同じ病(潰瘍性大腸炎)で苦しんでいる
    人たちを傷つけている」
    と、相変わらずのスリカエ批判をした上で、
    小倉氏に対して
    「テレビに出て来る資格無しです」
    とまで言ったそうです。
    そして、もっと呆れたことに、安倍は
    小倉が発言を謝罪・撤回したことを
    「多くの方が番組に抗議して頂いた結果でしょう。
    これは正にネットの勝利ですね」
    とまで書いている!
    http://news.livedoor.com/article/detail/7074105/片山さつきが支援者のネトウヨに
    「皆さんは本当に素晴らしい愛国者」
    と媚を売ったが、
    安倍晋三も全く同じなのです!!
    『ゴー宣』では、ネトウヨの抗議で
    小倉が謝罪した件に関して
    「それを許していたら、ネトウヨはナチスの突撃隊みたいになって、
    安倍晋三の批判を一切封じてしまうことだってやりかねない」
    と警告しましたが、安倍晋三はむしろ積極的に
    ネトウヨを自らの親衛隊として、
    自分への批判封じに
    利用したいと思っているのです!
    これは危険だ!
    匿名で束になったネットの圧力で
    言論を弾圧するネトウヨ突撃隊と
    がっちり手を組んだ難病総裁が、
    男系絶対、原発推進、TPP賛成の
    究極の亡国政策を掲げて
    次期首相を目指している!!
    これだけは、
    絶対に阻止しなければ
    なりません!
    日本の危機です!!


     

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  • ヒーローはなんのために生まれたのか?

    2012-10-24 15:39  
    105pt

     
    次回の第31回ゴー宣道場「サブカル・ヒーローの本質に迫る」でも、研究生として登壇させていただきます。よろしくお願いします。自分はアメコミに疎くて、記憶にあるのは『スパイダーマン』。
    最近だとアメコミヒーローがこれでもかと出てくる『アベンジャーズ』を見ました。
     
    日本のヒーローといえば、私、『アンパンマン』大好きなんですよー!
    子供のころ私が抱いた「ヒーロー」のイメージは、
     
     
    勧善懲悪! 正義の味方!
    悪いことはしてはいけないんだ!
    弱い者をいじめてはいけないんだ!
    困っている人がいたら自分が傷つくことになっても助けるんだ!
    悪とは戦うんだ!
     
     
    「いいもん」と「わるもん」に別れていて、わるもんは、なにがなんでも悪い。
    いいもんは、なにがなんでも、がんばって、わるもんを倒す。
    いまの子供たちでも、『アンパンマン』はこういった世界観を知る最初のヒーローで、
    これが成長に応じて、団結力や力をあわせることを必要とする戦隊ヒーローになり、
    人生という悲劇を背負って戦う変身ヒーローになり……。
     
    とはいえ
     
    私、『アンパンマン』本当に大好きなんですよー!(2回目)
     
    最近のアンパンマンはちょっと説教臭いなと思うんですけど、
    とくに、人助けに生きるアンパンマンと、自我を押し通そうとするバイキンマン、
    それぞれの出生と幼児期が描かれている最初の3話なんて、
    セリフに気合いが入っているので、正座して観てしまいます!
    アンパンマンのいいところは、
    バイキンマンがどれだけ悪いことをしても、こらしめることはあっても、
    絶対にとどめを刺さないところです!
    劇場版アンパンマンになると、この日ごろの成果が活かされて、
    バイキンマンがアンパンマンを助けるシーンが現れたり、
    バイキンマンが、人のために、壊れた橋をこっそり修理してあげたりします!
     
     
    原作者のやなせたかしさんが作詞した『アンパンマンのマーチ』の歌詞をよく知るようになってからも、さらに思いが深くなりました。
    アンパンマンは、特攻隊に志願して死んでいったやなせたかしさんの弟さんを投影させたものだとされています。
     
     
    そうだ! うれしいんだ生きるよろこび
    たとえ胸の傷が痛んでも
     
    なんのために生まれて なにをして生きるのか
    答えられないなんて そんなのはイヤだ!
     
    今を生きることで 熱いこころ燃える
    だから君は行くんだ ほほえんで
     
    そうだ! うれしいんだ生きるよろこび
    たとえ胸の傷が痛んでも
     
    ああ、アンパンマン やさしい君は
    行け! みんなの夢守るため
     
     
    私は今はこの精神で「ヒーロー」をとらえているので、
    日本の政治家にヒーロー、いるだろうか…と考えたり。
     
    切通さんと笹さんのブログにつなげるつもりが、
    アンパンマン・キャンペーンになってしまいました…。

    第31回ゴー宣道場「サブカル・ヒーローの本質に迫る」

    平成24年11月11日(日)午後1時 から『アットビジネスセンター東京駅八重洲通り』 にて開催します。

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