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大会後恒例のRIZIN広報・笹原圭一インタビュー。RIZIN.15の裏側を語り尽くします!
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――笹原さん! かなり面白かったRIZIN.15ですが、横浜アリーナの2階席まで埋まってましたね。
笹原 はい、おかげさまで。横浜アリーナをあそこまで埋めるのってなかなかできないですよ。
――笹原さんを前に、こーゆー言い方をするのは失礼なんですが……。
笹原 どうぞ。斉藤さんが失礼なことを言うのは慣れています。
――RIZIN.15のあのカードで横アリがあそこまで埋まるんだ!……って驚いたんですね。
笹原 どストレートに失礼じゃないですか! まぁでも実際は、かなり良いカード並んでいたと思いますけど。
――いや、わかります。楽しみなカードは多かったんですが、ここ最近のMMAってそのまま観客動員につながらない現状はありますよね。
笹原 あぁ、たしかに。……でも昨年の9月の那須川天心vs堀口恭司、大晦日のメイウェザーvs那須川天心でRIZINの地肩ができつつあるって手応えは感じますね。
――いわゆるブランド化ってことですね。
笹原 チケットを売るための地道なプロモーションはやっていますけど、何か大掛かりなことをやったわけではない……そう考えると、何も特別なことはやってないかも(笑)。
―― “疑惑のパッキャオ推薦ファイター”くらいですよね……。
笹原 斉藤さんの失礼さも、ほんっとに地肩がついてきましたね。あれは誤解というか、見解の相違ですよ。
――その見苦しい言い訳を聞きますよ。
笹原 だからこっちは「パッキャオの推薦選手」とは言いましたけど「パッキャオの弟子」とか「カール・ゴッチが木戸修のことを息子と表したように、パッキャオもフリッツ・ビアグタンのことをマイ・サンと言っている」なんて一言も言ってないわけです。サミ・リーの弟がクイック・キック・リーとか、グレートカブキの息子がグレートムタとか、そういうことですよ!
――よくわからないですが、ビアグタンはグレート・ムタであってグレート・ニタ(大仁田厚)ではないってことですか?
笹原 余計に混乱させるたとえを出さないでください!「パッキャオがフィリピンの若いファイターにチャンスを与えたい」ということでビアグタンに白羽の矢がたったわけですから、間違いなくパッキャオが「推薦」しているわけですよ。その推薦の意味をもっと丁寧に説明すべきだったとは思いますけど、武藤さんに向かって、「あなたは高千穂さんの息子じゃない!嘘つくな!」って斉藤さん、言えますか?って話ですよ。
――プロレス的なアングルを理解できないような野暮なマスコミは取材するな!ということですかね。
笹原 ボクはそんなこと一言も言っていませんよ!ムタはカブキの息子だということを1ミリも疑っていないってことを言いたいだけです。
――そんな言い訳よりも、パッキャオとの提携は今後も続くんですか?
笹原 今後もパッキャオといろいろとやっていこうという話になっていますね。またパッキャオ推薦選手が出てくるでしょうし。社長が会見でも言いましたが、いずれはパッキャオ本人をRIZINに上げることができれば、というのが最終目標です。その対戦相手候補として五味選手の名前を出したことで、五味選手本人はソワソワしているみたいですけど(笑)。
――「パッキャオとやるのは俺しかいない!」と(笑)。
笹原 まぁでも本当に引っ張り出せたら、カードはいろいろと妄想が膨らみますよね。
――メイウェザー推薦選手と3WAYマッチをやってほしいです(笑)。話を戻すと、いつもどおりにやっても反響があるってことはRIZINの認知度が上がってきてるとうことですね。
笹原 大会内容的にも手応えは感じているんですが、視聴率が……厳しいですね。
――視聴率になかなか結びつかない。どのジャンルにも言えることですが、世間とコア層の溝はどんどん深まってますよねぇ。
笹原 日曜日のあの時間帯の裏番組が本当に強いですよね。テレビ東京の『池の水ぜんぶ抜く』の勢いがなくなったと思ったらテレビ朝日系の『ポツンと一軒家』というモンスター番組が現れて……。
――那須川天心に池の水を抜いてもらったり、パッキャオに限界集落に住んでもらうしかないんですかね(笑)。
笹原 数字を見ると天心選手とRENA選手の試合はやはり取っているんですよ。とくに天心選手がメイウェザーとやったことで知名度が上がって、安定した数字が取れるようになっていますね。堀口(恭司)選手の会場人気は圧倒的ですし、朝倉未来選手の人気にも火が付きそうですし、それを視聴率にどう反映させるのか。簡単なことではありませんけど、まぁここは諦めずにやり続けます。
噂のメイウェザー興行との関係、北岡vsサトシのレフェリング、朝倉未来はライト級GPには出ない?……まだまだ続く!
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ベラトール参戦も夢があらますね。でも堀口、朝倉兄弟とかは日本で観たいですね。日本が盛り上がって、海外からドンドン選手が集まってほしいものです。