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――Zさん!アイスリボンの藤本つかさ選手と、ディアナのSareee選手の試合がきな臭い感じになってますが……。
――両者の舌戦もヒートアップしていますが、この試合をレポートした『週刊プロレス』ではSareee選手には受けの美学がないと辛辣気味で……いったい何が起きてるんですか?
Z 要するに女子プロって男子以上に出身団体の色が出るというか。アイスリボンは創始者のさくらえみ選手がやめてから7年近く経つけど、現在は藤本つかさ選手が引っ張っている団体。ベースはさくらえみプロレスで、そこに藤本つかさの色が加えられてるのがアイスリボン。Sareee選手は井上京子選手が率いるディアナ出身。一時期高橋奈七永選手のシードリングに移籍したんですけど、合わなかったのかすぐにディアナに戻った。
――そういえば、あっという間にやめちゃってましたね。
Z 高橋選手は全女出身なんですけど、全女・後期の人間。基礎は全女なんだけど、キャリアを積んでいく時期は特にコーチがいたわけじゃないから自己流に近い。
――高橋選手にインタビューしたときに全女消滅後は日高郁人選手なんかに教わってスタイルチェンジを計ったと言ってましたね。
Z ベースは全女だけど男子プロレスの影響も強いのが高橋奈七永選手。 となると井上京子選手の全女プロレスとはまた違ってくるんですよ。
Z たとえば元・東京女子プロレスの優宇選手はフリーとしていろんな団体に出てるんだけど、優宇選手は柔道をやっていて身体もできあがっていたこともあって、東京女子の中では圧倒的な存在だった。でも、東京女子をやめて仙女に出たときに一番下の岩田美香選手に負けちゃった。それは団体の格がどうのというわけじゃなくて、試合の組み立て方や練習から判断するに、一番下からやっていかないと難しいという判断が下されたんだと思う。
Z そういうこと。東京女子は男子がコーチしているし、やっぱり仙女とはスタイルが違うから、まずは一番下からやっていかないと、なかなか上では試合にならないってことだね。
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コメント
コメントを書くアイスリボンファンなので話題になるのは嬉しい、けどすいません!細かいところのツッコミなんですが、さくらえみ選手、退団してから10年経ってないです…
>>3
ご指摘ありがとうございます!
藤本つかさ、というかアイスリボンは、どんなに感情的に揉めても最後には「プロレスでハッピー」に帰結させるのが方針ですが、うまく進まなかった時は投げ出してしまいますよね。最近でも、DATEとか志田とか朝陽とか宙ぶらりんにしたままで。
「またか!」にならないかどうか、そんな意味でも、落とし所には興味あります。