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世界のMMAニュースを幅広くフォローするレンノカ@Rennokaさんがお届けするMMAまとめコラム。今回はトランプ大統領やロック様も参戦! ネイトvsマスヴィダル「ギャングスター最凶決戦」です!
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「この業界のギャングスターはオレとヤツしかいない……」(ネイト・ディアス)
すべては、このひとことから始まった
2019年11月2日、『UFC 244』、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン。そこには普段見慣れたUFCの光景とはまた別の異質の特別な空間があった。
コナー・マクレガーと2連戦を経て一躍トップに躍り出た悪童ネイト・デイアスが、ベン・アスクレンを秒殺して存在感絶賛上昇中ホルヘ・マスヴィダルを対戦相手に指名。ネイトの代名詞「Baddest Mother Fucker(バッデスト・マザー・○ァッカー)」をもとにUFCのダナ・ホワイト代表はBMFなるベルトまで製作。それは一夜限りの争奪戦となる架空ベルトとはいえ5万ドルの制作費がかかった代物。いまや大物俳優のザ・ロックことドゥエイン・ジョンソンが「ギャングスター最凶決戦」の勝者にそのベルトを巻きたいと自ら名乗りあげたほどの注目の高さとなった。
BMFの反響は各方面に及んだ。“ザ・ノトーリアス”コナー・マクレガーは「BMFベルトを(現実へのものへと)デザインしたのは俺だ」「勝ったほうと俺がやる」とうそぶいた。アメリカのレストランでは「チキンのお供にBMFスープはいかが?」と便乗商法する店まで出現。気がつけばUFCストアではBMFレプリカベルトが850ドル(約9万円)の価格で発売され即ソールドアウト。そしてそして、BMFという言葉が最もよく似合う政治家・トランプ米大統領までがMSGに来場するという、何からなんまで異例中の異例のファイトとなったのだ。
しかし、この試合はその危険なタイトルがあらわすように、すんなり無事に行なわれたわけではない。ネイトは試合10日前に試合キャンセルを匂わせたことで大騒ぎとなった。
「俺は来週のニューヨーク大会に出場しないことにした。ドラッグテストの数値から汚染サプリメントの可能性があると言われたんだ。でもそれは嘘だ。俺は自然食か天然食のサプリメントしか摂らない。肉すら食べないんだ。UFCとUSADAがこの件を解決しないかぎり、俺は試合をするつもりはない」(ネイト)
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