閉じる
閉じる
×
不定期更新「ジャン斉藤のMahjong Martial Artas」――今回のテーマはリアリティショーからこぼれ出したハルク・ホーガンの「リアル」です!
【1記事から購入できるバックナンバー】
【1記事から購入できるバックナンバー】
木村花選手の悲劇を招いたとして批判されているリアリティショー番組『テラスハウス』。出演者の日常を追う番組形式は、以前から世界各国のテレビ番組で用いられて人気を博してきた。アメリカンプロレス史上最高のスーパースターも、このリアリティショーに人生を翻弄されたばかりか、表現の自由のあり方を問う陰謀的裁判に巻き込まれていった。
ハルク・ホーガンファミリーのリアリティ・ショー「Hogan Knows Best」(ホーガン・ノウズ・ベスト)は2005年から2007年まで4シーズンに渡って放送された。出演したのはホーガン本人、リンダ夫人、長女ブルック、長男ニックの4人。ホーガンに出演オファーがあった当時はリアリティショーが大ブーム。出演者たちが私生活をさらけ出すことで人気と知名度を獲得し、スターの道を歩むケースが数多く見られたが、世界で最も有名なプロレスラーとして常にメディアに晒されてきたホーガンは、プライベートを露出することに懸念をおぼえていた。ホーガンは自著「MY LIFE OUT SIDE THE RING~わが人生の転落」で回顧する。
女房や子どもたちが、 リアリティ番組に関わるということがどんなものか、 ちゃんと理解していないのではないかという不安だった。そこである日の晩、俺は家族会議を開いて、こう切り出した。
「リアリティ番組はハードな仕事だ。何しろ、プライバシーがまったくなくなってしまうんだぞ」
「とにかく、軽い気持ちで番組に出演したら、自由が一切なくなって、牢屋に閉じ込められたような気分になるかもしれない。天気のいい日に海辺で遊びたいと思っても、撮影で行けなくなるかもしれない。朝から晩、時にはもっと遅い時間まで撮影は続くものなんだ。 ショッピングに行きたくても、撮影を優先させないと いけないんだぞ」とも付け加えた。そしてひとしきり話し終えると、 「それでも撮影を続けたい者は挙手してくれ」と言っ て採決を仰いだ。すると、家族全員が元気よく手を挙げてくれた。
この続きと、石渡奥さん、鈴木秀樹×サイモン、木村花、KNOCKOUT、北岡悟…などの6月更新記事が550円(税込み)でまとめて読める「11万字・記事21本の詰め合わせセット」はコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1917730
この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック! 1記事90円から購入できます!
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
コメント
コメントを書く
リアリティショーそのもの よりも、裏側 や 顛末 の方が 数倍エグイね。
家族再生のつもりが、結果的にトドメになった。ホーガン一家の崩壊が一番リアル
すごい、、、
当時のUSリアリティーショーブームは知っていましたが、ホーガンのこの話は詳しく知らなかったので衝撃を受けてます。。。
Netflixにハルクホーガンセックスビデオテープのドキュメント作があるね。
この作品、途中から主役はトランプに。
アメリカの象徴ハルクホーガンがら、
トランプの危険なヒールぶりを訴えかけてます。