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格闘家・石渡伸太郎の奥さまは、小料理屋の美人女将だった! 以前RIZINの煽りVにも登場してその美貌が話題を呼んでいた石渡 麗さん。石川の旅館や京都祇園の小料理屋を経て開業した西荻窪の小料理屋「日本酒おばんざい 梵」は中央線・西荻窪駅から徒歩5分の距離にあり、メディアや雑誌でもたびたび取り上げらている知る人ぞ知るお店。漫画家の弘兼憲史先生もお見えになったこともあるそうで、島耕作の世界に浸れる大人の空間なんです。それにしても格闘家と美人女将――まるで想像もつかない夫婦関係をずうずうしくもお伺いしました(聞き手・松下ミワ)
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――麗さんは石渡伸太郎選手の奥さまとしてRIZINの煽りVでも登場されてましたが、まさか有名な飲食店を経営されているとは思いませんでした!
麗 とくに隠していたというわけじゃないんですけど、お互いに自分の仕事を自由にやっていたので、そこは触れずにきたという感じなんですかね。
vs扇久保博正戦の煽りVより
――東京・西荻窪にある『日本酒おばんざい 梵』(東京杉並区西荻南2-24-7 YT西荻窪1F 営業時間:16時〜)は、いつからスタートされていたんですか?
――東京・西荻窪にある『日本酒おばんざい 梵』(東京杉並区西荻南2-24-7 YT西荻窪1F 営業時間:16時〜)は、いつからスタートされていたんですか?
麗 ちょうど5年前からです。これまでも飲食系のお仕事を転々として、いつかは独立したいなと思っていたので。
――じゃあ、調理も接客も全部ご自身で。
麗 はい。私が福井出身なので、福井のお酒とお料理を出すお店として始まって。西荻窪は縁もゆかりもない土地なんですけど、けっこう私が飲むほうなので。
――お強そうですよね(笑)。
麗 フフフ。一人飲みができる街というのは中央線沿いに多いじゃないですか。だから、一人でポッと寄れるウチみたいなお店と西荻窪はなんとなく相性がいいなと思って。たまたま物件が空いたので始めてみました。
――石渡選手もお店に来たことあるんですか?
麗 あります、あります。当時はまだ友達の頃でしたけど、減量食を食べに来たりしていましたね。
――おお、そういった頃から!
麗 当時、彼が住んでいた家がたまたまここの近くで、練習帰りに寄ってました。
――最初にお知り合いになったのも、このお店だったんですか?
麗 いや、もともと知人の紹介で、それで私が「お店を出しました」となったときに「家の近くだし、寄りますよ」と。知り合ったときには彼がファイターだということは知っていて、試合を観に行ったこともあったんです。それで、ある日「この日に試合がある」ということを教えてもらったのかな? それで「もしよかったら、減量食で出せるメニューなら出しますよ」「じゃあ、お願いします」という感じですかね。
――そういう流れで、ここで減量食を食べるように。
麗 周りがお酒を飲んでいる中、一人だけ静かに減量食を食べてましたね(笑)。
店内はコの字型のカウンター。おばんざいと日本酒が楽しめる
――格闘家の奥さんって日常からサポートをしたりと大変なイメージがありますけど……何か相談されたりすることもあるんですか?
――格闘家の奥さんって日常からサポートをしたりと大変なイメージがありますけど……何か相談されたりすることもあるんですか?
麗 一応あります。試合のファイトマネーの相談というか報告もあるし。彼、試合前に契約するんですよ、私と。
――麗さんと石渡選手が契約……? ど、どういうことですか?
麗 要するに、今回のファイトマネーはこの額なので、私の取りぶんはいくらという。その代わり、私が食事から水抜きから、なんでもかんでもお手伝いするという感じですね。
――ええええーー、画期的っ!
麗 それが毎試合。まあ家族なので、書面を交わしてとかそこまで厳密なものじゃないですけど。
――そんなケースは初めて聞きました。どちらが提案したんですか?
麗 いつのまにか自然とできましたかね。たとえばWINボーナスがあるんだったら「WINボーナスのうち、いくらはあげる」とか。
――面白い!
麗 生活費は彼持ちです。まあ、それとは別で彼の感謝の気持ちというか、そうやって感謝を表わしてくれているんだと受け取っています。……ビジネスライクな冷たいやりとりではないですよ(笑)。
――わかります! 石渡選手は家族関係に甘えてないってことですよね。いやあ、いま石渡選手の株がどんどん上がってます(笑)。
麗 私、今日はアゲに来てますから(笑)。
――ハハハハハ! 麗さんは石渡選手とご結婚されるまで、格闘技に興味はあったんですか?
麗 もう、ぜんぜんわからないです。観たこともなかったですね。彼と出会って初めて観るようになりました。観てみると「なかなか面白いもんだなあ」と。アドレナリンが出るというか、まあ、友達と飲みながらも観られますし。
――さすが酒好きのご感想(笑)。
麗 でも、試合前から試合後までの彼の生活を見ていると、なんというか、凄くつらくて厳しいスポーツだなと感じますね。普段のトレーニングもそうですけど、減量やケガもありますし……。
――過酷な職業の格闘家と生活するうえで、麗さん自身が何か大変に感じることやギャップみたいなものはありました?
麗 うーん、そういう質問ってよく聞かれるんですけど、じつは案外普通だなと思っちゃってるんですよねえ。たぶん、ウチはお互いにけっこう自立しているので、彼は彼でもう全部自分でできるから。だから、減量中にピリピリしたりとか、試合前だからといって私のほうが凄く気を遣うというということもないんですよ。
――それは意外でした。減量中なんか、ファイターはピリピリするものだとばかり。
麗 これは彼の持論なんですけど、「自分が好きでやってるから、他人に迷惑をかける生活はしない」ということなんでしょうね。
――おお、さすが石渡選手!
麗 練習のストレスとか、減量中にも食べたい気持ちとかはあるんでしょうけど、彼は家には持ち込まないです。まあ、強いて言えば、こっちが当たられるようなことをしたら、それは怒られますけど……でも、それは普通の夫婦喧嘩の範疇ですね(苦笑)。
――ハハハハハハハ。石渡選手が普段はあまり感情を外に出さないということもあるんですかね?
麗 いや、そんなこともないですよ。たとえば、一緒に道を歩いていて、このご時世にマスクしないでくしゃみを当ててきた人とかがいると、そういう人には凄くキレたりしていますので。
――モラルには厳しい(笑)。
麗 でも、家族はそんなことしないじゃないですか。ただ、減量なんて本当にイライラするものだと思うから、そういう衝突も起こりうることは想像できますね。ただ、ウチはないですね。
――石渡選手、できた人なんですねえ。
麗 フフフ。“できた人”ということにしましょう!(笑)。
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