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山形探検記2020〜なかたち石とケルアの謎
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山形探検記2020〜なかたち石とケルアの謎

2020-01-21 15:00

    まずは!
    オットセイ「ブロニー君」の墓の謎を追う
    前回の『ひろぐ』
    『山形探検記2020~ブロニー君埋葬の謎』
    に関してのお詫びだ!

    私の文章がつたないせいで
    一部の人々に
    山形の街を焼きブロニー君を殺したのが
    祖父「かいっつぁん」であるかのような
    勘違いをさせてしまったようである!
    とんでもない事だ!
    冒頭で記したかいっつぁんの「劇場全焼500円事件」は
    ”それぐらい山形の空気は乾燥している”
    という事を説明したかっただけで
    山形の大火とはまったくの無関係だ!
    祖父の名誉のためにも
    今後はさらなる文章力向上のため
    落ち着いて『ひろぐ』を記そうと思う!
    いや!
    うそだ!
    そもそも「落ち着いてひろぐ」という言葉が存在しない!
    私が猛烈に興奮した時にだけ
    この『ひろぐ』は記されるのだ!
    なので反省は言葉だけにしておく!

    よーく考えてみるとだ!
    毎年58日に始まる「千歳公園」での植木市において
    サーカスのテントが5月8日の植木市初日に焼失したのであれば
    オットセイ「ブロニー君」は
    1ステージもこなしていない可能性が高い!
    なのでその勇姿を見た者は
    山形には1人もいなかったのかもしれない!
    そう考えればブロニー君を「柏山寺」に埋葬したのは
    そもそも
    ”ブロニー君との別れを悲しんだ優しき山形市民”
    であろうはずがない!
    先日は勢い余ってほぼ浪曲のように書き記した
    興行師「森宮庄吉」と柏山寺の和尚によるやり取りだったが
    ”1人の人物が無茶を言って埋葬させた”
    という自説に関して
    なかなか信憑性の高い内容だったと
    我ながらうなずいたものである!

    そんな前後編の『ひろぐ』をプリントアウトした物を
    山形新聞の記者が「新関探検隊長」に届けてくれた!
    写真を見るとあまりにも神妙な表情なので
    何か気分を害する事でも書いてしまったかと
    少々気落ちしていたのだが
    どうやら打ち出した文字が小さかったためだそうだ!

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    ついでに同じ『ひろぐ』を読んでくれた
    「キッチュ」こと松尾貴史との
    LINEの私信をここに掲載する!

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    趣味と供養を両立させて私が作った
    「樹脂粘土」によるブロニー君は
    「オットセイに見えない!」
    「見るからにへんてこだ!」
    「ブロニーだから”ブ”というシャツは
     『ど根性ガエル』のゴリライモみたいで変だ!」
    との賛辞を各方面からいただいた!
    よってその仕返しとして
    粘土活劇『やめとけ!チキンマン』Facebookページにて
    ブロニー君の携帯電話待受画像を
    緊急配布する事にした!
    私が作る粘土活劇『やめとけ!チキンマン』には
    毎年5月8日にこのブロニー君を出演させようと考えているため
    デザインスタッフに番組ロゴをあしらってもらった次第だ!
    ページを訪れたついでにフォローまでしていただければ
    嬉しい限りである!

    はてさて!

    雪がまったくない
    よく晴れた
    まるで春のような山形市内を自転車で走り
    まずは新関隊長が教えてくれた
    「なかたち石」を探した!
    新関隊長から”なかたち石”という言葉を聞いた時
    私は直感的に
    「仲を断つ」
    という縁切りの願掛け石を想像した!
    『ひろぐ』にしばしば登場する
    笑いのパワースポット「高津(こうづ)神社」にも
    「縁切り坂」というのがあり
    その石段を下ると
    悪縁や病魔などと別れられると言われている!

    「なかたち石はそういう物じゃなく
     メディアの原点と言える石ですよ!」

    新関隊長の言葉に私は首をかしげた!

    「”仲を断つ”のではなく
     ”仲に立つ”という意味ですね!
     ある種のコミュニケーション・ツールなんです!」

    山形駅前の大通りをまっすぐ東に進めば
    やがて「諏訪神社(すわじんじゃ)」が左に見える!
    諏訪幼稚園のものすごく愉快なバスが走っていたら
    その辺りだ!
    私が子供の頃の繁栄からは
    ずいぶんとさびれてしまった山形市街なので
    なにしろ目印が少なく説明しにくいのだが
    そんな諏訪神社に行き着いたら
    少しだけ戻って1つ前の角を左(北)に曲がって欲しい!
    そのまままっすぐ進むと
    右(東)側の歩道に”なかたち石”は立っている!


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    そのまま真っすぐ行けば
    私の通った高校があるので
    そこはかつて私の通学路だったはずだ!
    しかし近年の頻繁な道路拡張で
    そこはまったく見覚えのない広い道になってしまった!
    なかたち石はその道沿いの「大日堂」入口にあった物らしいが
    やはり道路の拡張で大日堂の入り口が削られ
    なかたち石だけが歩道に取り残された状態にある!
    1861年に建てられた物だそうだが
    管理と手入れがよほど良かったのだろう!
    あたかも最近作られた物に見えるほど
    美しい状態だ!

    「片面には”たつぬる方”!
     もう片面には”をしへる方”と書かれています!
     つまり尋ねる人と教える人です!」

    そんな不思議な”なかたち石”のシステムを
    新関隊長に説明されて度肝を抜かれた!


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    例えばだ!
    行方不明になった人を探したい場合は
    尋ね人情報を紙に書き
    ”たつぬる方”の面に糊か何かで貼るのだそうだ!
    するとやがてそれを見た人の中に
    尋ね人を見かけたというような者があれば
    その情報をまた紙に書き
    今度は”をしへる方”の面に貼ると言うのだ!
    なんともシンプルながら
    たいそうよくできたシステムではないか!
    なんなら
    ”嫁が欲しい”
    ”働き手が欲しい”
    というような求人もここで行われた可能性があるらしい!
    つまりは婚活サイトやLINEバイトのような役割を
    たった1つの石が行っていたのである!
    ひょっとしたら
    息子が小さい頃に着ていた服を売りたい!
    子供が産まれたところなので是非譲って下さい!
    といったメルカリの役割も果たしていたかもしれない!
    携帯電話を失くしたら心臓が止まると信じている世代に告ぐ!
    スマートフォンでできる事の多くは
    道端の石1つで事足りるようだぞ!
    こんな面白い物が自分の通学路にあったとは驚きだ!

    普通に道端にある石なので
    触るなとも乗るなとも何とも書いていない!
    ならば次回帰郷した際には
    ”たつぬる方”の面に
    「この気になるビジュアルの郷土歌手は生きていますか?
     生きているならば今どこでどうしてますか?」
    と貼り紙をしてみようと思う!


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    「この”なかたち石”という物が
     全国にあった物なのか?
     もしあったとして
     それはやはり”なかたち石”と呼ばれていたのか?
     それを後藤さんに調べて欲しいんです!」

    なかなかの難題ではあるが
    これは「ラヂオ塔」と並び
    ”メディアの原点を探る”というテーマで
    おおいに調べる価値があると見た!
    もしもこれをお読みになって
    「わが町にも同じ役割
     もしくは同名の物がある!」
    という方は是非とも写真に撮って
    私宛にメールを送っていただきたい!

    lamprima2012@gmail.com

    というわけで
    こんなに珍しい物を歩道にほったらかしている山形を
    またしても寂しく思う私だ!
    この無関心の理由は
    一人一台という自動車文化圏によるものだと推測する!
    ほんの数10メートル先にゴミを捨てに行くのに
    つい車に乗ってしまう山形市民は
    こうした身近な珍物を一切見る事なく生活している!
    どうにも悲しい事だ!
    私ならば勢い余って山形駅の売店に
    こういうTシャツを置くだろうよ!


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    そんな与太話を心にひろぎながら
    その道をそのまま真っすぐ進む!
    じきにたどり着くのは
    今ではまったく映画館のなくなってしまった
    「シネマ通り」だ!
    かつて旭銀座(あさひぎんざ)と呼ばれたそこには
    いくつもの映画館が連立し
    私はそこで育ったと言ってもまったく過言ではない!
    旭銀座の角には
    その昔は山形日活という「ポルノ映画館」があり
    ネオンサインの中で激しいポスターが常に輝いていた!
    なのにそこは私の小学校のスクールバスの通り道だった!
    修学旅行で友達と大浴場に入る事を恐れる
    成長の早い5、6年生男子は
    山形日活の前を通ると急に読書などを始めたものだ!
    それでいい!
    そうやって子供時代に性衝動と格闘するのが
    理性ある人間として最も健全な成長だ!
    それを今ではみんなで見えないように隠すものだから
    大人になってから性衝動の抑制方法がわからず
    大変な事件を起こしても罪の意識を感じない輩が
    わさわさと生まれ出ているのだ!
    やがてそんな山形日活は山形駅前の地下に移転し
    その建物は山形シネマプラザという通常の洋画館になった!
    そこで観た
    『悪魔の毒々モンスター』
    『死霊のはらわた』
    私にとって生涯大切な映画である!
    さらにそこは
    私が高校を卒業し
    明日いよいよ大阪に旅立つというまさに前日!
    フランシス・フォード・コッポラ監督の
    『コットンクラブ』を観た映画館でもあった!
    そんな山形シネマプラザも
    現在はカラオケ屋さんになっている!
    さて!
    そのカラオケ屋さんの前に立って
    来た方向を振り返ってみよう!
    向かいにはなんという事のない古い建物がある!
    ところが!
    それを見上げると!

    「ビルの上がアーチ状になっていましてね!
     そこにカタカナで”ケルア”って書いてあります!」

    新関隊長が私に投げかけた新たな珍スポット!
    通称「ケルア遺跡」だ!


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    残念ながら三文字をうまく撮ろうとすると
    どうしても文字に電線がかかってしまう!
    一番右の文字が外れて落ちているが
    その接着痕から
    そこにあった文字が「ア」である事は推測できた!


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    それにしても「ケルア」の意味がまったくわからない!
    もしも書かれているのが「イロハ」や「アイウ」ならば
    なんらかの順番を示すものであり
    建物1つ1つの目印的な役割を果たしていたと推測できる!
    ところが書かれている文字は生涯聞いた事もない組み合わせ
    「ケルア」だ!
    私は高校通学時に毎日「ケルア遺跡」を通過していた!
    古さから見て
    私の高校時代どころか
    私が生まれる前からあったはずだ!
    なんなんだ「ケルア」は!

    「あれは確かにものすごく古い物です!
     つまり!
     左から読んじゃいけないんですよ!」

    なんと!
    そうか!
    このカタカナは昔式に右から読むのが正解なのだ!
    つまり・・・
    つまり・・・?
    「アルケ」・・・。

    まぁ・・・
    そう言うなら歩くが・・・
    だったら自動車や自転車
    走ったりスキップしたりする人に
    よく見える位置に書くべきじゃないか!
    真下から見上げなければいけないこの位置では
    誰にも見る事はできない!
    現に私はこれを一度も見上げた事がなかった!


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    ここでまた新関隊長の言葉に
    私のしりこ玉が飛んだ!

    「実はね!
     あれで終わりじゃないんです!
     あの三文字の後には”イ”と”ド”があったはずです!」

    「イ」と「ド」
    つまり・・・「アルケ・・・イド」
    アルケイド?
    歩け井戸?
    アルケイド・・・
    歩け緯度・・・
    アルケイド・・・
    ある経度・・・
    アルケイド?
    アルケイド!
    アルケイド!!
    Arcade!!
    アーケードだ!!!!

    三文字の左に「イ」と「ド」があったとすると
    そこは先程”なかたち石”からまっすぐ走って来た
    私の通学路にさしかかってしまう!
    しかし書かれていた文字が「アルケイド」だったとすれば
    どうやらかつてはその道路の上に
    屋根か門のような物があり
    これらの文字はその存在をアピールしていたというわけだ!
    古い絵葉書を販売しているサイトで
    それを証明する写真を発見した!

    絵葉書資料館「山形市 旭銀座と映画街」

    この写真の右側に写っているのが
    紛れもなく後に「ケルア遺跡」となる建物だ!
    しかし「ケ」よりも向こうにまだ建物が続いている!
    「イ」と「ド」が存在したのだ!
    そして山形日活になる前には
    10日から『我等の仲間』が上映される
    洋画館だった事も伺える!

    この道を更にまっすぐ行けば
    そこにはブロニー君の墓が立つ柏山寺がある!
    なんと驚くなかれ
    ”なかたち石”と”ケルア遺跡”と”ブロニー君の墓”は
    ほぼ1本の道上に存在するのだ!

    この道が特別に開発の遅れた道だとは思わない!
    山形にはまだまだ道路拡張不可能な細道や裏道が存在する!
    私はこの歳になって
    はるか30年以上も昔に離れてしまった山形に
    猛烈な興味を抱いているのだった!

    山形は観光客誘致として
    ものすごくピントのずれた投資をする事が多い!
    そんなのよその県にもあるよ
    という物に敢えて多額の資金を投じてみたりする!
    山形にしか存在しない世にも珍しい物は
    既にたくさんあるのに
    それが見えずに迷走している!
    稀に現れる新関隊長のような人物が
    それを正しい方角に向けようと努力している!
    大阪という遠方で暮らす私だが
    今後も新関隊長やその組織と連携し
    故郷がとんでもなく不思議で変わった街である事を
    アピールできたらと思う次第だ!

    以上が山形探検記2020の全貌である!
    あなたが住む街にも
    きっとあなたが見落としている
    世にも珍しい何かがあるはずだ!
    せめてこの『ひろぐ』を読んだ今日は
    車に轢かれない程度に
    いっぱいきょろきょろして歩いて欲しい!


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