一方、「超」がつかないまでも、富裕層の数も増えている。それは、ブランドの売上げが伸びていることから分かる。高級時計や高級バッグ、高級車などの売上げが、どんどんと増えているのだそうだ。そういうふうに、今は金持ちがどんどんと増えているのである。
なぜ金持ちが増えたかというと、多くの人は、アジアの新興国が伸びてきているからだととらえる。しかしぼくの見立てはちょっと違う。
ぼくは、お金持ちが増えているのは、格差社会が広がっていることの現象の一つととらえている。格差が広がったことによって、お金持ちはさらにお金持ちになった。そうして、結果的に富裕層や超富裕層の数が増えているのだ。
ではなぜ格差社会が広がると、お金持ちはさらにお金持ちになるのか?
これをラーメン屋に喩えて説明したい。
コメント
コメントを書く複雑な世の中が回るスピードが速くなっていく時代では、最高と最低の2つの極値に向かう流れを見ながら、それらに共通する型を見つけて対応していくことが重要なのでしょうか。
>>1
その通りですね。最高と最低は実はメビウスの輪のように離れているものでもありながら隣接しているものでもあるんです。その部分にコミットすることが、今後の競争社会では求められるようにも思います。