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マクガイヤーチャンネル 第230号 2019/7/17
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おはようございます。マクガイヤーです。

連休を利用して久しぶりに海に行こうとしたのですが、雨で中止になってしまいました。最近、週末になると雨続きで何もできないのですが、晴れたら晴れたで暑いと文句言いそうな気もします。

あ、そうそう、次回7/21の放送は、皆ちゃんと選挙で投票してから観てね!


マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。



○7月21日(日)19時~「ピクサーの私小説としての『トイ・ストーリー』」

7月12日(金)よりピクサーの新作『トイ・ストーリー4』が公開されます。

誰しもが完璧な結末と感じた『トイ・ストーリー3』のまさかの続編です。

しかし、『3』を観た自分は、この展開を薄々ながら予想していました。ピクサーは常に変化しています。『3』にはそれまでのピクサーの変遷が詰まっていました。血を分けた兄弟といえるディズニー・アニメーション・スタジオはピクサーにとって最大のライバルとなり、ジョン・ラセターはセクハラにより退社しました。『トイ・ストーリー』はピクサーが存続する限り作られるのかもしれません……というような解説をする放送を行ないます。

アシスタントとして、声優の那瀬ひとみさん(https://twitter.com/nase1204)に出演して頂く予定です。



8月11日(日)19時~「最近のマクガイヤー 2019年8月号」

いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。



8月18日(日)19時~「『ライオン・キング』とどうぶつが喋る映画」

8月9日より『ライオン・キング』が公開されます。本作は1994年に公開されたディズニーの長編アニメーション映画作品『ライオン・キング』を実写……っぽいCGでリメイクした作品です。

『美女と野獣』『アラジン』と、90年代の名作ディズニーアニメが続々と実写映画化されていますが、本作が他作品と大きく異なる点は「どうぶつが喋る映画」であるという点です。監督を務めるのは、『アイアンマン』で有名なジョン・ファヴローですが、同じく「どうぶつが喋る映画」であった2016年版『ジャングル・ブック』を買われての起用であることは間違いありません。なんでも『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に出演しながら撮ったそうです。

そこで、ジョン・ファヴローや94年アニメについて紹介すると共に、「どうぶつが喋る映画」の観点から『ライオン・キング』について解説する放送を行ないます。

アシスタントとして、声優の那瀬ひとみさん(https://twitter.com/nase1204)に出演して頂く予定です。



8月4日(日)夜に阿佐ヶ谷ロフトでイベントやります

https://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/123166

これまで3回、「エロ」をテーマに山田玲司先生と一緒にトークイベントを行ってきましたが、仕切り直して再度行います。

今度のテーマは「デート」。

デートの意義や是非を問う「そもそも論」から、「映画やアニメに登場するデート」についてのクロニクル、好きな人に愛される「実践的デートテクニック」、絶対笑える「究極の妄想デートプラン」まで、「デートのすべて」を語り尽くします。

もちろん、普段のニコ生放送では話せないオフレコトークも解禁! 司会はお馴染み編集者のしまさんです。さらに、今回はなんとゲストコメンテーターとして、手塚るみ子さんの登場も決定しました。

恋活盛り上げたい方も、恋バナ苦手という方も、どちらも楽しめる内容です。ご参加はじめての方も、ぜひ遊びに来てください!



○藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本の通販しています

当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。

https://macgyer.base.shop/items/19751109



○『やれたかも委員会』に取材協力しました。

『やれたかも委員会』(https://note.mu/yoshidatakashi3/n/na63c34ee5adc)の「童貞からの長い手紙」に取材協力しました。単行本1巻分のエピソードになるそうです。

ちなみに基になったお話はこちら

https://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar1011063





さて、今回のブロマガですが、インセクター佐々木さんと一緒に「昆虫千手観音像」をみに行って来ましたので、報告させて下さい。


●昆虫千手観音像とは

先々月、東京ドームシティで開催されていたアウトサイドジャパン展(https://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar1765659)を観覧したのですが、そこで展示されていた昆虫新田義貞像が凄かったのですよ。


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群馬県に住んでいた稲村米治さんが1970年に約5000匹の昆虫を使って作り上げた像なのですが、大量の昆虫をくみ上げる技術やセンス、なによりもインパクトが圧巻の一言でした。

調べてみると、稲村米治さんは生涯で二体しか昆虫像を創らなかったそうなのですが、もう一体の「昆虫千手観音像」が稲村さんの地元である板倉町中央公民館に展示されているそうなのです。

板倉町中央公民館は群馬県の東端にあるのですが、自分の住む川越市からは車で1.5時間ほどです。

せっかくなのでインセクター佐々木さんをお誘いし、夏休みの行楽気分で行って来ました。


●板倉町中央公民館の昆虫千手観音像


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いかにも平和そうな田舎の田園の中にある板倉町中央公民館。連休のせいか、駐車場はガラガラです。


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公民館に入り、ロビーらしきところに行くと、お目当ての昆虫千手観音像がありました。


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大迫力! なんと約2万匹の昆虫を使っているそうです。新田義貞像の約四倍ですね。


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あまりのデカさと、ガラスケースに入っているので全身を撮影するのが難しいのですが、インセクター佐々木さんと比べるとこんな感じです。おそらく防腐と保存の目的でガラスケースに入っていると思うのですが、像が繊細かつ大きいので、絶対に移動できなさそうな感じです。


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ネットで画像をみた時には全く気付かなかったのですが、像の額というか冠の部分にはカミキリムシの蛹が飾られています。千手観音像の冠には、11面または27面の顔がついているのですが、特に、昆虫千手観音像がモデルにしたという唐招提寺金堂の千手観音像(https://www.toshodaiji.jp/about_kondoh.html)の冠の中央部には小さい仏の像があり、これを再現しているものと思われます。

佐々木さんによれば、柔らかい蛹は標本にするために乾燥させると縮んで原型を留めなくなるそうなのですが、これを防ぐために表面に樹脂的なものを塗っているのではないかとのことです。


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台座や仏塔も全部昆虫でできています。