A:事実関係

南スーダンPKOに派遣の陸自部隊、撤退へ 政権が決定

安倍政権は10日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣している陸上自衛隊の施設部隊を撤退させる方針を決めた。南スーダンには2012年1月から派遣し、道路整備などに従事。しかし、大統領派と前副大統領派の間で激しい戦闘が起きるなどしており、国会で批判を浴びていた。

B:評価

1:国連PKO派遣には次の5原則を持っている。

PKO参加5原則

(1)紛争当事者間で停戦合意が成立(2)日本の参加に現地政府や紛争当事者が同意(3)中立の厳守(4)以上のいずれかが満たされなければ撤収可能(5)武器使用は必要最小限

 しかしながら、現状においては激しい戦闘が続いており、(1)紛争当事者間で停戦合意が成立の状態ではない。

 すでに、自衛隊の周辺で戦闘が起こり、それを記載した日誌を焼却した、しない